今回は「ひつぎの高校地学1091問」を紹介します。基本的な教科書レベルから難関国立大学入試二次試験レベルまで広範囲の内容を網羅。四択式で勉強の進めやすさもポイントです。地学は自分たちの住む地球に関する学問。受験に関係なく、地学を勉強したい方にもおすすめです。
「ひつぎの高校地学 1091問」の概要
「ひつぎ教育研究所」が開発・運営する「ひつぎの高校地学 1091問」は、高校地学の勉強に適したAndroid版アプリです。
高校の教科書や定期テスト、共通テストや難関国立大学の二次試験程度まで対応。分野ごとに分かれていて、四択形式で勉強するスタイルです。
また、有料プランでは、解きたい問題を選択し、アプリがその中から出題する機能もあります。そのため、効率よく自分の勉強したい内容を学ぶことができます。
アプリ開発のきっかけ
「ひつぎ教育研究所」のアプリ開発担当の方が、受験生時代にセンター試験(現共通テスト)及び二次試験の理科科目で地学を選択し、アプリを利用して勉強をしようと思った時、適したものがほとんど存在しないことに気づいたそうです。
その他まわりの地学を選択した受験生からも、同様に「地学を勉強できるアプリがあったらいいな」という要望も聞かれました。それならば、勉強も兼ねて「自分で作ってしまおう」とアプリの開発に至ったそうです。
また近年では、高校で地学を開講している学校数が減少傾向にあり、共通テストでの地学受験者数2000人未満という状況が続いています。近い将来には、受験者数が1000人以下となり、それに伴って共通テストや二次試験から地学が消滅すると考えられているのが現状です。
このアプリには、地学消滅の流れに少しでも逆らいたいという思いも込めて制作されたそうです。
地学の対応分野
基本的に高校の教育指導要領に即した内容ですが、一部大学で勉強するような発展した内容も含まれているそうです。
宇宙、銀河、星団の3つに分類、以下が対応分野です。
- 地球の構造
- 地球の活動
- 地球の天気
- 地球の海洋
- 堆積岩と地層の観察
- 地球と日本列島の歴史
- 太陽系の惑星
- 太陽系の衛星と小天体
- 惑星の運動
- 太陽の構造と活動
- 恒星の性質と一生
「ひつぎの高校地学 1091問」を利用していただきたい方々
大学受験で地学を選択する方々にも使っていただきたいという思いと、受験勉強に関係なく、地学を勉強してみたいと思っている方に利用していただきたいそうです。
地学は、私たちが住んでいる地球や宇宙に関する学問です。また物理や化学、生物など他の利科目を総合的かつ横断的に学べる分野になります。地学に興味を持っている方の、知識定着を目的にもご利用ください。
まとめ
今回は、「ひつぎの高校地学 1091問」をご紹介しました。今後は、多く要望が寄せられているiOS版をリリース予定です。また「ひつぎ教育研究所」では、最新の研究成果の反映や問題、解説なども随時拡充を図り、ユーザーの要望にもできる限り応えていきたいと考えていらっしゃるそうです。さらに詳しい内容は、下記のリンクでご確認ください。