cinebench(シネベンチ)の使い方は?15と20の違いは?

パソコンに詳しくなり始めたら気になってくるのは自分の使っているパソコンのCPUの処理能力。この記事ではCPUの性能を測ることの出来るcinebench(シネベンチ)R15・R20のダウンロード方法や使い方、スコアの見方などを解説していきます。

cinebench(シネベンチ)はCPUの性能をスコアで表示するソフト

シネベンチとは、ドイツの老舗3Dグラフィックスソフトメーカー「MAXON」が無料で公開している、パソコンに使われているCPU(中央演算処理装置)の性能を測ることの出来るソフトウェアです。同社が開発したcinema 4Dというソフトでも使用しているグラフィックエンジンを使用しており、CPUのみを使って高精細なCGグラフィックを生成することにより高負荷を発生させることで、CPUの性能を測ります。同じベンチマークソフト内でマルチコア性能、シングルコア性能をそれぞれ測定することができます。製造メーカーや発売した年代などの影響を受けにくく、現在稼働しているCPUの性能を正確に測定することができるので、PCマニアの間でもシネベンチは定番のCPUベンチソフトとなっています。難しい操作がなく、スコアも一目見ればわかるようになっていて初心者でも簡単に使用できるのも人気の理由の一つです。

R15とR20の違い

シネベンチR15は、長い間定番のCPUベンチマークソフトとして多くのPCユーザーに使用されていて、新しいCPUやPCが出てはベンチマークが残されてきました。その為発売年数が違うCPUでも多くのベンチマーク結果が残っており、蓄積されたデータ量が豊富にあります。また、付加機能としてOpen GL(GPU)ベンチマークもあり、一石二鳥のソフトウェアです。

一方でシネベンチR20はR15の後に発表されたバージョンアップ版という形です。R20の方がR15に比べてレンダリングに8倍の処理性能と4倍のメモリ容量が必要になり、より複雑で高負荷のベンチマークテストが行えるようになっています。ひと昔前のCPUに比べて、現在のCPUはシングルコア性能の向上やコア数の増加などにより高性能化が進んでいます。そういったCPUに対応すべく、ベンチマークも高負荷をかけられるものへと変化しました。

測定の際にかかる負荷がR15とR20では異なる為、互いのスコアは単純に比較はできず、一般的にはそれぞれのソフトの中でのみ通用するスコアになっています。また、R15には搭載されているOpen GL(GPU)テストはR20では無くなっており、よりCPU性能を測定するのに特化したベンチマークとなっています。

cinebench(シネベンチ)のインストール方法

シネベンチR15・R20のインストール方法を解説していきます。シネベンチR15については公式サイトでの配布は終了していますが、windowsでのみダウンロードできるサイトがありますので、そちらをご紹介します。

【インストール方法】cinebench R20

1.まずこちらのサイトにアクセス

2.入手をクリックします。

このままダウンロードすることはできません。Microsoft storeへ誘導されるので、そのまま移動して下さい。

3.入手をクリックしてダウンロードを開始します。

シネベンチには年齢レーティングが設定されているので生年月日の入力を求められる場合がありますが、3歳以上対象なのでおそらく引っかかる方はいないでしょう。

4.ダウンロード終了後、起動ボタンを押すとソフトフェアが起動します。

初回起動時のみ「使用許諾に同意しますか」という文章が現れますので「accept」をクリックして同意します。

以上でシネベンチR20の導入は完了です!かなり簡単に導入できたのではないでしょうか?使い始める前に設定する項目がありますので、この後の「cinebench(シネベンチ)の使い方」でご説明します。

【インストール方法】cinebench R15

シネベンチR15は公式での配布が終了しています。その為、現在配布を行なっているのは外部サイトとなっており、Windows版しかダウンロードできません。公式のサポートなどはありませんので、あくまで自己責任でのダウンロードをお願い致します。

1.こちらのサイトへアクセスします。(“The Guru of 3D”という海外ダウンロードサイトへ繋がります。)

2.ページの下の方にある「Download Locations」から、本家のサーバー「Download from Author」かミラーサーバー「Download Mirror EU – Netherlands (10 Gbit/s)」を選択してダウンロードを開始します。

クリックして5秒ほどでダウンロードが開始します。基本的には上の本家のサーバーの方をダウンロードで大丈夫です。ダウンロードできない場合にミラーサーバーの方を試してみましょう。

3.ZIPファイルを解凍して、ファイルを展開します。

 

4.展開したファイルの中に「CINEBENCH Windows 64 Bit.exe」というファイルがあり、これをクリックするとすぐにシネベンチR15が起動します。R20と違い、インストールをせずにこのまま実行できます。

R20の時と同様に利用規約の同意を求められますので「accept」を押して同意しましょう。

以上でシネベンチR15の導入が完了しました!基本的なファイルの操作のわかっている方であればそれほど難しくはないかと思います。次の項目ではベンチマークを使い始めるまでの設定などをご説明します。

cinebench(シネベンチ)の使い方

ここまでで導入が完了し、あとは「RUN」ボタンを押して測定開始…ですがその前に少し設定をしましょう。少しの手間を加えるだけで得られる情報が変わってきます。今回の例ではR15の設定を行っていますが、基本的にはR15もR20も同じように設定を行えばいいので、R20の設定を行う方も参考にして下さい。

ソフトを起動して、左上にあるメニューバーの「File」を開いて「Advanced Benchmark」のチェックを入れます。

テスト項目の中にCPU、CPU(single core)、MP Ratioというのが現れたかと思います。これによりCPU全体の性能(マルチコア性能)、CPU内の1コアあたりの性能(シングルコア性能)、CPU全体の数値をシングルコア性能で割った数値をテストすることができるようになりました。

これでシネベンチのセッティングが完了しました。

ここまで来たら後は調べたい項目の横の「RUN」ボタンを押すことでベンチマークを始めることができます。すべてのベンチマークを一気に回したい!という方は先ほど設定の時に開いた「File」内の「run all selected tests」というボタンを押せば「RUN」ボタンの横にチェックの入っている項目すべてのベンチマークを連続で行うことができます。それではベンチマークを取っていきましょう。