ではFireStickとChromecastの違いをいくつかの観点から見ていきましょう。どちらも「ストリーミングデバイス」としての使い道がメインですが、微妙な差があることがわかります。
目次
【違い①】それぞれの料金
FireStickとChromecastで、それぞれの料金の違い(差)は、前述したように、ほとんどないと言っていいでしょう。
Amazonで「Fire TV Stick(第3世代)」は4980円、Chromecastは公式ストアで5072円です。また、両者とも買う時期などで4割引きから半額程度まで安く買えることがあります。
実勢価格の面で、どちらも3000円を下回る料金で購入できますので違いはないと言ってもいいでしょう。
【違い②】対応アプリ
FireStickとChromecastでの対応アプリの違いはどうでしょう。少し前までは「Amazonプライムビデオ」と「Youtube」での扱いで違いがありましたが、現在はどちらからも見れるようになりました。
また各社の動画配信のサブスクについても、対応状況に現状は、ほとんど違いはありません。
【違い③】操作方法
FireStickとChromecastで、最も大きな違いはこの「操作性」です。FireStickは専用のリモコンでほぼ全てを操作するのに対し、ChromecastはスマホやPCなどデバイス側から操作します。
スマホ画面をテレビに映すイメージならChromecastですが、全くスマホを活用しないならFireStickを選ぶことになるでしょう。
【違い④】音声認識
FireStickとChromecastでは、それぞれ「音声認識」での操作が可能です。ですがChromecastを「音声認識」で操作するには別途、Google HomeなどのAIスピーカーが必要です。
反面、FireStickはリモコンにマイク機能が搭載されているので、コンテンツの検索などもリモコンのみで行える手軽さがあります。
【違い⑤】ミラーリング
FireStickとChromecastで「ミラーリング」を考えた場合、これは断然Chromecastとなります。FireStickはスマホやPCの画面をミラーリングする前提で作られていません。
反面Chromecastは、元々PCの画面をミラーリングすることを第一義に開発されています。スマホやPCで、サイトをテレビに大写しにするなどの用途では、Chromecastということになるでしょう。
FireStickのメリット
それではFireStickのメリットについて解説します。