ダークウェブでは、個人のSNSアカウントの売買もよく行われています。SNSで乗っ取り被害の発生をよく聞きますが、実はその原因のひとつはダークウェブでの商行為だとも言われています。
ダークウェブ経由でない「ハッカー」の犯罪の可能性もありえますが、ダークウェブを経由しての、アカウント乗っ取りの可能性が十分に考えられるようです。
目次
⑧ミステリーボックス
ダークウェブでは、購入して決済確認されるまで中身が確認が出来ないという「ミステリーボックス」が販売されています。
通常の通販サイトにおいても、ミステリーボックス的なものは販売されてますが、ダークウェブ上で販売されるミステリーボックスは、中身の想像がつかないことで怖さの強い商品となっています。
それらの中には、事件や犯罪に関わったものも出てくることがあると言われています。
⑨コロナウイルス生存者の血液
ダークウェブではなんと、コロナウイルス患者の生存者の「血液」すらも取引されているらしいです。
取引しているサイトでは、それら「血液」には「ワクチン」と同様効果があるということを謳っているようですが、医学的根拠は皆無で専門家も完全否定しています。
このような詐欺サイトは非常に危険であり、AIC(赤池情報量規準)調べによれば640サイト以上は実存し、その中の400サイト以上は米国のサイトだと言われています。
⑩子供の霊
ダークウェブでは、それが存在するのかどうかは別として、子供の霊まで販売されているようです。
その子供の霊とは、小さな彫刻の像などに封印されているという名目で、1つあたり、120ドルから160ドル程度で取引されています。
彫刻像への霊の封じ込め方など、詳細は不明で信ぴょう性は極めて疑わしいですが、これもダークウェブ上ならではの商品と言えます。
ダークウェブの危険性
ここまででダークウェブへの入り方を細かく説明してきましたが、入り方こそ分かったとしても、ダークウェブ自体の様々な危険性を理解していないことは非常に危険と言えます。
以下ではスマホを使ってもでもアクセス可能である、ダークウェブに潜む危険性についてを解説します。
【危険性】①閲覧だけなら合法
ダークウェブといえば、何でもが違法で犯罪というわけでなく、ダークウェブにアクセスするだけならば、これは決して違法行為にはあたりません。
本記事の前半にて紹介しましたダークウェブへの入り方を参照し、アクセスしたとしてもそれだけで犯罪者になることはないのです。
つまり、アクセスした後の行動において、そこで買える何かのサイトと取引するなどの挙動については、十分すぎるくらいの注意が必要となります。
【危険性】②個人情報の漏洩
ダークウェブの中で取引される個人情報などは、違法な手段で入手した情報である可能性が非常に高く、犯罪に直結するものです。
クレジットカードをはじめとする、売買で使用する決済手段の個人情報については、サイトへ漏洩して悪用されるハイリスクがあるので、特に厳格にガードする必要はあるでしょう。