ではここで積立預金と定期預金の違いについて勉強しておきましょう。
「お金」に関しての知識が培われにくい日本において、積立預金と定期預金の違いを知っておくことは非常に大事です。
積立預金と定期預金の違いとは何があるのでしょうか。
目次
金利は低いが制限の少ない積立預金
まず、金利は低いが制限の少ない積立預金について解説していきます。
積立預金は毎月一定の金額を設定し、積み立てていく預金のことです。
最低積立額は金融機関や銀行によって異なりますが、条件に合わせたプランが用意されています。
ただ、積立預金は金利が低いためあまり恩恵を受けることはできません。
金利は高いが制限の多い定期預金
続いて金利は高いが制限の多い定期預金について解説していきます。
定期預金は任意の金額を別の口座へ預け入れ、設定した時期まで保有する方法です。
預金期間は1ヶ月~10年とかなり幅広く用意されていますので、自由に定期預金を決めることが可能です。
また、
- スーパー定期:300万円未満
- 大口定期:1,000万円以上
を指しており、定期預金を利用するうえでは覚えておくべき単語です。
定期預金と積立預金のより詳細な相違点
先ほどは大雑把にご紹介しましたが、もっと知りたい!という方も多いでしょう。
そこで定期預金と積立預金のより詳細な相違点について追及していきます。
預入金の運用方法の違い
預入金の運用方法の違いとしては、以下の表をご覧ください。
定期預金 | 積立預金 | |
預入金額 | まとまったお金を預金する | 少額ずつ定期的に預金する |
制限 | 原則満期まで保有する | 途中で引き出せるケースが多い |
これは金融機関・銀行によって異なりますので把握しておきましょう。
預入や出勤についての制限の違い
預入や出勤についての制限の違いとしては、
- 100万円を1年間預ける:定期預金
- 1万円を毎月預ける:積立預金
です。
最終的に預けた合計金額が一緒でも、積み立てるのかそれとも一気に入金するのかの違いがあります。
途中解約の可否についての違い
定期預金は、途中で解約はできません。
満期を迎えるまでお金を引き出すことができませんので、預け入れる前に吟味する必要があります。
ただ、100%無理なわけではなく手続きを行えば引き出すことは可能ですが「中途解約」扱いになり金利が低く適用されてしまいます。
元本割れの危険性はありませんが、預金のメリットである金利の恩恵を受けることができなくなります。
一方、積立預金は途中解約が可能です。