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「サーバーのipアドレスが見つかりませんでした」の原因と対処法

次はWordPressで「ipアドレスが見つかりませんでした」表示された時の対処法を見ていきましょう。

WordPressで「ipアドレスが見つかりませんでした」表示された時の対処法には結構な種類があるのでしっかりと見ていきましょう。

①ドメイン認証をしているか

まずWordPressでこのサイトにアクセスできません・サーバーのipアドレスが見つかりませんでしたの対処法はドメイン認証をしているかどうかをチェックしましょう。

ドメインの取得に関してはお名前ドットコムやムームードメインなどから取得をするのが一般的です。

しかし通常通りドメインを取得するとドメインの認証メールが送信されてきます。

この認証メールを開いて承認するとOKなのですがこの承認メールには期限が設けられています。

つまりは期限内に認証をクリックしないとそのドメインのDNS機能を停止されてしまいます。

 

もしWordPressドメインを取得してから急にドメインが使えなくなったなんて方はメールの認証漏れの可能性があります。

なのでドメイン認証をしているかどうかをメールアドレスを開いてチェックしましょう。

②ドメインの契約に問題がないか

次WordPressでこのサイトにアクセスできません・サーバーのipアドレスが見つかりませんでしたの対処法はドメインの契約に問題がないかどうかをチェックしましょう。

これは可能性としてはだいぶ低いのですがしばらく更新していないとサイトでドメインの契が切れるなんてことがあります。

クレジットカードの更新や利用制限でドメインが使えなくなったり契約が一時停止されている場合があります。

その場合はドメインの提供元へ問い合わせて確認してもらいましょう。

そのためにもドメインの契約に問題がないかはチェックするようにしましょう。

おすすめパブリックDNS3選

ではおすすめパブリックDNSを見ていきましょう。

今回お勧めするおすすめパブリックDNSは3つあるので1つ1つ見ていきます!

①Google Public DNS

まずはGoogle Public DNSです。

Google Public DNSとはGoogleが世界中のインターネット利用者に提供しているDNSサービスです。

全て無料で使え2014年には世界最大のパブリックDNSサービスとなりました。

なんと1日4000億件ほどの問い合わせを処理しています。

 

Google Public DNSの詳細としては

  • 優先DNSサーバー:8.8.8.8 / 2001:4860:4860::8888 / google-public-dns-a.google.com / 2001:4860:4860::6464
  • 代替DNSサーバー:8.8.4.4 / 2001:4860:4860::8844 / google-public-dns-b.google.com / 2001:4860:4860::64

となっています。

またGoogle Public DNSはDNSサーバーで公開用のDNSキャッシュサーバーを運用しており最寄りのDNSコンテンツサーバーに関連付けられています。

2013年にはDNSSECに完全対応したのですがそれ以前は転送は行っていることはしていたのですが検証自体は行っていないなかったんですね。

さらにはGoogleのサービスはアドレスのDNSセキュリティにも対応しており一般的な攻撃からには耐えることができます。

しかもカミンスキー攻撃やDoS攻撃などのDNSスプーフィングに抵抗するための文書も公開されているほどGoogle Public DNSには安全性があります。

 

Google Public DNSを使うメリットとしては

  • インターネット閲覧速度の向上
  • セキュリティ向上

があります。

かのGoogleが提供しているのでGoogle Public DNSは安全だといえますね。

②OpenDNS

次はOpenDNSです。

OpenDNSはCiscoが運営しているネットワークセキュリティ向上を目的としたDNSサービスです。

スマホやPCのネットワーク設定を変更するだけで危険なサイトから守るクラウドサービスやアカウントを無料作成すれば企業が法人用で使うようなフィルタリングが無料で利用できるようになっています。

結構太っ腹なサービスですよね。

 

OpenDNSにはアクセスの制限方法として3つあり

  • High
  • Moderate
  • Low

があります。

Highは最も厳しいフィルタリングでアダルトサイトや違法サイト、SNSなど26のカテゴリをフィルタリングしてくれます。

フィルタリングに関してはOpenDNSの中では世界最高峰なので素晴らしいです。

Moderateは適度のフィルタリングを行う程度のレベルです。

アダルトサイトや違法サイトなど13のカテゴリをフィルタリングしてくれるのでこれが一番使われていますね。

最後はLowですが最もフィルタリングが甘いレベルです。

アダルトサイトを中心に4つのカテゴリなどをフィルタリングしてくれます。

 

またメリットとしてはOpenDNSは根本的なフィルタリングを行うのでフィルタリングを回避することが難しくなっていることですね。

OpenDNSのフィルタリングスキルはめちゃめちゃに高く一般的なフィルタリングと違い通常の通信に使用される技術を利用しています。

なのでフィルタリングソフトのようにインストールする必要もなく確実にフィルタリングすることができます。

 

ではOpenDNSの導入方法を見ていきます。

まずOpenDNSのサイトへアクセスしメアドなどの個人情報を入力します。

次に「Continue」でアカウント作成完了です。

ただこれだけでは使えないのでOpenDNSを使用するためにパソコンのネットワーク設定を変更する必要があります。

つまりはパソコンに設定されているデフォルトDNSサーバーをOpenDNSのホーム画面に表示されているIPアドレスに変更するだけです。

簡単なのでチャチャっとやってしまいましょう。

 

ここまで便利なOpenDNSですが日本語対応していないのが唯一のデメリットですね。

日本から使うことはできますが日本語対応していないということです。

機能が使えるけど正常に動作しないなんてことはOpenDNSでは見受けられませんが英語が得意な方でないとスムーズに使えないようになっています。

さらにはOpenDNSは東京にサーバーが設置されているので国内サービス同様のアクセス速度が期待されます。

なのでOpenDNSは安心で高速使用可能なソフトであることがわかりますね。

③Quad9

次はQuad9です。

Quad9はドメインネームシステムのサービスで個人情報の漏洩や盗難、ランサムウェアやマルウェアの感染などを防止することができます。

また不正行為の実行が確認されたWebサイトからユーザーを保護することもできるのでQuad9は完璧なサービスであるといえます。

 

そしてQuad9はこの実現のためにGCAはPCHの協力を仰ぎました。

そしてシステム開発機能を提供し脅威インテリジェンスコミュニティを1つにまとめるなどQuad9にはかなりの実績があります。

さらにはQuad9のネットワークインフラを提供しIBMは「X-Force脅威インテリジェンス」と記憶しやすいIPアドレスを提供することが成功しました。

因みにIPアドレスは(9.9.9.9)ですね。

かなり覚えやすいので効果は絶大です。

 

Quad9の関係者によるとQuad9はほかのDNSサービスと異なる点があるといいます。

それはQuad9にはユーザーの個人情報を保管したり関連付けたりする方法で使用することができないという点です。

ただほかのサービスではユーザーがアクセスしたWebサイトやデバイスなどを情報として取得することが多いんです。

この常識をぶっ壊したのがQuad9です。

 

Quad9のセキュリティとプライバシー機能を使うにはユーザーが端末の設定を再構成する必要があります。

DNSサーバーとして(9.9.9.9)を使用するだけでOKですね。

これだけでQuad9が使えてしまいます。

 

またQuad9には従業員を抱えている会社さんが多く導入されているようです。

例えば従業員がデバイスからWebリンクへ接続しようとしたとします。

するとドメインのブロックしデバイスがマルウェアやフィッシングサイトに接続するのを防御してくれるんです。

これは19の異なる脅威インテリジェンスのパートナーから得られたドメインのリストに対してサイトをチェックする流れがQuad9の中で行われています。

まとめ

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