ただ、ごくまれですが0120802716の電話の内容が料金未払いの督促電話であることもあります。
ネット上では「料金未払いの催促だった」という声もありました。
ニチガスを利用している方の中で料金未払いに心当たりがある場合は、0120802716に出たほうがいいでしょう。
ただ、心当たりがない場合は0120802716に出る必要はありません。
目次
推奨まではできない着信拒否
何度も何度もかかってきてうざい!と言われている0120802716ですが、着信拒否をすることはおすすめできません。
先ほどもありましたが、0120802716の電話の中には料金未払いの督促電話も交じっています。
滞りなくニチガスへの支払いをしている方は0120802716を着信拒否しても問題はありませんが、怪しい方はいったんSTOPしてください。
ガス会社を自由に選択できるようになったガス自由化
皆さんは「ガス自由化」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
「ガス自由化」とは好きなガス会社と自由に契約をすることができるようになったことを指します。
ただすべてのガスがガス自由化の対象になったわけではなく、都市ガスのみガス自由化の対象となっています。
今までは大手ガス会社4社が市場を独占していましたが、ガス自由化されたことによって他の会社もガスを販売できるようになりました。
そのため、大手ガス会社よりも安いガス会社があればそこで契約することができるようになったのです。
ちなみに、2016年4月には電力小売全面自由化が実現しています。
この「ガス自由化」は2017年に実現したのですが、理由は
- 天然ガスの安定的な供給の確保
- エネルギー事業者間の競争や他業種からの参入を促し、料金を最大限に抑制
- エネルギー事業者間の競争や他業種からの参入を潤滑にすることで、ガス利用者が多様な料金メニューから選択可能にする
- 天然ガスの利用方法を拡大するため(導管網の新規整備・燃料電池、コージェネレーション etc...)
などがあります。
独占的に市場で販売することは社会においてデメリットしかありませんので、「ガス自由化」はよい傾向だと捉える人が多くいます。
ガスの供給方法は3種類
ちなみに、ガスの供給方法は
- 都市ガス:ガス導管を伝って各家庭へ供給
- プロパンガス:液化されたガスをガスボンベに充填し各家庭へ供給
- 簡易ガス:敷地内にガス発生設備を設置し各家庭へガスを供給
の3つの供給方法があります。
家庭ではこの3つのうちどれかの供給方法が採用されています。
都市ガスとプロパンガスの違い
ではここで都市ガスとプロパンガスの違いについて理解しておきましょう。
大きな都市ガスとプロパンガスの違いは3つあり、
- 原料
- 供給方法
- 料金体制
です。
まず原料ですが、
- 都市ガス:天然ガス
- プロパンガス:液化石油ガス
となっています。
ガスの輸入先も異なりますので、全くの別物と捉えてください。
また、供給方法としては
- 都市ガス:ガス導管を伝って各家庭へ供給
- プロパンガス:液化されたガスをガスボンベに充填し各家庭へ供給
となっており、ガス導管を使うのかガスボンベへ充填するのかの違いがあります。
ガスの自由化にはガスの託送料金が必要
一見簡単なように見える「ガス自由化」ですが、「ガス自由化」を実現させるにはガスの託送料金が必要になっていました。
もともとガスの新規事業会社が大手ガス会社にガスの供給をお願いするために、ガスの託送料金があります。
「ガス自由化」が採用されるまでは大手ガス会社がすべての託送を代行していました。
これは大手ガス会社がガス導管を保有しているからであり、これからガス事業に参入してくる事業者はガス導管を保有していないことが多いです。
そのため大手ガス会社のガス導管を利用する必要があり、利用料として託送料金を支払う必要があります。
ちなみに、託送料金は我々が支払っている「託送料金相当額」に含まれています。
電力自由化との違い
先ほどもありましたが、「電力自由化」も1年ほど前に採用されています。
この「電力自由化」と「ガス自由化」の違いとしては検針作業にあります。
今までは電気もガスも機械式メーターを採用しており、検針員が現地に出向いて検針作業を行っていました。
しかし、「電力自由化」になったことによってスマートメーターが採用されたのです。
このスマートメーターとは、現地へ行かなくても検針作業を行うことができる便利な機械です。
ただ、ガスに関しては電力自由化になった後でも現地で検針作業を行っている現状があります。