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対処法2.設定で「高パフォーマンス」にする
ノートPCを中心にバッテリーの持ちをよくするため、電源を細かく管理して省電力設定とすることがよくあります。こうした、省電力設定のなかに、電源プランの設定があり、デフォルトでは省電力設定となっている場合が多いでしょう。
省電力では、一定時間が経つとスリープしたりでCPUは常にフルパワーで稼働というわけではありません。このスリープなどの副作用でシステムが重い状態が継続することがあります。
そこで、電源オプションで高パフォーマンスを選択すれば、常にCPUはフルパワーで稼働します。
対処法3.アップグレードする
もし、お使いのWindowsのバージョンが最新でない場合は、最新のバージョンにアップグレードすることでサービスホスト(svchost.exe)関連の不具合を解消できるかもしれません。
マイナーバージョンのアップデートはWindows Updateで更新可能ですが、メジャーバージョンの更新は自分でダウンロードおよびインストールを行なうことが必要です。詳細はマイクロソフトの公式サイトなどを参照しましょう。
対処法4.「サービスホスト:ローカルシステム」を強制終了する
タスクマネージャからサービスホスト:ローカルシステムを強制終了することが可能です。もし、強制終了してCPU使用率が下がるようであれば、ローカルシステムに属するサービスを調べて要因を明らかにすることが可能です。
対処法5.不要なスタートアップを無効にする
スタートアップで指定されたアプリケーションやサービスはPC起動時にバックグラウンドでの実行が開始されます。したがって、不要なものはスタートアップから削除しておくとCPU使用率の改善に役立つかもしれません。
対処法6.SysMain(Superfetch)サービスを停止する
SysMain(旧Superfetch)サービスは、アプリの起動を高速化するために事前にデータをメモリに読み込む機能です。これがCPUやメモリを大量に消費している可能性があります。
Windows管理ツール⇒サービス画面で、サービス名:SysMainをクリックし、さらに右クリックでプロパティを開き、サービスの状態:停止にセットします。
対処法7.「Delivery Optimization」を無効にする
Delivery Optimizationは、自分がダウンロードしたWindows update用ファイルなどの他PCなどへの配信に関するサービスです。これがCPUやメモリを大量に消費している可能性があります。
Windows管理ツール⇒サービス画面で、サービス名:Delivery Optimizationをクリックし、さらに右クリックでプロパティを開き、サービスの状態:停止にセットします。
対処法8.Windows Updateのサービス起動を手動にする
Windows Updateのサービスは、デフォルトでは自動で起動する設定となっています。このサービスも、サービスホストのローカルシステムに属していますので、再起動してもサービスホストのローカルシステムのCPU使用率が高い場合は、Windows Updateのサービスを手動起動とすることが有効かもしれません。
Windows管理ツール⇒サービス画面で、サービス名:Windows Updateをクリックし、さらに右クリックでプロパティを開き、スタートアップの種類を手動にします。