目次
【通話録音サービス】①ドコモ
docomoが提供している通話録音サービスは、法人向けです。
ドコモで契約している携帯電話(機種を問わない)の通話を全て自動的に録音してくれます。録音した音声ファイルは、サーバーに送信され、サーバーにアクセスすることで、録音した内容を確認することができます。
利用にかかる料金等の詳細の確認から、お申し込みの手続きは公式サイトをご確認ください。
ドコモ:通話録音サービス(ネットワークサービス)
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/service/tsuwarokuon/
【通話録音サービス】②ソフトバンク
SoftBankの通話録音サービスは、通話を全て自動的に録音してくれるサービスです。契約している機種であれば種類を問いません。
通話の録音データはサーバーで保管され、必要な時にいつでも録音データを取り出すことが可能です。また、通話の録音データをすぐに確認したいという場合には、リアルタイムに音声を送信してくれる設定を行うことも可能です。
このサービスは有料です。ネットワーク利用料や通話録音サービス利用料として、なかなか高額の料金が発生します。
利用にかかる料金等の詳細の確認から、お申し込みの手続きは公式サイトをご確認ください。
ソフトバンク:通話録音サービス
https://www.softbank.jp/biz/mobile/solution/tsu-roku/
【通話録音サービス】③au
auの通話録音サービスは、固定電話と携帯電話の発着信の通話を録音することができるサービスです。
このサービスも個人というよりは、法人契約を対象としたサービスになっています。
携帯電話だけでなく、固定電話の音声データもまとめて管理できる点が特徴です。
法人事業者にとってはコスト削減につながる可能性があります。電話をかける際には、6桁の番号を頭につけて発信するだけで録音開始され、着信電話に出るときは自動ですべて録音される仕組みになっています。
KDDI:通話録音機能
https://biz.kddi.com/service/voice-phone/recording/
【通話録音サービス】④楽天コミュニケーションズ
楽天コミュニケーションズの通話録音サービスは、楽天で契約している携帯電話だけでなく、楽天以外のキャリア(docomo、au、SoftBankなど)にも対応したサービスである点が特徴です。
楽天のサービスは、法人だけでなく個人契約も可能です。
利用にかかる料金等の詳細の確認から、お申し込みの手続きは公式サイトをご確認ください。
楽天コミュニケーションズ:モバイル通話録音サービス
https://comm.rakuten.co.jp/houjin/mobilerec/
その他の方法:iPhoneの通話を録音する裏ワザを紹介!
iPhoneでの通話を「重要な内容なので後でまた聞き返したい」または「後から言った・言わないで揉めたくない」などの理由から、音声を録音しておけばと思ったことはないでしょうか?
アプリや携帯キャリア以外で通話を録音するには、以下の方法があります。
- スピーカ通話+録音デバイス
- Stickphone(スティックフォン)
- イヤホンマイク+ボイスレコーダー
外部デバイスを使って、iPhoneの通話を録音する方法を紹介します。
スピーカー通話+録音デバイス
まずは、物理的な録音方法です。iPhoneを「スピーカー通話」にして、その音声を外部デバイスを使って録音するという方法です。
通話中に通話画面のスピーカーをタップすると、相手の声をスピーカーに切り替えます。それをレコーダーで録音します。
スピーカーの音量を大きめに設定することで、より正確に音声を録音できます。
シンプルで失敗の少ない方法ですが、iPhone以外に録音機能が搭載されているデバイス(パソコンや機種変更で使わなくなったスマートフォン、ボイスレコーダーなど)を用意する必要があること、スピーカーで通話する必要があるため、いつでもどこでも実行できる方法ではない点に注意が必要です。
自宅やプライベートな空間で、落ち着いて通話できる時にはおすすめの方法です。
Stickphone(スティックフォン)
StickPhoneはスマートフォンをBluetoothで接続して通話、また通話内容を録音できるスマホ通話レコーダーです。通話を録音する機能がないiPhoneの通話も録音できます。
StickPhone 8Gは、容量や日時機能の追加などバージョンアップされたモデルです。一般のボイスレコーダーとしても使用できます。
Stickphoneで通話の録音の仕方はとても簡単です。
あらかじめiPhoneとStickphoneをBluetooth接続でペアリングさせておきます。
その後は通話を始めることも、通話を行うこともStickphoneで操作を行うことができるようになるため、Stickphone本体で通話を行うことで、相手の声と自分の声の両方を録音することができる仕組みになっています。
Stickphoneで通話を開始するだけで録音が開始されるため、録音し忘れることもありません。
また、iPhone以外のスマートフォンやパソコンにも接続することができ、MP3形式の音音質な録音が可能で、さらにコンパクトで持ち運びにも便利です。
Stickphone本体価格は15,000円ほどで決して安価ではありませんが、録音の手間が最小限で、パソコンにデータを保管することも可能なため、頻繁に通話を録音したいという方向けのアプリです。
イヤホンマイク+ボイスレコーダー
イヤホンマイク(テレフォンピックアップ)とボイスレコーダーを使っても、通話を録音することができます。
必要なものは「イヤホンマイク(テレフォンピックアップ)」と、ボイスレコーダーです。
この録音は物理的な方法です。ボイスレコーダーのマイク端子の部分にイヤホンマイクの先端を接続し、ボイスレコーダーの録音を開始し、イヤホンマイクを耳に入れた状態で通話を開始することで、通話相手の声と自分の声の両方が録音できます。
録音の品質としてはStickphoneには劣りますが、通話の内容の確認には問題がないレベルで録音が可能です。
また、イヤホンマイクの接続やボイスレコーダーの通話開始などの作業が発生するものの、外出先でも利用することは可能なため、外出先でも通話の録音はでいる状態にしておきたいけど、Stickphoneを購入するほど頻繁ではないという方にはおすすめの方法です。
iPhoneで通話を録音するときの注意点
個人情報に十分注意する
iPhoneで通話を録音したいときには、相手の方との通話内容に気を配る必要があります。録音した内容に「個人情報」が含まれていることもあるのです。
個人情報が含まれている状態で、この音源が流出してしまうと個人であっても法人であっても大きな問題になる可能性があります。
個人の場合はお互いの信頼関係にひびが入るでしょうし、法人の場合は社会的信用を失い、訴訟問題となる可能性もあるのです。
録音データはセキュリティ対策を十分に行い、慎重に行いましょう。
iPhoneの通話を録音するのは違法?
iPhoneの通話を録音することで違法になるのかどうかですが、日本の法律では「相手に伝えずに録音しても」違法ではありません。
ただ録音した内容を裁判等の資料として利用する際には、「証拠とならない」可能性もあるので注意が必要です。
東京高等裁判所では昭和52年7月に、証拠とならないものについて、「反社会的な手段によって精神的肉体的自由を拘束するなど、人権侵害を行う状態で採集された場合」としています。
これを当てはめて考えると、コールセンターの通話記録や企業同士の通話記録等は、証拠に利用できると判断できます。
しかしあくまでもその裁判の「裁判官」の判断となるため、確実に証拠になるとはいい切れません。
iPhoneで通話を録音した場合相手にばれる?
iPhoneで通話を録音して、それが相手にばれることはありません。
ただ利用する通話録音アプリによっては、録音を始める際の電子音などで録音されていると気が付く人もいるでしょう。
また外部の通話録音サービスでは、録音を開始する際にアナウンスが流れることもあるため、それでばれてしまうこともあります。
通話を録音する場合は、後から相手が録音していた事実を知ってトラブルになる可能性もあるため、録音する際には前もって録音することを伝えておきましょう。
【2024年新情報】iPhoneもついに通話録音対応になる?
2024年6月11日、Appleの開発者向けカンファレンスの講演がありました。
そこで発表された技術の1つが、AppleのAI技術「Apple Intelligence」です。
通話録音 → AIの自動文字起こし → AIで自動要約
iPhoneではこれまで通話録音機能がなかったため、この機能がやっと追加されるのかと注目されています。
多くの方はiPhoneで通話を録音する際には、通話をスピーカーにしてボイスレコーダーで録音という手段を取っていたようです。
iPhoneに通話録音の機能が追加されることで、こうした作業も必要なくなるでしょう。
Apple Intelligenceの日本登場は2025年以降と発表されています。
まとめ
iPhoneでの通話を録音する方法について紹介しました。
最も手軽なのは録音アプリを使った方法です。音質や通話データを管理したい場合は、キャリアのサービスや録音デバイスを使ったほうがよいでしょう。
また、個人間の通話の録音はプライバシーの問題もあり、トラブルの原因にもなります。日本の法律では違法ではありませんが、録音する際には相手の了承を得るようにしましょう。