「Googleのバージョンアップをしてください」のような、ブラウザ関連のスミッシングも増加しています。
内容から見て、それがSMSで届く必然性があるかどうかをまず見極めて下さい。
それらが届いても、添付URLを開かなければ実害はありません。
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⑤通販サイト
Amazonや楽天市場などを装ってメッセージを送りつけてくる例もあります。SMSの内容は「ご購入ありがとうございます」や、「配送状況はこちらから確認できます」などです。
宅配業者での場合と同じく、通販サイトでよくお買い物をしている方は、特に間違いやすいですから十分に注意してください。
SMSを利用した詐欺への対策
ここでまとめとして、Googleやその他の有名会社を偽装したSMS詐欺に対する対抗策の手段を、以下に5つほど紹介します。
- URLの確認
- 不用意なダウンロードをしない
- 文章のおかしさ
- セキュリティソフトの導入
- OSのアップデート
①URLを確認・検証する
「Googleによる電話番号の確認」と同じくURLの文字列に注意して良く見ましょう。スミッシングの場合、ほとんどでたらめな文字列のURLである場合が多いようです。
そもそもSMSでURLが送られてくることは多くないので、基本的にSMSに書かれたURLはまず疑ってかかり、全てを確認する習慣を身につけておくことが重要です。
②不用意にアプリをダウンロードしない
SMSで送られてきた不明なアプリは、決してダウンロードしないようにしましょう。
もしもそのアプリが気になるような場合には、Google検索で似たようなアプリがないか調べて、安全なものを選ぶことをおすすめします。
③不自然な日本語になってないかを確認
スミッシングの特徴として、文字化けや日本語の使い方がおかしなことがあります。
「てにをは」の使い方に間違いがあったり、片言の日本語のような言い回しをしている場合、詐欺SMSを疑うべきでしょう。
こうしたスミッシングは、海外拠点からの詐欺の場合が多い傾向にあります。
④セキュリティアプリを導入する
セキュリティアプリでは、ダウンロードを途中で防ぐ機能はありません。
しかし、ダウンロード前に元データをチェックしたり、ダウンロードへの最終確認を行ってくれるものもあります。
URLをすぐに開いてしまう傾向の方には、これらも効果があるかもしれません。