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CrystalDiskinfoで注意と表示されたら危険?対処法も

不良セクタが代替セクタより多くなって代替セクタが足りなくなると、データが完全に読み込めなかったり書き込めなかったりします。不良セクタが代替セクタによって代替されていれば、SMART情報をみた時に不良セクタの数は増えません。しかし、代替処理保留中のセクタ数が増えて、回復不可能セクタ数も増えているという状態になると、HDDが危険な状態にあります。

CrystalDiskinfoの健康状態が「注意」になったときの対処法

CrystalDiskinfoで「注意」が出たらどうしたらいいのでしょうか。対処法をいくつか紹介します。

①バックアップをとって使い続ける

使い続けていると健康状態が「正常」に戻ることがあります。しかし、その前に故障の可能性がないわけではないので必ずバックアップを取っておきましょう。

②「注意」表示の基準を変更する

先にも書いた通り、不良セクタが一つでも存在していると「注意」が表示されるようになっています。不良セクタが増えないから大丈夫だとわかっている場合には、この設定を変更して「注意」を「正常」の表示にすることができます。

③HDDを交換する

寿命や故障でHDDがつかなくなったら、HDDを交換する必要があります。HDDの交換は実はそんなに難しい作業ではありません。ただ、システムの復旧やデータの復旧作業も併せて行う必要がある上、パソコン内部を触って別の部品を故障させてしまう恐れもあります。心配な場合には業者に依頼してください。また、日頃からバックアップとウイルス対策をしておくとHDDの故障を防げます。

④不良セクタを修復する

不良セクタを修復すると、ハードディスクの動作が改善されることがあります。不良セクタを修復するには「HDAT2」を利用する方法や、代替処理保留中のセクタに書込み命令を送ることで、「C5(197)」をゼロにする方法があります。代替処理されたセクタのデータは失われますので注意してください。

CrystalDiskinfoで「注意」表示される基準を変更する方法

「注意」に対する対処法の一つとして注意表示の基準変更をあげました。故障の心配がそれほどないとわかっているのに「注意」表示が出るのは煩わしいですし、本当に危険な時に「注意」表示が出て欲しいとも思います。ここではその変更の方法を詳しく説明します。

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