値上げが発表されて、通常モデルでも約80,000円と超高額ハードのPS5。
PS5はユーザーから熱暴走の問題が以前から議論されてきました。
この記事では、PS5に外付けの冷却ファンがいるのかどうかや、メリット・デメリット、おすすめの冷却ファンを紹介します。
目次
PS5に外付けの冷却ファンはいる?
早速、PS5に外付けの冷却ファンがいるのかどうかについて見ていきましょう。
絶対に必要なものではない
PS5の外付け冷却ファンは、絶対にいるものではありません。
PS5は以前から熱を持ちやすいとユーザー間で言われているため、多くのユーザーが「冷却ファンがいるのでは?」と考えたようです。
ゲーム機やパソコンなどに詳しいユーザーにしてみたら、熱を持ちやすくなることでのデメリットがわかっているため、PS5にもいると考えるのは一般的です。
絶対にいるというものではありませんが、つけない方がいいというものでもないので、いるかもしれないと思ったら、自身でしっかりと調べて検討しましょう。
公式の周辺機器としては発売されていない
PS5の外付け冷却ファンは、SONYの公式周辺機器としては発売はされていません。
SONYは公式的には外付け冷却ファンがなくても熱を逃すことができる設計にしているからと考えているからかもしれません。
サードパーティが冷却ファンを発売しているため、今後公式として発売する可能性がないとは言えません。
ただ、PS5発売から4年近く経過しているため、今後も公式として外付けの冷却ファンが発売される可能性は低いと予想できます。
付けることで長期的にはメリットも
PS5に外付けの冷却ファンがいるのかどうか議論になるということは、当然付けることでメリットも得られるためです。
具体的なメリットは後述しますが、サードパーティ製であっても付けた方がいいと考える方も多くいます。
AmazonなどのECサイトを覗いてみると、本当に多くの冷却ファンが発売されています。
いるかいらないかは、自身でしっかりと検討しましょう。
PS5外付け冷却ファンのメリット
では、PS5に外付けの冷却ファンがいるという意見や付けることで得られるメリットを見ていきましょう。
- 熱暴走のリスク減
- 長期的な本体の消耗を軽減
冷却ファンを導入することでこれらのリスクを下げられます。
具体的に見ていきましょう。
熱暴走のリスクを下げられる
外付けの冷却ファンを導入することで、PS5本体の熱暴走のリスクを下げられます。
最近のゲームは、快適にプレイをするために高スペックになりつつありますが、その分熱を発するため熱暴走の可能性も。
動作の重いゲームを動かす場合、PS5本体が非常に熱を持ちやすく、熱暴走のリスクも高まり、ゲームにも影響を及ぼす可能性が出てきます。
長時間PS5でゲームをする方や、オンラインの対人ゲームなど反応速度が重要なゲームを遊ぶ方は、冷却ファンの導入メリットは大きくなります。
PS5本体の故障消耗を軽減できる
冷却ファンを導入するメリットは、長期的にみると本体の消耗を軽減できるのもあります。
PS5は2024年9月に値上げされたことで、気軽に購入できる金額ではなくなりました。
PS5のアップグレード版であるPS5 Proに至っては約12万円と非常に高額です。
せっかく購入したPS5を少しでも長く使うために、冷却ファンを導入するのもおすすめです。
PS5外付け冷却ファンのデメリット
では、冷却ファンが必要ない方の意見やデメリットについて見ていきましょう。
- ファンの音がうるさい
- メンテナンスが必要
- 余計なコストがかかる
冷却ファンがいるという方の意見も参考になりますが、いらないやつけないという意見もしっかりと理解しておきましょう。
音がうるさくなる
PS5に外付けの冷却ファンをつけることで、ファンの音がしてうるさくなります。
ヘッドホンをせずにゲーム音以外に冷却ファンの音がすると、ゲームに集中できない方もいるかもしれません。
不快な音の大きさは人によって違いますが、冷却ファンを導入することで、通常以上に音が大きくなることは理解しておきましょう。
定期的に掃除などが必要
冷却ファンの導入に限らず、定期メンテナンスは必要ですが、冷却ファンを導入することでより定期的なメンテナンスが必要です。
冷却ファンにほこりが溜まることで、音が大きくなったり、機能が下がるなどのリスクも伴います。
普段からPS5のメンテナンスをしている方はほぼ関係ありませんが、あまり気にしていない方は、導入することで手間が必要になるので覚えておきましょう。
コストがかかる
冷却ファンの導入には、余分にコストがかかります。
Amazonなどで見てみると、3〜4,000円程度で導入できますが、本体の価格が上がったことで余分なコストを払いたくないと考える方もいるかもしれません。
故障したときの修理料金や、新たに買い替える時の料金を考えると導入コストの方がお得ですが、すぐに支払いたくないと考える方もいることは知っておきましょう。
PS5に外付けの冷却ファンの選び方
では、外付け冷却ファンの選び方を見ていきましょう。
- 本体のモデル
- 置き方
- 付属機能
せっかく購入したのに、使えずに意味がないということがないようにしっかりと下調べしてから購入しましょう。
本体のモデルで選ぶ
PS5には、初期モデルとSlimモデルがあります。
適したモデルの冷却ファンでないと装着できないので注意が必要。
2023年11月10日以降に発売されたモデルがSlimモデルで、それ以前が初期モデルです。
自身のモデル番号を公式サイトで調べて間違いのないように購入しましょう。
※参考ページ:PlayStationサポート
置き方(縦置き・横置き)で選ぶ
PS5の冷却ファンは、PS5本体の置き方で選ぶ方法もおすすめです。
PS5は、縦置き・横置きが可能で、すでにPS5を配置している場合は、その置き方に沿った冷却ファンを選ぶようにしましょう。
付属されている機能で選ぶ
PS5の冷却ファンは、冷却ファンの機能だけでなく付属の機能がついているものもあります。
どんな機能が付いていて、自分が欲しい機能なのかも検討しつつ選ぶようにしましょう。
PS5のおすすめ外付け冷却ファン7選
では、PS5の外付け冷却ファンのおすすめを紹介します。
ここで紹介する冷却ファンは一部です。
ネットショップやPS5の周辺機器を取り扱う店舗などで購入する際の参考にしてみてください。
※価格は全て2024年9月27日時点でのAmazonでの価格です
Tukebon PS5 冷却ファン
名称(メーカー) | Tukebon PS5 冷却ファン |
価格 | 3,988円 |
PS5のモデル | 初期型 |
置き方 | 縦置き |
サイズ | 6.0x3.0x19.0 cm(長さx 幅x 高さ) |
最大回転数 | 4,600毎分回転数(3段階調整) |
付属機能 | USBポート搭載 |
Amazon評価 | 4.5(28の評価) |
「Tukebon PS5 冷却ファン」は、初期型PS5の方におすすめです。
縦置きなので、本体の置き場所が狭くても対応可能。
3段階の回転数を変えられるのも魅力です。
設定も不要でPS5に取り付けるだけですぐに使えるのもおすすめポイント。
CHASEYUAN PS5 冷却ファン LEDライト付き
名称(メーカー) | CHASEYUAN PS5 冷却ファン LEDライト付き |
価格 | 2,480円 |
PS5のモデル | 初期型 |
置き方 | 縦置き |
サイズ | 23.4 x 6.8 x 4.1 cm(長さx 幅x 高さ) |
最大回転数 | 2,500毎分回転数 |
付属機能 | USBポート搭載 |
Amazon評価 | 4.2(28の評価) |
「CHASEYUAN PS5 冷却ファン LEDライト付き」は、コスパの良い冷却ファンです。
回転数が2,500とそこまで多くはないものの、レビューを見てみると、熱暴走が治ったという声も見かけます。
とりあえず冷却ファンを使ってみたいという方におすすめ。
冷却ファン KIWIHOME
名称(メーカー) | 冷却ファン KIWIHOME |
価格 | 3,299円 |
PS5のモデル | Slim型 |
置き方 | 縦置き |
サイズ | 57.45 x 39.14 x 35.18 cm(長さx 幅x 高さ) |
最大回転数 | 5,000毎分回転数 |
付属機能 | USBポートの増設 |
Amazon評価 | 4.3(250の評価) |
「冷却ファン KIWIHOME」は、Slim型のPS5におすすめです。
3つのモード(オフ・定速モード・可変速モード)を設定できます。
可変速モードにしておけば、本体が熱暴走しそうなタイミングで自動で回転数を上げて冷却してくれます。
Blitzowl 新型PS5用冷却ファン
名称(メーカー) | Blitzowl 新型PS5用冷却ファン |
価格 | 2,580円 |
PS5のモデル | 初期型 |
置き方 | 縦置き |
サイズ | 6.9 x 3.8 x 28.8 cm(長さx 幅x 高さ) |
最大回転数 | 4,500から5,500毎分回転数 |
付属機能 | USBポートの増設 |
Amazon評価 | 4.3(149の評価) |
「Blitzowl 新型PS5用冷却ファン」は、Slim型でコスパを求めるならおすすめです。
手動にはなりますが、3段階の切り替えが可能。
少し音が大きいため気になる方もいるかもしれません。
Mcbazel 新型 PS5 Slim用 冷却ファン
名称(メーカー) | Mcbazel 新型 PS5 Slim用 冷却ファン |
価格 | 2,209円 |
PS5のモデル | Slim型 |
置き方 | 縦置き |
サイズ | 27.5 x 7 x 3 cm(長さx 幅x 高さ) |
最大回転数 | 不明 |
付属機能 | USBポートの増設 |
Amazon評価 | 4.0(25の評価) |
「Mcbazel 新型 PS5 Slim用 冷却ファン」は、Slim型におすすめです。
本体の温度が36℃を超えると自動でオンになり、35℃を下回るとオフになります。
Rysker PS5 Slim用 冷却ファン
名称(メーカー) | Rysker PS5 Slim用 冷却ファン |
価格 | 3,580円 |
PS5のモデル | Slim型 |
置き方 | 横置き |
サイズ | 24 x 14.6 x 5.9 cm(長さx 幅x 高さ) |
最大回転数 | 不明 |
付属機能 | DualSenseの急速充電 |
Amazon評価 | 3.5(33の評価) |
「Rysker PS5 Slim用 冷却ファン」は、PS5の横置きスタンドとしても使える冷却ファンです。
PS5コントローラー(DualSense)の急速充電器もついています。
電力供給はコンセントから行う必要はありますが、横置きスタンドや充電機能を備えた冷却ファンが欲しい方にはおすすめ。
Kytok 冷却スタンド
名称(メーカー) | Kytok 冷却スタンド |
価格 | 2,480円 |
PS5のモデル | 初期型 |
置き方 | 横置き |
サイズ | 27.9 x 12.9 x 12.8 cm(長さx 幅x 高さ) |
最大回転数 | 3,400から4,000 |
付属機能 | DualSenseの急速充電 |
Amazon評価 | 3.1(17の評価) |
「Kytok 冷却スタンド」も横置きタイプの冷却ファンです。
DualSenseの充電だけでなく、ヘッドセットホルダーも完備。
PS5の周辺機器を片づけに困ることがないのがおすすめポイントです。
新型のPS5には対応していないので、Slim型を使っている方は注意が必要。
Kytok PS5 壁掛けスタンド(冷却ファン付き)
名称(メーカー) | Kytok PS5 壁掛けスタンド(冷却ファン付き) |
価格 | 2,680円 |
PS5のモデル | 初期型 |
置き方 | 縦置き(壁掛け) |
サイズ | 23.3 x 20.3 x 6.4 cm(長さx 幅x 高さ) |
最大回転数 | 不明(4モード切り替え) |
付属機能 | 壁掛けスタンド・DualSenseの急速充電 |
Amazon評価 | 4.0(5の評価) |
「Kytok PS5 壁掛けスタンド(冷却ファン付き)」は、壁に取り付けられるタイプのPS5スタンドに冷却ファンがついています。
DualSenseの充電も可能で、PS5の置き場所に困っている方におすすめ。
設置の手間は発生しますが、一度設置して仕舞えば模様替えをしない限りそのまま設置しておけます。
コンセントからの給電が必要なので設置場所は検討が必要ですが、置き場所にも困っている方におすすめ。
まとめ
PS5に冷却ファンがいるのかどうかやメリット・デメリット、おすすめの冷却ファンなどを紹介してきました。
PS5が熱を持ちやすいというのは、ユーザー間では有名な話です。
PS5需要も落ち着き、欲しい人にはある程度行き渡りましたが、プレイしたいソフトが発売されたタイミングで手に入れたいと考えている方もいると思います。
非常に高額なハードなので、普段からメンテナンスをして少しでも故障の危険性を下げたいところ。
PS5を購入する際には、冷却ファンの導入も検討してみてください。