さて、先ほどはSpotifyの音声SNSをご紹介しました。
Twitterでは「スペース」がありますが、Facebookには「Live Audio Rooms」が誕生しています。
「Live Audio Rooms」は2021年4月19日、Facebookが今年の夏までには誕生させると明言したアプリで、現在利用可能です。
さらに、「Live Audio Rooms」には今後数か月以内に
- ポッドキャストを聴くことができるようになる
- 短尺の音声動画を投稿できるようになる「サウンドバイト」という機能が搭載される
ことが明らかになっています。
「Live Audio Rooms」には投げ銭システムも搭載されるようで、収益化に余念がありません。
ホスト中心に会話が進んでいく点はTwitterのスペースと大差はありません。
しかし、今後の機能搭載で他のSNSとの差別化を図っていくようです。
Clubhouseで脚光!音声SNSの強みは他のサービスにない”ながら”視聴
Clubhouseが登場してから、様々な音声SNSが登場しています。
例えば、
- Telegram:「Voice chat 2.0」
- Discord:「Stage Channels」
- Reddit:「Reddit Talk」
- 「Spoon」
- 「Voicy」
- 「VOOX」
- 「Radiotalk」
- 「Wavve」
- 「Riffr」
- 「radiko」
- 「らじる★らじる」
などがあります。
どれもこれも特徴こそありますが、まだまだユーザーからすればどのように違いができているのかを把握できていないのが本音でしょう。
ただ、唯一他のSNSと異なる点は「ながら」ができるということです。
例えば、家事をしながら音声を聴くことができます。
今まで動画媒体では画面を見続けなければなりませんでしたが、音声なので画面を見る必要がありません。
可処分時間が減少している日本という国において、この「ながら」が実現できたのは素晴らしいことではないでしょうか。
さらに、「ながら」ができたことによりほとんどの国民が「新規ユーザー」として獲得できるわけです。
そうなれば、様々なサービスが音声SNSに参入してくるのも無理はありません。
マネタイズの方法についてはまだ未確定なアプリが多くありますが、これから先どんどん機能が実装されていくでしょう。
ただ、1つ問題点があり「規制が難しい」のです。
例えば、陰謀論や犯罪組織の会議などに使われていても運営側がそれを把握することができません。
厳密には音声を1から聞き流す必要があるので、効率が異常に悪くなってしまいます。
そういった問題点をいかに解決できるのかはアプリ開発者の腕が問われています。
まとめ
今回はTwitterの音声SNS機能「スペース 」について見ていきました。
Twitterの音声SNS機能「スペース 」は今盛り上がっている機能の1つで、気軽に会話ができることから利用者が急増しています。
皆さんもTwitterの音声SNS機能「スペース 」を利用して気軽に会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。