ウォーターマーク(透かし)が入っている動画であれば、TikTokの公式アプリからダウンロードして保存することができます。公式の方法なので、本来ならこれが最も安心です。
しかし、TikTokアプリからは保存できない動画もあります。例えば、投稿者側が「ダウンロードを許可しない設定」にしているケースです。
投稿者がダウンロードを許可していない動画は、TikTokアプリではダウンロードすることができません。
その場合、別のTiktokアプリで保存できない動画の保存のやりかたをする必要があります。
目次
TikTokで保存できない動画を他のSNSにシェアして保存
TikTokで保存できない動画は、他のSNSにシェアすることで保存できる場合があります。
- TikTokアプリで保存したい動画を開く
- 「シェア」をタップしSNSを選ぶ
- シェア先のSNSから動画をダウンロードする
以上の手順で他のSNSに共有できます。たとえば、X(旧Twitter)に投稿された動画は各種ツールを使ってダウンロードすることが可能です。
X(旧Twitter)から動画をダウンロードする方法については、様々なツールが存在しています。
sss TikTok はiPhoneでも使える
ウォーターマークの入っていないTikTok動画がダウンロードできる、このサービスはブラウザ上から利用できます。以前はアプリ版も存在していたようですが、現在は「sss TikTok」で検索すると「SSS Tik」というサイトがトップにヒットするようです。
こちらはブラウザ版ですので、AndroidだけでなくiPhoneからも利用できます。もちろんPCで利用することも可能です。
SafariからTikTokの動画をダウンロードする方法
MacユーザーがTikTokの動画をダウンロードする方法を解説します。SafariからTikTok動画をダウンロードする手順は以下です。
- TikTokから保存したい動画のリンクをコピー
- Safariでsss Tikのサイトにアクセスする
- 上のテキストフィールドにコピーしたリンクをペースト
- 「ダウンロード」ボタンを押す
以上で完了です。
sss TikTokを使う時の注意点
sss TikTokは便利なサービスですが、使う際にはいくつかの注意点があります。
利用する前には以下の点を確認してください。
- 非公開アカウントの動画はダウンロードできない
- 音楽はカットされる(されない場合もある)
- 著作権を侵害しないように気を付ける
それぞれ簡単に説明します。
非公開アカウントの動画はダウンロードできない
sss Tikを使うと、ロゴやIDのウォーターマークが入っていない動画をダウンロードできます。しかし、このサイトでは「非公開アカウント」の動画はダウンロードできません。
TikTokでは「プライバシー設定」からアカウントを非公開にすることが可能です。非公開アカウントは、いわゆる「鍵垢」で、フォロワー以外には動画を閲覧できないようになっています。
非公開アカウントの動画はダウンロードできない旨は、sss Tikのサイトに明示してあります。
音楽はカットされる?
sss Tikでダウンロードされた動画は、音楽がカットされることがサイトに記載されています。しかし、場合によっては音楽もカットされずに残っている動画がダウンロードできるケースもあるようです。
カットされる/されない場合の違いは不明ですが、どちらの場合でも、TikTokで使用されているのは著作権のある音楽です。動画を転載する際には著作権に注意しましょう。
著作権のある動画の使用用途には注意が必要
使い方が簡単で誰でも利用できてしまうsss TikTok downloaderアプリ。
sss TikTok downloaderアプリを介して好きな人のTikTok 動画を保存して自分のカメラロールに保存することができますが、一方で注意点があります。
TikTok には著作権保護されている動画もあり、その動画の使い方によっては最悪逮捕されてしまうかもしれません。
どういうことかというとTikTok アプリを介してダウンロードできる動画でも、sss TikTok downloaderアプリを介してダウンロードした動画にも著作権が適用されています。
つまり第三者が勝手にSNSで拡散をしたり、YouTubeに動画としてアップしてはいけないのです。
厳密には法律違反に該当しますが、それを取り締まる効率的な方法が発案されていませんので現在無法地帯と化しています。
TwitterやYouTubeで「TikTok」と検索すると、数多くの動画がヒットしますがこの無断転載は違法。
勿論、投稿者本人が拡散する分には構いませんが第三者がそれをしてしまうのはNGなのです。
著作権とは何か?使用して問題ない場合について
さて、ここで著作権について学んでおきましょう。
そもそも著作権法は、
- 著作権者の利益を不当に侵害しないようにする
- 著作権の一般的な利用が妨げられないようにする
ために定められました。
TikTokの場合、一般的な利用に関して侵害することが多く勝手に拡散されることは著作権法に違反するといえるのです。
ただ、著作権法があっても自由に行える行為があり
- 私的使用のための複製
- 検討の過程のための利用
- 引用
などはOKです。
例えば、先ほどのツールを使ってカメラロールに保存すること自体はNGではありません。
これは「私的使用のための複製」に該当しているので、著作権法は適用されないのです。
しかしこれをSNSを使って拡散すると「私的使用」ではなくなってしまうため、著作権法違反になります。
また、「引用」についても同様のことが言えます。
TwitterやInstagram、YouTubeなどにTikTokの動画を掲載する際に「引用」の文字を入れておけばOKです。
しかし、TikTokの動画がメインとなり「引用」の範疇を超えてしまうとNGになります。
またTikTokの動画自体に「転載禁止」と記載されている動画を透かしなしで保存し、SNSを使って拡散することもNGとなります。
著作権法を違反しているユーザーはTwitterやYouTubeなどに数多くいますが、いまだ逮捕者は数人しか出ていません。
この理由の1つとして「多すぎる」ことが挙げられており、1人1人検挙していくのはあまりにも非効率だということで目立った動きをしている人しか逮捕されていない現状があります。
しかし、法改正があり何かしらの法律が適用されるとなると一斉摘発が始まることも不思議ではありません。
万が一のことも考えて著作権法はしっかりと目を通しておきましょう。
まとめ
TikTokの動画をウォーターマーク(透かし)なしでダウンロードできるサービス、sss TikTokについてご紹介しました。
現在「sss TikTok」と検索すると、ブラウザで利用できるダウンローダー「sss Tik」がヒットします。そのため主に「sss Tik」についての解説となりました。
「sss Tik」の使い方はシンプルです。簡単にロゴマークやIDの入っていない動画がダウンロードできます。
しかし、だからといってTikTokからダウンロードした動画を勝手にSNSなどで拡散してしまうのは絶対にやめましょう。著作権や知的財産権を侵害する恐れがあります。
ルールを守って、TikTokを楽しみましょう。