学費の面でもサイバー大学はユニークです。一般的な年額固定ではなく、履修する単位の数に応じて学費が変動します。
そのため、4年在学しようと6年在学しようと履修単位数が同じなら、授業料自体は同じ金額になります。
一例として4年在学の場合と6年在学の場合の学費の合計を比較すると以下のようになります。
入学検定料 | ¥10,000 | ¥10,000 |
入学金 | ¥100,000 | ¥100,000 |
授業料 | ¥2,604,000 | ¥2,604,000 |
学籍管理料 | ¥96,000 | ¥144,000 |
システム利用料 | ¥128,000 | ¥192,000 |
学費合計 | ¥2,938,000 | ¥3,050,000 |
学籍管理料やシステム利用料は在学期間に応じて増額しますが、履修単位数が同じであれば授業料は4年在学でも6年在学でも同額になります。
そのため、6年在学しても4年在学時と比べてそれほど学費が大きく跳ね上がることはありません。これは逆の意味で「やばい」ですね。
目次
【サイバー大学とは②】偏差値について
大学に入るにあたって気になることの一つが入試の難しさです。入試難度の指標としてよく偏差値が使われますが、サイバー大学の入試の偏差値は公表されていません。
そもそもサイバー大学の入学手続きに入学試験は存在せず、必要な手続きはオンラインでの入学願書と志望動機書の記入や検定料の納入、必要書類の郵送などとても簡単なものに限られています。
大学に入るのに受験勉強が必要となってくると、特に働きながら学びたい人には負担が大きくなってしまいますので、入学試験が無いのは社会人には助かりますね。
サイバー大学ではどんな事が学べる?
では次に、サイバー大学ではどんなことが学べるのかをご紹介していきます。
サイバー大学にはIT総合学部という学部があり、その中で3つのコースに分かれています。
- テクノロジーコース
- ビジネスコース
- ITコミュニケーションコース
それぞれのコースについてどんな人におススメなのか、そこで学んだ知識やスキルが活かせる職種にはどんなものがあるのかについて、簡単にご紹介していきます。
【サイバー大学IT総合学部】テクノロジーコース
テクノロジーコースはプログラミングやセキュリティの知識を中心に学べるコースです。
AI技術を駆使したデータ分析や機械学習をビジネスに活かしたい人、ソフトウェア開発や情報セキュリティに携わりたい人などにおススメです。
このコースで学んだことが活かせる職種としてはシステムエンジニアやプログラマー、データサイエンティスト、情報セキュリティ担当者などがあります。
【サイバー大学IT総合学部】ビジネスコース
ビジネスコースはその名の通りビジネスに関する知識を習得できるコースです。サイバー大学の強みであるIT分野と絡めて、「ITの分かる」ビジネスパーソンを目指すと言う部分が特徴的です。
具体的には企業や経営に関する知識の他に、ITやプログラムなどへの理解を深めることでネットビジネスやシステム開発マネジメント能力なども養えます。
起業を目指す人はもちろん、ネットを使ったマーケティングを学びたい人やシステム開発のリーダーとしてマネジメントしたい人などにおススメのコースです。
このコースで学んだことが活かせる職種としてはITを活用した起業家や経営者、企業内IT職などです。
【サイバー大学IT総合学部】ITコミュニケーションコーズ
色々な仕事で活用できるITの基礎から応用まで幅広く学べるのが、ITコミュニケーションコースです。
仕事や生活などに様々なITサービスを活用したい人や、ソーシャルメディアによる情報の発信や共有に興味のある人におススメのコースです。
このコースで学んだことが活かせる職種としてはITを活用する総合職や企業のPR職などです。
サイバー大学は働きながら学びたい社会人や、通学が厳しい人にはおすすめ!
サイバー大学で学ぶのはどんな人に向いているのでしょうか。
通信制大学という特性から考えるとやはり働きながら学びたい社会人や、何らかの理由で通学が難しい人ということになりそうですが、ここで特におススメしたいのが働きながら学びたい社会人です。
働きながら学ぶのであれば、サイバー大学は「やばい」という評判にはならず、むしろおすすめしたい大学になります。
ここでは、サイバー大学が働きながら学びやすい理由についてご紹介していきます。