まずはWhatsAppとFacebook社の情報共有です。
情報としては
- 電話番号
- 電話帳
- 写真
- メッセージ
などの内部情報があり、それらがFacebook社へ筒抜けになってしまうというものなのです。
プロファイルがあるかどうかは関係ないということで、これを拒否する権利はありません。
Facebook社は情報収集に勤しんでいた時期があり、WhatsAppの買収後個人情報を収集したいと考えていたといいます。
ただ、これは機密情報の保護観点の危険性があると指摘がありSNS上ではWhatsAppから離れる運動も起こっていました。
目次
メッセージ自体は安全でもユーザーデータはサーバーに保存
WhatsAppはすべての情報を暗号化していますが、ユーザーのデータはサーバーに保存されているということです。
WhatsAppは「情報はマーケティングに利用するために収集している」と公言しており、サーバーへ保存しているというのです。
ただ、
- ユーザー名
- ユーザーの写真
- ステータスメッセージ
などがハッキングされ情報漏洩する可能性を示唆しており、危険性はますます増していきました。
サーバーへの保存でハッキングや政府への提出の可能性
さらに、WhatsAppが収集しているデータは特別な事態が発生した際に政府へ提出する可能性もあるのです。
ハッカーは自由にWhatsAppのサーバーへアクセスして、情報を盗み出すことができる状態をWhatsApp自ら整えてしまったといえるでしょう。
プライバシーポリシーを機に大規模なユーザー離れ
WhatsAppのプライバシーポリシーの変更を受け、一気にユーザーが離れていきました。
特にダウンロード数が増えているのが
- Signal
- Telegram
などで、72時間程度で2,500万人ほどのユーザーが殺到したという報告もされています。
テスラ社CEOのイーロンマスクが「Signalを使おう」と公言したことでもWhatsAppのユーザー離れが進んでいきました。
WhatsApp含むFacebook製アプリがユーザーを追跡している可能性
以上の危険性がありましたが、さらに100%確定ではありませんが色々な問題が浮上してきています。
それはWhatsAppを含むFacebook社製のアプリがユーザーを追跡している可能性があるということです。
加速度センサーによるユーザーの行動を追跡か
実は「加速度センサー」という機能を使って、スマホの動きを検知することでユーザーの行動を追跡しているといわれています。
つまり、スマホを傾けると画面が傾く機能を駆使してユーザーが何をしているのかを割り出すということ。
Facebookはユーザーがどれだけ横になっているのかなどを加速度センサーから読み取ることができるのではないかと言われています。
Facebookアプリで位置情報へのアクセス不許可でも周囲のアプリで情報送信か
さらに、Facebookアプリに位置情報を許可していなくても周りの人が許可をしている場合自分の位置情報も送信される危険性があります。
これが本当であれば「位置情報の許可」がいらなくなる可能性まで浮上しているのです。
世界的に有名なFacebook社だけに悪用される危険性は少ないとされていますが、勝手に位置情報が筒抜けになっているのは不安です。
まとめ
今回はWhatsAppの危険性について見ていきました。
2021年1月のプライバシーポリシー変更に伴い、WhatsAppからユーザーが離れていったのは明白な事実。
危険性を加味してWhatsAppの利用は控えておいたほうがいいのかもしれません。