iPhoneはiOSと呼ばれることがありますが、iOSとは一体何なのでしょうか?
今回は、iOSとは何なのかについて紹介していきます。また、iOSとAndroidの違いはなんなのか特徴や、それぞれのメリット・デメリットについても解説していきます。
iOSとは何?
iOSとはなんなのでしょうか?
スマホはiPhoneとAndroidがトップシェアとなっていますが、iOSとは、iPhoneの為のOSのことをいい、Androidとは、Androidの為のOSのことをいいます。
ということで、そもそもOSとは何なのか・iOSについても詳しく解説していきます。
そもそもOSとは
OSとは、オペレーションシステムのことをいいます。
オペレーションシステムとは、コンピューターを動かすための機能を担当しているソフトウェアのことで、コンピューターの基本的な動作はOSによって動いています。
例えばiPhoneでは、タッチして動作をする「タッチパネル」がありますが、これもOSのおかげで動いいます。また、アプリを元にiPhoneを操作できているのも、OSのおかげです。
iOSはiPhoneの為のAppleのOS
iOSとは、iPhoneの為のAppleのOSです。
iPhoneでもiPhone13・iPhone14…というようにiPhoneシリーズはたくさんあり、Androidでもたくさんの種類の機種がありますよね。たくさんの機種があれどOSは、iPhoneは全てiOS、Androidは全てAndroidとなっています。
iOSとは、iPhoneのためにAppleが開発したOSとなっています。
Androidとの違いは?iOSの特徴を解説
OSとはiOSとAndroidがあることがわかりましたが、Androidとの違いとはなんなのでしょうか?
iOSとAndroidについてそれぞれ解説していき、iOSの特徴についても解説していきます。
iOSはApple、AndroidはGoogle
それぞれのOSについて解説していきます。
iOS(Apple)
iOSとは、Appleが開発したOSとなっています。
AppleがApple製品の為に開発したOSなので、Apple製品のみのOSとなっています。他のApple製品との相性もよく、MacやiPadを使用しているという人はおすすめです。
周辺機器がたくさんあることや、OSのアップデートが頻繁にあり新機能やバグの改善、セキュリティもしっかりとしています。
Android(Google)
Androidとは、Googleが開発したOSとなっています。
Googleが開発したOSであるAndroidは、誰でも無料で使用することができます。なので、いろんなメーカーがAndroidを使用しています。
AndroidはGooglePlayからアプリをダウンロードすることができ、iOSよりもアプリの数は多くなっています。
周辺機器はiOSと比べて少なくなっており、OSのアップデートも機種によってはあまり行われないこともあります。
【特徴①】iOSはシンプル、Androidは自由
iOSとAndroidそれぞれの特徴とは、iOSはシンプルな操作が特徴となっており、Androidはいろんなカスタマイズが自由にできる、という特徴があります。
どれを選ぶかは購入者次第となっており、シンプルな操作でiPhoneを選ぶのもよいですし、いろんなカスタマイズが自由にできるからAndroidを選ぶというのもよいでしょう。
iOSのiPhoneの方がシンプルだから操作が簡単かと言われると人それぞれで、iPhoneの操作が簡単という人もいればAndroidの操作が簡単という人もいます。例えばAndroidのカスタマイズ度の高さを生かしてらくらくスマートフォンを販売している業者もいるので、iPhoneかAndroidかの括りは一旦置いて、自分にあったスマホを選びましょう。
【特徴②】扱うアプリの違い
iOSとAndroidのそれぞれの特徴とは、扱うアプリの違いです。
iOSではAppStore・AndroidではGooglePlayなので、扱うアプリに違いがあります。いろんな人が利用するようなアプリであればどちらのストアにもあるので気にしなくていいですが、どうしてもAppStoreにはないアプリ・GooglePlayにはないアプリが存在します。
使用したいアプリがある場合は、あらかじめどっちのOSに対応しておくかチェックしておくといいでしょう。
iOSのメリットとは?
iOS・Androidの違いを解説してきましたが、iOSのメリットとは一体何なのでしょうか?
iOSのメリットとは、他のApple製品と相性がいい・シンプルな操作・動作が軽い・セキュリティ対策が万全といったメリットがあります。
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。
【メリット①】他のApple製品との相性がいい
最初のメリットとは、他のApple製品との相性がいいということです。
iOSはAppleが開発したApple製品のためのOSなので、iPhoneだけでなく他のApple製品のiPadやMacなどもiOSが使われており、相性がとてもいいです。例えば、
- メモや写真が同期される
- AppleIDひとつで他の端末にダウンロードできる
- AirDropでデータを送れる
といったメリットがあります。MacやiPadを持っている人は、iPhone一択でしょう。
【メリット②】シンプルな操作
続いてのメリットとは、シンプルな操作ということです。
iOSはiPhoneを使用するユーザーのためにつくられた感じで、とてもシンプルなデザイン・操作となっています。一方Androidは、いろんな機能がごちゃごちゃしているイメージです。
iOSのiPhoneの方がシンプルだから操作が簡単かと言われると人それぞれで、iPhoneの操作が簡単という人もいればAndroidの操作が簡単という人もいます。慣れの部分が大きいものの、新しくスマホを利用するという人はiPhoneの方が早く慣れるでしょう。
【メリット③】動作が軽い
続いてのメリットとは、動作が軽いということです。
iPhoneはスペックが高く、動作が軽くなっています。
一昔前まで、iPhoneは動作が軽い・Androidは動作が重いと言われていました。しかし、今ではiPhoneのスペック以上のAndroidも登場しており、機種を選べばAndroidでも動作は軽くなるでしょう。
しかし、Androidは機種がピンからキリまであるので、1~2万円で購入できるようなAndroidを購入すると、動作が重くなってしまいます。
【メリット④】セキュリティ対策が万全
続いてのメリットとは、セキュリティ対策が万全ということです。
iPhoneはAndroidと比べても、セキュリティ対策がしっかりとしています。
現にウイルス感染の原因であるアプリのインストールでも、iOSのAppStoreは厳しく監視している一方、AndroidのGooglePlayは緩い監視のみとなっています。これが、AppStoreがGooglePlayに比べてアプリが少なくなっている原因となっています。
GooglePlayでも気を付ければ危険なアプリを回避することができますが、危険なアプリをあらかじめブロックしてくれているAppStoreの方が安全と言えるでしょう。
Androidのメリットとは?
iOSのメリットを紹介しましたが、Androidのメリットとは一体何なのでしょうか?
Androidのメリットとは、機種が豊富・カスタマイズ度が高い・戻るボタン・SDカードを使用できるといったメリットがあります。
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。
【メリット①】機種が豊富
最初のメリットとは、機種が豊富ということです。
AndroidのOSは誰でも自由に使うことができるので、いろんなメーカーがAndroidを使用しています。iOSはiPhoneだけなのに対し、Androidは色んな機種があります。
いろんな機種から選ぶことができるので、自分にあった機種を購入することができます。
また、iPhoneにはない最新機能を搭載している機種も多くあるので、Androidも選べばiPhoneより快適に使えるでしょう。
【メリット②】カスタマイズ度が高い
続いてのメリットとは、カスタマイズ度が高いということです。
ホーム画面のカスタマイズ度も高く、iPhoneがウィジェットを採用する前にAndroidではウィジェットを使用できるようになっていました。
また、アプリの種類も多いので、いろんなカスタマイズアプリを試すことができます。
iPhoneでもウィジェットが登場したり、OSのアップデートごとにカスタマイズ度は高くなっていますが、それでもロックやホーム・アプリなどをカスタマイズできるのはAndroidだけでしょう。
【メリット③】戻るボタン
続いてのメリットとは、戻るボタンがあるということです。
Androidの特徴として、戻るボタンがあるという特徴があります。戻るボタンはタップすることで画面を1つ戻すことができる便利なボタンですが、iPhoneにはその戻るボタンはありません。
AndroidからiPhoneに乗り換えたユーザーからは、戻るボタンがないから戸惑ったという声が多く見られます。
一応iPhoneでもページをスライドすることで戻ることはできますが、戻るボタンで使い慣れているという人はiPhoneは使いづらいのかもしれません。
【メリット④】SDカードを使用できる
続いてのメリットとは、SDカードを使用できるということです。
AndroidではSDカードを使用できる端末が多く、色んなデータを保存することができます。もしもAndroid自体容量が少なくても、SDカードを入れるだけで簡単に増設することができます。
一方iPhoneでは、SDカードを使用できないため、容量が大きいiPhoneをあらかじめ買うか、iCloudに課金して容量を増設しなくてはいけません。
AndroidはSDカードを使用できるという点は、優しいですね。
iOS・Androidのそれぞれのデメリットとは?
iOS・Androidそれぞれのメリットとは何なのか解説してきましたが、反対にiOS・Androidそれぞれのデメリットとは一体何なのでしょうか?
iOSのデメリット・Androidのデメリットをそれぞれ詳しく解説していきます。
iOSのデメリット
iOSのデメリットを解説していきます。
iOSのデメリットとは、価格が高い・戻るボタンがない・SDカードを使えないといったデメリットがあります。
iOSのiPhoneではスペックが高く高性能な分、Androidよりも値段が高くなっています。また、iPhoneと同スペックのAndroidでもAndroidの方が安いと言われていることもあるため、価格が高いのはiPhoneのブランド的な部分もあるのかもしれません。
Androidの使用に慣れているという人は、戻るボタンがないというのも使いにくい要素の一つでしょう。また、iPhoneはSDカードを使用できないため、容量が大きいiPhoneをあらかじめ買うか、iCloudに課金して容量を増設しなくてはいけません。
Androidのデメリット
Androidのデメリットを解説していきます。
Androidのデメリットとは、操作がしづらい・動作が遅い・セキュリティ面で不安といったデメリットがあります。
AndroidはiPhoneに比べてもいろんな機能がごちゃごちゃしているイメージで、慣れの部分もあるものの初めてスマホを使うという人はiPhoneの方が慣れやすいでしょう。
Androidは機種によってはスペックの低いものもあるため、動作が遅いといったこともあります。また、Androidは使用できるアプリが多いものの、安全なアプリかはわからないためセキュリティ面での不安もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
iOSとは、iPhoneのためにAppleが開発したOSのことをいいます。
iOS・Androidは、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあるので、自分にあった機種を選びましょう。