次は、「用紙」にテンプレートを追加します。やり方は、ほとんど表紙のときと同じです。「表紙」のときと同じように、書類画面の右上にある歯車マークから、「ノートのテンプレート」を表示させます。今度は、「ノート」を選択して、用紙とノートの向きを選び、新規追加した「オリジナル」の「読み込む」をタップします。
表紙のときと同じ要領で、「ファイル」か「写真」から、読み込みたいテンプレートを選びます。今回は、「”ファイル”から」を選択してみました。
追加したいファイルのある場所を選択します。そこから、追加したいファイルをタップすれば、完了です。
WindowsでもGoodNotes5ファイルは閲覧可能
基本的には、GoodNotes5のファイルは、iCloudで同期した端末やPCでしか見られません。ですが、自動バックアップ機能を使えば、Windowsでも、GoodNotes5のファイルを見ることができます。
自動バックアップ機能の使い方
ここからは、GoodNotes5のバックアップの方法について解説していきます。ノートの一覧表示「書類」の画面を開きます。右上の歯車マークをタップして、「設定」をタップします。設定画面がポップアップ表示されたら、「自動バックアップ」を選択します。
自動アップデートを「オン」にすると、詳細な設定が表示されます。設定項目は、以下の5つです。
- クラウドストレージ
- Wi-FiまたはBluetooth環境下でのみアップデート
- バックアップ先フォルダ
- ファイルフォーマット
- 除外されたフォルダ/ファイル名
ここで、WindowsでGoodNotes5を見られるようにするために重要なのが、「クラウドストレージ」と「ファイルフォーマット」です。では、Windowsでみられるようにする為の設定を上から順にご説明します。
クラウドストレージに保存する
バックアップ先のクラウドアプリを設定します。対応しているのは、「Dropbox」「Google drive」「Onedrive」の3つです。ご自身で使いやすいものを選んでください。おすすめは「Google drive」です。15GBの容量があり、また、使っている人も多いので、ファイルの共有も簡単に行えます。
Wi-FiまたはBluetooth環境下でのみアップデート
基本的には「オン」にしておいたほうが良いです。「オフ」にしてしまうと、3Gや4Gのときでも通信してしまうので、通信容量が多くなってしまいます。
バックアップ先フォルダ
ドライブ上でのバックアップ先フォルダ名を設定できます。デフォルトでは「goodnotes」になっていますが、GoodNote4などで利用していた場合は、混ざってしまうので、「goodnotes5」などに変更しておくといいと思います。
ファイルフォーマット
ファイルフォーマットは、「PDF」「goodnotes」「goodnotes&PDF」から選べます。デフォルトではPDF形式のみになっています。PDF形式のみでバックアップしてしまうと、再び編集可能なgoodnote形式に戻せないため、PDF形式のみでのバックアップは、おすすめできません。ファイル共有可能、かつ再編集可能な状態にしておくには、「goodnotes&PDF」でバックアップしておくことをおすすめします。
除外されたフォルダ/ファイル名
自動バックアップでは、バックアップするフォルダ/ファイル名を選択できませんが、除外することはできます。「共有したくないし、バックパックするほどでもないな」といったものは、ここに登録しておくと、自動バックアップされません。
まとめ
GoodNote5は、仕事だけではなく、勉強やプライベートなものなど、広範囲にわたって使用できる、便利なノートアプリです。ここでは触れてませんが、フラッシュカード機能などもあり、社会人だけではなく、学生にも使い勝手の良いものです。GoodNotes5があれば、何冊ものノートを持ち運ぶことなく、iPad1台で事足ります。荷物の多くなりがちな人には、軽量化できておすすめのアプリです。ぜひ、活用してみてください。