SNSに疲れたユーザーが注目をし人気が高まってきている【Snapchat】。
ただ、新しいアプリということで、危険度が気になるところだと思います。
この記事では、Snapchatの危険度や、利用する際の危険度の高めないコツなどをご紹介します。
目次
【Snapchat】危険度は高い?考えられる危険性
さっそくSnapchatの危険度について調査したことをご紹介します。
アカウント登録に電話番号かメールアドレスが必要
Snapchatを始めるには、アカウント登録が必要です。また、アカウント登録をするには電話番号かメールアドレスの登録が必須です。
Snapchatの運営会社の情報の取り扱いがどうなっているかはわかりませんが、電話番号もしくはメールアドレスの漏洩する危険性は考えられます。
個人情報の取り扱いに関しては現在非常に厳しく言われているため、簡単に漏洩するとは考えにくいので危険度が高いとは言えませんが、外部からサイバー攻撃される可能性もあるので覚えておきましょう。
他のアプリへのアクセス許可を求められる
Snapchatを使っていると、「通話」と「連絡先」アプリへのアクセス許可を求められます。
連絡先に入っている知り合いとSnapchat内でも繋がるために連絡先へのアクセスを求められますが、その連絡先の個人情報がSnapchatに提供せざるを得ないため危険度が高いとも考えられます。
スクリーンショットで保存される
Snapchatの特徴で後述しますが、投稿した内容が見れる期間は決まっています。
ものすごく短い時間しか投稿を見られないのが特徴ですが、たまたま見ていたフレンドがスクリーンショットを撮影していると保存されてしまいます。
そのスクリーンショットを他のSNSなどに投稿されてしまうという危険度があるため、すぐに消えるから大丈夫だと思うのは危険です。
過去に運営企業の社員が個人情報を盗み見ていた事件あり
Snapchatでは、過去に社員がユーザーの個人情報を盗み見ていた事件が発生していました。
SnapLionという不正ツールを使ってユーザーの個人情報にアクセスし、収集していたとい元従業員が発表しました。
企業として発表しているわけではないので、実際に事件として扱われているかは不明ですが、不正ツールを使えば個人情報にアクセスされてしまう可能性があるため非常に危険度が高いと言えます。
ただ、現在リリースされているアプリの多くは個人情報にアクセスされるものも増えているため、危険度の高いアプリを使わないためには、どんな企業が運営しているのかも気にする必要があります。
【Snapchat】安全に使ってもらうためのガイドラインを設けている
Snapchatでは、ユーザーが安全に使うためのガイドラインを設けています。
ガイドラインを守って使っていれば個人情報の漏洩やプライバシーの侵害などのトラブルからは身を守れると発表しています。
ただ、前述した元従業員が不正ツールを使った事件は、企業が掲げたガイドラインを守らずに個人が行なっている可能性があるので、ガイドラインがあるからといって危険度が下がるわけではないので注意しましょう。
【Snapchat】危険度を自身で高めないための使い方のコツ
ここまでは、Snapchatの危険度やガイドラインについてご紹介してきました。
それでもSnapchatを使いたいと思っている方に向けて、危険度を上げないためのコツをご紹介します。
デジタルタトゥーとして残る危険性を考慮する
2023年2月時点でも「バカッター」や「バカスタグラム」などとして注目されていますが、SNSに投稿した内容は「デジタルタトゥー」として残る危険性を考慮しておきましょう。
今注目をされているものはそもそもやってはいけない行為ですが、他の人に迷惑をかけるような行為や世間からバッシングされるような行為でなくても何年後かに見返した時に恥ずかしいと感じる写真や動画もデジタルタトゥーとして残る可能性があります。
特に顔出し写真や個人を特定できるような写真などを投稿するのをやめるだけでSnapchatの危険度は下げることができます。
公開範囲を設定する
Snapchatに限ったことではありませんが、多くのSNSでは公開範囲を設定することができます。
SNSの面白いところは、現実社会ではつながれないような人と簡単に繋がることができるところではありますが、位置情報を共有できるSnapchatのようなアプリでは注意をしておかないと全く知らない人に自分の生活範囲を知らせてしまいます。
位置情報を共有してしまったことでストーカー行為に遭うなどの実際の事件に繋がる危険性があるため、危険度を下げるなら公開範囲は実際に知っている人のみに設定しましょう。
パスワードなどのアカウントのログイン情報を他人に教えない
Webサービス全般に言えることですが、パスワードなどのアカウントのログイン情報を他人に知られないことで危険度を下げることができます。
自分のデバイス以外でログインせざるを得なくなるようなことがあった場合、借りたデバイスでログイン情報が残ってしまうとログインされてしまう危険性があるため残らないように注意しましょう。
推測されやすいパスワードを設定しない
世間で言われていることですが、推測されやすいパスワードを使ったり使い回すことで簡単にログインされ、アカウントを乗っ取られる危険性が高まります。
現在はほとんどメールアドレスを使うことはないので友人などにメールアドレスを知られることはありませんが、パスワードを誕生日など推測をされやすいものにするとアクセスされる可能性が高まるため極力推測されないようなものにしましょう。
2段階認証を活用する
現在多くのWebサービスでは、2段階認証のセキュリティを設けていますが、Snapchatでも2段階認証を使うことで危険度を下げることができます。
2段階認証では、メールアドレスとパスワード以外に、ワンタイムパスワードを使うことでログインすることで、設定した電話番号やメールアドレス以外には送られてこないのでセキュリティを高めることができます。
知られても問題のないメールアドレスで登録する
現在、連絡手段としてメールアドレスを使うことは減っているのでそこまで重要ではありませんが、知られていないメールアドレスや、個人情報の紐付きがないメールアドレスで登録することで危険度を下げることができます。
おすすめユーザーの表示をオフにする
Snapchatではおすすめユーザーが表示される仕様になっています。おすすめユーザーの表示設定をオフにするだけで危険度を下げることができます。
- 設定>おすすめユーザー>おすすめユーザーをオン
ゴーストモードで位置情報を隠す
Snapchatには「Snap Map」という位置情報を共有できる機能が備わっています。
ただ、位置情報を共有することで、自分がどこにいるのか簡単に知られてしまいます。
自分の位置を知られたくない場合は、ゴーストモードを有効にすることで位置情報を隠すことで危険度を下げることができます。
不快なユーザーはブロックを活用
不快なユーザーに遭遇してしまった場合は、対象のユーザーをブロックすることで危険度を下げることができます。
自分で対処しきれない不正行為にあった場合は運営に通報する
Snapchatで自分で対処できないような不正行為に遭遇してしまった場合は、運営に通報して対処してもらいましょう。
また、実社会に悪影響を及ぼすようなことがあるなら、家族などの身内や、事件に繋がる可能性があるなら警察に相談するのもおすすめです。
Snapchatでは投稿が短い時間で消去されるので安心かもしれませんが、危険な目に遭う可能性も考慮しておきましょう。
【Snapchat】6つの特徴
ここからは、Snapchatの6つの特徴をご紹介します。
投稿が最長10秒で消える
Snapchatでは投稿が最長10秒で消えるという特徴があります。
一般的なSNSでは投稿したらずっと残るのが普通ですが、投稿はほとんど残ることがないので、過去の投稿にはそこまで意識する必要はありません。
最長24時間のストーリー機能もある
Snapchatでは、Instagramのように最長24時間で消えるストーリー機能もあります。
少し長めの投稿をしたい場合はストーリー機能を活用しましょう。
ARフィルターで個性を出せる
SnapchatにはARフィルター使って写真や動画を編集する機能が備わっています。
犬や猫などの動物になれるフィルターや、ディズニーのキャラクターのようになれるフィルターも備わっているため個性を出すことができます。
他のユーザーとチャットができる
Snapchatのメインの機能は、他のユーザーとチャットをするためのコミュニケーションツールです。
チャットツールに位置情報の共有機能がついているので、LINEなどとは少し違った使い方をすることができます。
有名人も利用していることを公表している
Snapchatは、日本の有名人だけでなく世界の有名人も使っていることを公表しています。
- 日本の有名人:渡辺直美、ローラ
- 世界の有名人:ジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ
有名人が使っているからと言って危険度が低いというものさしにはなりませんが、完全に怪しいアプリということはなさそうです。
SNS疲れを感じにくい
多くのSNSではいいねなどのアクションをもらうことを目的にしているユーザーが多くなり、それが理由でSNS疲れを感じるユーザーも多くなっています。
ただ、Snapchatではいいねなどのアクションはなく、投稿も10秒で消えるため、自分が使いたい時にのみ投稿できるので、SNSに疲れたユーザーが新たに使うサービスとしてはおすすめです。
20代以下を中心に人気
前述した通り、SNS疲れでTwitterやInstagramから離れてしまったユーザーを中心にSnapchatが人気が高まっています。
メインのユーザー層は、20代以下と言われています。
【Snapchat】アカウントが不要になった場合の退会手順
では、Snapchatのアカウントが不要になった場合の退会手順をご紹介します。
- カメラ画面に左上にあるアイコンをタップ
- 設定ボタンをタップ
- 「ヘルプセンター」をタップ
- サポートページのフォームに「アカウント削除」と検索する
- 「アカウントポータル」をタップ
- ユーザーIDとパスワードを入力する
【Snapchat】の基本情報
最後に、Snapchatの基本情報を確認しておきましょう。
Snapchatとは?
そもそもSnapchatとは、LINEのようなコミュニケーションツールにSNSが足されたようなサービスです。
チャット機能を使って友達とコミュニケーションをしたり、SNSのように投稿したりすることができます。
1台のデバイスで複数アカウントを同時運用は不可
Snapchatは1代のデバイスで複数のアカウントを同時に運用することはできません。
ただ、SnapchatはWeb版もリリースされているので、一部使えない機能もありますが、どうしても複数運用したい方はウェブ版を活用してみてください。
12歳未満は登録不可
Snapchatは12歳未満は登録ができません。インストール自体も12歳未満にはできないようになっています。
アカウントの登録は年齢を誤魔化してしまえばできてしまいますが、そもそもアプリのインストールをすることができないので、12歳未満の方は親御さんに相談してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?Snapchatの危険度の高さについてご紹介してきました。
過去に元社員が個人情報を盗み見ていたと言う事件も発生していたようですが、それ以降は個人情報の漏洩などが起きたと言うような話は出てきていません。
Webサービスは非常に便利ですが、どんなにセキュリティを高めてもサイバー攻撃によって個人情報の漏洩の危険性は完全には払拭できないのが現状です。
Snapchatに限らず、SNSを使いながら大切な個人情報を守るには、ユーザーの意識も大切です。この記事がWebサービスを使う方の少しでも参考になれば幸いです。