ウィラーは高速バスですが、やばいという声があるようです。何がやばいのかというと、以前事故を起こしたことがあるからです。とはいっても格安で利用でき人気があります。過去に事故があったときどのように対策したのか、ウィラーがどのようにお得なのか調べてみました。
目次
【高速バス】ウィラーエクスプレスはやばい?実際の事故と対策
格安で移動できる高速バスなら利用してみたいと思いますが、事故は起きないのかと不安になってしまいます。
実際にウィラーエクスプレスでは事故が起きているので、やばいという声もあります。
過去に起きたウィラー高速バスでの事故はどんなもので、どのようにやばいのか解説します。
ウィラーエクスプレスの大きく取り上げられた事故【三重県】
2015年の7月にウィラーバスが三重県で大きな事故を起こしてしまいました。
ウィラーの委託しているロウズ観光バスが事故を起こし、26名が救急搬送される事態に発展しました。
事故の原因として、ロウズ観光バスの運転手は11日も連続で勤務していたことが分かりましたが、会社側は特に違反を犯していたわけではありません。
バスの運転手は、前日しっかりと睡眠を取っていたので法的に問題はありませんでしたが、連勤での疲れや疲労が溜まっていたのでしょうか?
死亡者が出なかったのは幸いでしたが、バスの運転手が「事故直後の記憶がないと」発言しており、事故当日の恐怖ややばさが想像できます。
- やばいと思われる要因①ガードレールは約5メートルもなぎ倒されていた
- やばいと思われる要因②ガードレールを突き破り2メートルも下に落下した
- やばいと思われる要因③運転席は大破していた
- やばいと思われる要因④運転手が運転を誤った可能性
落ちた場所が茶畑だったので大きな被害は出なかったようですが、それが茶畑ではなかったらやばいなどと言っていられないくらいの事故になっていたと思うと本当に恐ろしい話しです。
採用されていた安全対策
やばいことになりかねなかったウィラー高速バスの事故ですが、平成24年に起きた群馬での高速バスツアーによる事故で国土交通省が新たな厳格な規制を儲けていました。
安全性についてはどこも違反されているところはなかったようです。
FEELythm(フィーリズム)の採用
フィーリズムとは富士通が開発した眠気検知技術であり、それをつけることによって眠気を感知した場合には本人への警告、または運行管理者に通知がいくようなシステムです。
これを採用していたこともあり、ウィラー高速バスの事故のときにそういった眠気が感知されることはなかったようです。
等速運転の推奨
等速運転とは一定の速度で走り続けることで、ウィラー高速バスではこれを実施していたようです。
実際、ウィラー高速バスの運転手は等速運転のプロとして紹介されており、実際にパンフレットに掲載されていました。
ただ、そうはいっても事故は起きてしまったので、さまざまな要因が重なってしまったのかもしれません。
高速バスのメリットのお得さはウィラーエクスプレスも例外ではない
やばいことになりかねなかったウィラー高速バスでの事故がありました。
しかし、それは1度きりで今では安全面でも徹底され、移動手段としてかなり利用されています。
利用されている理由はその料金の安さでしょう。
安すぎてやばいと思われるウィラーの高速バスの料金を1部ですが紹介します。
東京ー仙台 | 2,700円※ |
東京ー新潟 | 2,100円 |
東京ー長野 | 1,300円 |
東京ー大阪 | 2,300円 |
東京ー名古屋 | 2,300円 |
大阪ー名古屋 | 1,800円 |
※あくまでも片道の最低価格でありシーズン、バス、座席の種類によっても変わってきます。
【比較情報】新幹線・飛行機の価格
では、新幹線や飛行機の場合にはどのくらいになるのでしょうか。
東京大阪間に限って紹介しましょう。ウィラー高速バスでは片道2,300円(最安値)です。
新幹線では片道13,870円、飛行機では4,910円になります。
こう見ると高速バスがやばいくらい安いということがわかりますね。
高速バスもふくめ自分にとってベストな交通手段を選ぼう
高速バスというとやばい事故のイメージがつきまといます。しかし、統計で見てみると高速バスでの事故はそんなに高い確率ではないのです。
ただ、ひとたび事故になるとダメージが大きいため、割合が高いように感じてしまうのです。
自分にとって優先順位は何なのかを考え、安さが1番という場合は高速バスを利用するのもいいのではないでしょうか。