Windows10にインストールされている「csrss.exe」。
「csrss.exe」はWindowsのプロセスの1つで必要なモノとなっています。
そこで今回はWindowsの「csrss.exe」が重い時の対処法をご紹介します。
目次
Windowsのcsrss.exeプロセスとは?
ではWindowsのcsrss.exeプロセスについて見ていきます。
Windowsのcsrss.exeプロセスとは一体何なのでしょうか。
csrss.exeとはソフトウェアとカーネル間の通信に使われるプロセス
Windowsのcsrss.exeプロセスとはWindowsの
- ソフトウェア
- カーネル
の2つの間の通信を担っているプロセスです。
このWindowsのcsrss.exeプロセスは
- システム制御
- プログラム実行
などにおいて非常に重要な役割を担っています。
以上のことからわかるようにWindowsのcsrss.exeプロセスはWindows標準にインストールされている重要なプログラムです。
そのため基本的にWindowsのcsrss.exeプロセスがPCに対して害を与えることはありません。
またWindowsのcsrss.exeプロセスをわざわざ削除する道理もありません。
csrss.exeは複数動作することもある
しかし、Winddowsを確認してみるとWindowsのcsrss.exeプロセスが複数動作していることがあります。
これを見てWindowsのcsrss.exeプロセスがウイルスであると判断してしまう人も多いです。
結論、Windowsのcsrss.exeプロセスはウイルスでも何でもありません。
また2つ以上Windowsのcsrss.exeプロセスが同時に動作していることもざらにあり得る話です。
csrss.exeに偽装するウイルスの存在
2つ以上動作していても問題はないWindowsのcsrss.exeプロセス。
しかし、このWindowsのcsrss.exeプロセスと同じ名前のウイルスが確認されています。
特にWindows上で
- Windowsのcsrss.exeプロセスがCPUを大量に消費している
- タスクマネージャーにWindowsのcsrss.exeプロセスが2つ以上存在している
- Windowsのcsrss.exeプロセスの格納先が「C:\Windows\System32」ではない
などの挙動が確認されればそのWindowsのcsrss.exeプロセスはウイルスと判断することができるでしょう。
csrss.exeの無効や削除はできない
ウイルスとしてインストールされているWindowsのcsrss.exeプロセス。
その場合は、無効や削除をすることはできます。
しかし、Windows公式でインストールされているWindowsのcsrss.exeプロセスは無効化することや削除することができません。
一般的なユーザーである限り、Windowsのcsrss.exeプロセスに触れることもできないと判断したほうがいいでしょう。
万が一Windowsのcsrss.exeプロセスが影響してPCの様子がおかしい場合は
- Windows Update
- システム修復
を試してWindowsのcsrss.exeプロセス以外での対応をするのがベストでしょう。
csrss.exeにより動作が重くなることは少ない
しかしそれほどWindowsのcsrss.exeプロセスがPCに影響を与えることはありません。
基本的に複数個動作しているとPCに悪影響を与えるといわれていますが、Windowsのcsrss.exeプロセスは違います。
他のプログラムとは違い、Windowsのcsrss.exeプロセスはWindowsが動作するうえでなくてはならないものです。
そのためWindowsのcsrss.exeプロセスには特別な仕様が施されているのでしょう。