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動画編集アプリCapCutは危険なの!?危険と言われている原因について解説!

2023年12月29日

皆さんCapCutというアプリをご存知ですか?今若い子の間で大人気の編集アプリですが、検索するとCapCutは危険性が高いと出てきます。なぜ危険性が高いと言われているのでしょうか?本記事ではCapCutが危険性と言われている原因について調査しました!

CapCutは動画編集アプリとして有名!

CapCut(キャップカット)の文字を見たり聞いたりしたことはございませんか?実は現在大人気中のスマホで出来る動画編集アプリとなっています!CapCut(キャップカット)はTikTokと同じ運営会社で、よくCapCut(キャップカット)で編集されている動画が出てくると思います。

他の編集アプリと違ってごちゃごちゃしていないので、スマホ1つで簡単に動画が編集できてしまいます。無料で使えるため、多くの人に利用されて人気があるアプリです。

他社のアプリだとロゴを消すのにお金がかかってきますが、CapCut(キャップカット)ではロゴを消す費用をないのも魅力ではないでしょうか。

CapCutとは

CapCutはBytedance(バイトダンス)という企業が運営している動画編集アプリで、簡単に利用できるアプリでありながらも豊富な編集機能を持ち、スマホ1つで質の高い動画を作成できるとして人気があります。
Tiktokを運営している企業でもありますので、tiktokと連携することでより多数の機能を利用できるところも魅力の1つです。

またCapCutは対応言語やデバイスが豊富なことでも知られています。
英語はもちろん、日本語、スペイン語などにも対応し、デバイスに関してもスマートフォンのほかタブレットでも利用可能です。
フィルターも豊富で様々な動画加工ができ、色調なども自由に変更できるので作り手が思った通りの動画を作成できます。

動画の編集ができる

CapCutはスマートフォンで動画編集などする際に、十分すぎるほどの動画編集機能を持っています。
CapCutを利用している大半のユーザーが、動画編集に魅力を感じ、利用されているのではないでしょうか。
CapCutの動画編集機能は以下のようになります。

  • BGMの挿入や音声の調整
  • テキスト・スタンプ
  • ワイプを挿入
  • エフェクト
  • フィルター
  • 動画のカットや分割
  • 再生速度の調整
  • 動画のフォーマットサイズを変更する
  • 色調を調整する

動画編集に必要とされる機能がほぼそろっており、スマホで質の高い編集ができるところがCapCutの人気の要因とも言えます。
難しい操作の必要がなくさくっと素敵な動画を作ることができるのは大きな魅力ですね。

チュートリアル動画を閲覧できる

CapCutには、CapCut初心者の方にも安心の機能がついています。
CapCutのメインメニューから「チュートリアル」を選択すれば、CapCutの使い方、編集の方法、さらには応用テクニックまで動画によって説明されているのです。
これからCapCutを使って動画を作りたいと思っている方にとって、とてもやさしい機能といえるでしょう。

またTikTokトレンドをクリックすると、TikTokにあげられているCapCut系の動画コンテンツがまとめて紹介されています。
こうした動画コンテンツをお見本として動画を作成している人も多いようですね。
人気の動画はどのようなつくりになっているのか確認できるので、初心者も構成など客観的にみることができ便利です。

TikTokと連携するとさらに便利

CapCutはTikTokと連携する際にも面倒がなく気軽に連携することが可能です。
CapCutのマイページを開いて右上の三本横線のメニューを開いて、アカウント連携を設定するだけで、TikTokと連携できます。
こうしてTicTokと連携するとアップロードや編集などが楽になります。

例えばCapCutで作った動画をTicTokに共有すれば、TikTokでアップロードする手間が減りますし、TikTokで保存していたオリジナル曲も、CapCutでBGMとして利用できるのです。

CapCutの編集機能はいずれも直観的に、目で見て操作できるようになっているので、初心者の方でも扱いやすく、すぐにサクサク動画編集できるようになると思います。

CapCutアプリの危険性と原因は?

インターネットでCapCut(キャップカット)と調べると「CapCut危険性」と必ず検索のヒットに出てきます。検索のヒットに出てきやすいとなると多くの人がCapCut(キャップカット)の危険性について調べていることになりますよね…。

なぜCapCut(キャップカット)の危険性について調べる人が多いのか考えてみたところ、危険性だと思われる1つにCapCutが中国で作られたアプリだからです。やはり中国製と聞くとなぜか不安になってしまいますよね…。

ここからはCapCut(キャップカット)の危険性が高いと言われている原因について紹介していきます。

商用利用が禁止されている

原因の1つ目がCapCut(キャップカット)は商用利用が禁止されていることです。

CapCut内には元々用意されている効果音や音楽などがございます。用意されている音楽などはCapCutの会社に著作権がありますが、CapCut内に入っていない音楽を利用する場合は著作権の侵害として賠償金を請求されてしまう可能性があります。

友達にシェアする場合や家族内でシェアする場合は大丈夫ですが、音源の許可をとっていないものをインターネットに上げてしまうと利用規約違反になってしまうので注意しましょう。

この危険性と言われる原因はCapCutの危険性ではなく法律を破ると賠償金が請求されてしまうという危険性のことなので、CapCut自体は今の所悪くなさそうですね!

動画編集アプリなのに年齢制限がある

年齢制限があるアプリといったら、FPS系のゲームなどが年齢制限があるイメージですが実はCapCutにも年齢制限がついています…CapCutは13歳以上でないと利用する事が不可能です。

なぜ動画編集アプリなのに年齢制限があるの?と不思議に思う方が多いと思いますが、その理由がもし未成年が規約違反をしてしまった場合未成年には責任が負えないからです。未成年が責任を負えないのでその場合は両親に賠償金が請求されます。

お母さん方に迷惑がかからないように規約違反をしないように気をつけてくださいね!

個人情報が漏れる可能性

CapCut(キャップカット)は安全なアプリといえど中国製のアプリなので個人情報が漏れる危険性がございます。

実はCapCutが出た当初はJianyingという名前で中国限定の編集アプリとしてダウンロードされていました。初めは中国限定のアプリでしたが、中国内でとても有名になり2020年CapCut(キャップカット)と名前を変更して世界中で利用可能となり日本でも大人気アプリになりました!

なぜ中国のアプリがここまで危険性が高いと言われているかというと、中国のアプリは中国の法律に準じて個人データを監視していたり、中国政府機関にデータを送信される機能があらかじめ備わっているからです。

そのため個人情報が漏れてしまう危険性があるので中国のアプリを使いたい際はあらかじめインターネットや周りの評価を見たり聞いたりした方がいいかも知れません。

作成した動画を自由に使われてしまう可能性

危険性が高いと言われている原因は、自分が一生懸命作った動画が勝手に利用されてしまう可能性がある事です。

CapCutを始める際にサービス利用規約に同意して使い始めますよね。実はそのサービス規約にはCapCutを利用しているユーザーであれば他のユーザーが作成したコンテンツを自由に使うことが可能とサービス規約に記載されていました。

簡単に言えば、CapCutを利用した時点で作成した動画がほぼフリー素材になってしまうため、CapCutユーザー以外でも勝手に素材を使えてしまうことになります。なのでCapCutを利用するのなら、自身の容姿などが写っているところはCapCutではない動画編集アプリを利用する事をお勧めします。顔がいつ世の中に流出するのかは危険が高過ぎます…

著作権フリーのBGMではない

CapCutの規約をよく読んでみると、コンテンツの部分にこう書かれています。

お客様と当社の間においては、本サービスのすべてのコンテンツ、ソフトウェア、画像、テキスト、グラフィック、イラスト、ロゴ、ステッカー、フィルター、アニメーション、エフェクト、テンプレート、特許、商標、サービスマーク、著作権、写真、音声、動画、音楽および本サービスの「ルックアンドフィール」、ならびにそれらに関連するすべての知的財産権(「当社コンテンツ」)は、当社により所有または使用許諾されています。
(サービス規約:https://sf16-draftcdn-sg.ibytedtos.com/obj/ies-hotsoon-draft-sg/capcut/via_clause_user_agreement_ja.html )

CapCutで提供されている音源については、著作権フリーではありません。
すべて「当社により所有または使用許諾されています」となっていますので、CapCutの運営元である「ByteDance」が著作権を持っているのです。

CapCutで作ったBGM付の動画をお友達やご家族と一緒に楽しむならいいのですが、「商用目的」で利用するとなると著作権の侵害と判断される可能性が出てきます。
例えばYoutubeにCapCutで作った動画をアップし、そこから広告収入を得たといった場合です。
BGMなどについてはCapCut以外、どの動画編集ソフトでも著作権フリーではないので、CapCutだけじゃなくほかのソフト・アプリケーションでも注意が必要ですね。

CapCutの利用規約はあぶないの?!

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