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シャドウバン
著作権違反の投稿が続いたり、悪質な違反と判定されたりすると、個々の動画に対する処分ではなく、アカウントに対して動画投稿に関する制限がなされます。具体的には、まず、シャドウバンの対象となります。
シャドウバンの対象となってしまうと、そのアカウントから投稿した動画はおすすめに表示されなくなります。つまり、投稿しても、他人の目に触れる機会がなくなるのです。
シャドウバンは予告も処分したことの通知もないので気づくのが遅れます。また、解除の条件も公開されていないのでいつ解除されるかも不明です。
アカウント凍結
著作権違反の投稿に対する処分として重いのは、アカウント凍結(BAN)です。アカウントが凍結されることのペナルティは以下のとおりです。
- 動画の投稿ができなくなる
- 過去に投稿した動画が他の人から閲覧不可になる
- フォロー数やフォローワーが0にリセットされる
アカウントが凍結されると、TikTokの運営から通知が届きますので、著作権違反の投稿をすべて削除しましょう。しばらくすると、アカウント凍結が解除される場合もあります。
著作権違反の投稿を削除しても、アカウント凍結が解除されない場合は、TikTokの運営に解除の申請をすることになります。これでもダメなら、アカウントを作り直すしかありません。
訴訟
最悪、楽曲の著作権の権利者から訴訟を起こされる可能性もあります。訴訟は費用も判決が出るまで期間も長く訴訟を起こす側の負担やリスクも大きいので日常的に行われるというものではありませんが、それだけ違反の悪質性が高いということになります。
くれぐれも訴訟沙汰にならないように気をつけましょう。
TikTokで著作権侵害にならずに動画投稿するための運用方法
TikTokで著作権侵害を心配せずに動画投稿を行うための運用方法を紹介します。この方法であれば、ダウンロードしたら音が出ないということに気を使うこともありません。
再生回数が伸びている動画と同じ楽曲を利用
いいねやフォローが多数付いて再生回数が増えている人気の動画で使われている楽曲は、著作権侵害の心配が少ないものといえます。
著作権違反などがあればすぐに削除されて再生回数は増えないでしょう。また、音が出ないなどの問題があれば、注目度も高いのですぐに話題になるでしょう。
TikTokアプリのみを利用して動画を製作
動画を作る際に、TikTokアプリで利用可能な楽曲以外のものを使いたくなるかもしれませんが、著作権違反が心配なら、TikTokアプリで利用可能な楽曲のみを対象に選定しましょう。
こうした動画であれば、ダウンロードしたら音が出ないことを心配する必要はありません。
トーク系のコンテンツの投稿
BGMなどの楽曲を使わなくても済むコンテンツの動画を中心に作成すれば、著作権の問題を心配する必要はなく、ダウンロードしたら音が出ないという問題もありません。
このため、自分が話すスタイルやナレーションをメインとしてBGM不要のトーク系の動画などを投稿の中心とするのもよいでしょう。