破損したファイルに問題があれば「irql_not_less_or_equal」エラーが表示されることがあります。
その場合はディスクのエラーを確認するようにしてください。
手順は
- コマンドプロンプトを起動
- 「chkdsk C：/ f」と入力
- Enterキーを押す
でOK。
ここに問題が無ければディスクにエラーが無いことを確認できました。
目次
ハードウェアトラブルシューティングの実行
ハードウェアの問題も「irql_not_less_or_equal」エラーの1つ。
そのため
- Windowsスタートメニューを開く
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」→「ハードウェアとデバイス」をクリック
- 「トラブルシューティングの実行」をクリック
- PCのスキャンを待機する
でOK。
問題が無ければそのまま終了します。
しかし、問題があれば
- エラー
- 解決策
の2つが表示されます。
CPU/RAMのオーバークロックを無効
PCにあるCPUやRAMのオーバークロックを無効にする方法もあります。
しかしこの方法はBIOSを弄ることになるので、専門的な知識が無い人はやめておきましょう。
それでもやるという場合は
- PCの電源を入れる
- 画面に「Press DEL」・「Press F2」と表示される
- 何かしらのキーを押し、BIOSの設定画面を開く
でOK。
ここでは
- CPU
- DVDドライブ
- メモリ
のようなハードウェアの基本情報が表示されます。
さらに
- オーバークロック
- CPUの動作クロック
の設定画面まで表示されます。
OSのクリーンインストール
以上の方法でもダメだった場合は、OSのクリーンインストールを実行しましょう。
Windows更新ツールを使用して、WIndowsOSのクリーンインストールを実行すると大体のことは治ります。
グラフィックボードが原因でエラー発生していた場合の対処法
まれになりますが、グラフィックボードが原因で「irql_not_less_or_equal」エラーが発生していた場合の対処法をご紹介します。
グラフィックボードのドライバ
まずグラフィックボードのドライバアップデートをしましょう。
手順は
- Windowsアイコンをクリック
- 「デバイスマネージャー」を起動
- 「対象のデバイスドライバー」→「ドライバの更新」→「自動検索」をクリック
- アップデートプロセスを終了させる
でOK。
最後にはPCの再起動しましょう。
もしグラフィックボードのドライバが最新であれば何も表示されません。
グラフィックボードの発熱と冷却不全
またグラフィックボードが発熱していたり、まだまだ熱がある場合です。
冷却が100%終了しておらず、冷却不全になっている場合はどうすればいいのでしょうか。
PC内部およびグラフィックボードの清掃
まずはPC内部の清掃を行いましょう。
PCは精密機器ですが
- 掃除機
- エアーダスター
- ブロワー
- ウェットティッシュ
- 綿棒
などで清掃をしましょう。
またグラフィックボードも同様に清掃するようにしてください。
綺麗にふき取ることで「irql_not_less_or_equal」エラーが解消されることがあります。
ハードディスクの自動シャットダウン機能の停止
PCにもよりますが、ハードディスクには自動シャットダウンの機能が搭載されていることがあります。
この自動シャットダウンは勝手にシャットダウンしてくれる便利な機能なのですが、「irql_not_less_or_equal」エラーの原因にもなっています。
そのため
- ハードディスク自動シャットダウン機能を停止
- スリープ状態にしない
ことが大事です。
以上の2点を守っていれば「irql_not_less_or_equal」エラーは解消されるでしょう。
ハードウェア・アクセラレーションをオフ
ハードウェア・アクセラレーションがONになっていると、グラフィックボードの
- 発熱
- 冷却不全
になることがあります。
そのためPCのハードウェア・アクセラレーションをOFFにしておきましょう。
他にも
- PCのバックアップを取っておく
- グラフィックボードの冷却スピードを上げる
- GPUクロック数を下げる
などの対処法があります。
PCが破損してしまうとバックアップを取っていなければPC内のデータがすべて消えてしまいます。
さらに、グラフィックボードの冷却を素早くすることで「irql_not_less_or_equal」エラーを解消させることができます。
冷却スピードを上げるには
- 冷却商品を購入する
- 扇風機に仰ぐ
があります。
さらに「irql_not_less_or_equal」エラーの要因の1つにGPUクロック数の高さがあります。
クロック数が高ければ高いほど「irql_not_less_or_equal」エラーの可能性が向上します。
結果、GPUクロック数を下げておくことが「irql_not_less_or_equal」エラーを発生させない対処法の1つとして働くでしょう。
まとめ
