iPhone13がLightningポートを継続した理由の1つでもありますが、充電ポートをなくすことで耐水/防塵性能を今よりも向上させることができます。iPhone13でも耐水性能はIP68等級を備えていますが、ポートを廃止することでより液体から守ることができます。
目次
メリット②充電ポートの故障がなくなる
ポートを廃止すれば、充電ポートの故障の心配もなくなります。iPhoneX以降ワイヤレス充電が可能になったので充電ポートが故障しても充電ができなくなることはありませんが、ケーブルを抜き差しすることで劣化する要因にはなるのでより長く使える可能性があります。
メリット③iOSアップデートを完全ワイヤレス化
iPhoneを安全に使うにはiOSのアップデートは必要です。充電ポートを廃止することでPCを使ったiOSのアップデートを廃止することができるのもポート廃止のメリットです。
メリット④PCでのバックアップの必要がなくなる
iPhoneの充電ポートを廃止することでPCでのバックアップは不可能になります。ただ、2022年にリリースされたiOS15以降では、機種変更時のバックアップ容量を最大3週間まで無制限に使うことができるようになりました。
iPhoneが登場したころは、PCがないとiPhoneは使えないというイメージでしたが、現在ではiPhone単体で快適に使えるようになってきています。
【iPhone】ポートレス化のデメリット
次にiPhoneのポートレス化のデメリットを紹介します。メリットがあればデメリットがあるのは当然のことです。
デメリット①正しく接続しないと充電できない
ワイヤレス充電のデメリットといってもいいことですが、充電ポイントに正しく接続をしないと充電ができないことはポートレス化のデメリットです。ケーブルで充電する場合でも正しく接続しないと充電はできませんが、ワイヤレス充電の方が充電ができないことが増える可能性があります。
デメリット②充電スピードが遅くなる
充電スピードが遅くなることもポートレス化のデメリットです。ケーブルで充電するよりもワイヤレス充電の方が時間がかかるのは仕方ないことですが、日頃から充電をする習慣作りが必要になりそうです。