KMSPicoはWindowsやOffice製品の認証を回避しクラックするソフトです。そのダウンロードと使い方、削除の方法を解説します。KMSPicoをインストールすることで管理者権限が付与され、ウィルス感染の危険性が増大するなど注意すべき点を解説します。
目次
KmsPicoはWindows製品のクラックソフト
KmsPicoはWindowsOSやOfficソフトを使用していると定期的に実行されている製品ライセンスの認証の際に発生するMicrosoftのサーバーとの応答を偽装して認証回避を行うソフトです。
本来は有償で利用できるソフトの制限を解除して使用できるようにしてしまうソフトの為、セキュリティの面からも危険性が非常に高いソフトです。
KmsPicoの危険性
KmsPicoはWindows製品のクラックソフトWindows等のOS自体の認証を回避をするためには、PC本体の設定を変更している場合もあり非常に危険なソフトです。
まず初めにKmsPicoを利用する事で発生する危険性についてご紹介します。
【KmsPicoの危険性】①KmsPico自体がウイルス
KmsPicoを初めて使用する場合にソフトをインストールする必要があります。
違法性のない通常のソフトであれば特別な操作も必要なくダウンロードされたインストーラーから簡単にインストールできますが、KmsPicoに関してはWindows10等に標準で搭載されている「ウイルスと驚異の保護」機能の解除を行う必要があります。
これはウイルス対策ソフト等のセキュリティーソフトでKmsPicoが悪意のあるソフトとして検出されインストールできない可能性がある為です。
【KmsPicoの危険性】②KmsPicoはアドウェア
前項で紹介させて頂きましたが、多くのセキュリティソフトではKmsPicoを危険なソフトとして検知されています。
これは、PC内部から送信されるWindowsやOfficeソフトの認証用のデータを不正に収集して別の宛先に送信しデータを書き換えていることが原因です。
また、一つ注意をして頂きたいのがOSのライセンス認証の通信データを別の宛先に送信し本来の認証処理とは異なる方法で処理を行っている為、ライセンス認証自体は行われておらず正規のサポート等は受けられないという事です。
【KmsPicoの危険性】③管理権限を与えてしまう
最後にもっとも注意しなければいけない危険性として、KmsPicoがインストールされるとPC管理者権限が与えられOSに搭載されているセキュリティ機能が無効化されてしまう危険性があります。
そのため、PC本体のセキュリティが弱くなり他のウイルスをダウンロードして感染してしまう危険性が増加します。
また、KmsPicoではKMS認証の宛先を変えるためにも内部のDNS情報が書き換えられており、正規のサイトへのアクセスにも影響が出る可能性があります
KmsPicoを使った人の口コミ
本来はライセンス料を支払って使用するソフトが無料で使用できるようになるため、KmsPicoを使用してみた方の口コミも多くあります。
その中には興味本位でダウンロードした方や実際に利用してPCの動作が不安定になったという書き込みが多くいくつか紹介させて頂きます。