Bondeeはメタバースを本格的に利用するSNSアプリとして注目を集め始めています。メタバース上のアバターを使って友だちとコミュニケーションできるのです。本記事では、そのサービスの概要、はじめ方や遊び方など基本的な使い方を説明します。
目次
今話題のメタバース【Bondee】とはどんなサービス?
メタバースを使ったSNSアプリBondeeが注目を集めています。あつ森などゲームの世界でも使われ始めているメタバースをSNSでも使えるようにしたところが人気を集めています。
以下では、Bondeeとはどのようなサービスを提供するアプリかを分かりやすく説明します。
Bondeeとはメタバースを使った最新のSNS
BondeeはSNSアプリですが、TwittterやInstagramなどのように、メッセージや写真などを使って友達とコミュニケーションをとることも可能ですが、最も注目すべきところはメタバースを導入している点です。
メタバースすなわちBondeeが作り出す仮想空間に身を置いて、同じ仮想空間に暮らす友達と交流するのです。後ほど説明しますが、具体的には自分の分身であるアバターを作り、また、自分の部屋も作ってアバターを住まわせます。
Bondeeで友達になれるのは最大50人
多くのSNSでは、できるだけ、自分を知ってもらうことや注目してもらうこと、具体的には、いいねやフォローを増やすことを目的として投稿することが多いのです。
しかし、Bondeeは日常の暮らしの中でのコミュニケーションと同じように、いわば顔見知りとのコミュニケーションを目的としています。そのため、互いに承認しあった最大50人の友達としか交流できないという制限があります。
50人とは現時点での制約であり、将来拡張される可能性もあります。
メタバース空間にアバターを作って交流する
Bondeeでは、メタバース上にアバターを作成することから始めます。現実と同じように、まず、メタバース上で暮らす自分のアバターを必要とするのです。
友達とのコミュニケーションも、このアバターを使って行います。メッセージや写真などを使ってコミュニケーションを図りますが、アバターに好きな格好をさせたり、ダンスをしたりという方法も使えるのです。
航海でアプリ内のアイテム(お宝)を探すことができる
Bondeeでは、生活空間、すなわち、アバターの暮らす部屋を作って、基本的にはその部屋で過ごしますが、部屋にこもっているばかりではなく、外に出ることもできます。
具体的には、船を操って航海に出ることができるのです。航海に出ると、海が見えるだけではなく、さまざまな風景や生き物たちに出会うこともあります。そして、いわゆるお宝をゲットするチャンスにも出会えるのです。
ゲットしたお宝は自分の部屋に飾ることもできます。また、航海の部屋で振り返ることもできるのです。
現実社会で24時間以内に起きた出来事を投稿できる
Bondeeでは、他のSNSアプリと同じように、友達とはチャットができます。併せて、写真や動画を投稿するなどして、それらを友達と共有することもできます。
ただし、投稿できる写真や動画には制約があります。具体的には、リアルタイムで撮影したもの、あるいは、24時間以内に撮影して端末に保存したものに限られるのです。
今、見聞きしたり、感じたりしたことをメタバース内で共有することで、友達との時間を楽しむことに重点を置いた作りとも言えます。
運営元はMetadream
Bondeeはシンガポールに本社を構えるMetadream社によって、開発・運営されています。日本法人を東京に開設しており、タイやフィリピンなど東南アジアにも運営センターを開設してユーザー層を広げていく予定としています。
【Bondee】使い方〜始め方編〜
Bondeeは無料で使えるメタバースSNSアプリです。以下では、Bondeeを始めるにあたってのユーザー登録など基本的な使い方を説明します。
始め方①登録手順
Bondeeの使い方としては、まずアカウント作成が必要です。Bondeeを始めるには、アプリをダウンロード・インストールした後、アカウントを作成してユーザー登録が必要なのです。登録というの使い方は以下のとおりです。
アプリを開く→STARTを選択→登録を選択→電話番号を入力→受信したSMS認証コードを入力→生年月日を入力→アカウント名(ユーザー名)を入力
始め方②アバターの作り方
Bondeeの使い方で特徴的なのはアバターをりようすること。ユーザー登録が完了すれば、アバターを作成できます。アバターの使い方は以下のとおりです。
アバター画面が表示→はじめるを選択→スキントーン・目・髪型など顔を作成→洋服やバッグなどのファッションアイテムを選択→完了を選択→通知なd各種許可設定を行う
始め方③友達の追加方法
Bondeeの使い方としては、50人まで友だちを登録できます。友だち追加の使い方は以下のとおりです。
トップ画面を開く→友だちを追加を選択→友だちにアカウント追加用リンクを送信
→承認を受信で柄追加完了
なお、友だちを探す使い方は以下のような方法から選択できます。
- 友だちのBondeeID検索
- 友だちの電話番号入力
- 友だちの追加用URLをコピー・Instagram・LINEで共有
- 友だちのコード読み取り
始め方④部屋の作り方
アバターを作成したばかりの初期状態では、何もない空間にアバターが配置されます。この空間を自分の部屋にカスタマイズできます。部屋を作るという使い方は以下のとおりです。
画面中央のバーを下向きにスワイプ→模様替えを選択→壁紙や床を選択→家具を選択・配置
なお、家具などは長押しで移動が可能です。また、テーブルにモノを置くなど、アイテムを重ねることもできます。
【Bondee】使い方〜遊び方編〜
Bondeeのメインの使い方では、友だちとメタバース上でコミュニケーションを取ったり、部屋を出て航海に出かけたりして遊ぶことができます。
遊ぶ際の基本的な使い方を以下に説明します。
遊び方①航海する手順
Bondeeでは、船で航海の旅に出ることができます。航海では、単に海の上をクルージングするだけではなく、お宝をゲットしたり、メッセージボトルを使って知らない人との交流するという使い方があるのです。
また、クルージングの最中には、新たな風景やさまざまな動物と出会う機会もあります。手順は以下のとおりです。
トップ画面を開く→ヨットアイコンを選択→航海画面表示→出航ボタンを選択→プレゼントアイコン選択でお宝を確認可能→ベルマークの通知を確認→お宝ゲットや未知の景色との遭遇などの通知あり
航海を終了する手順は以下のとおりです。
航海画面で退出アイコンを選択→オフライン航海・航海終了のいずれかを選択
オフライン航海を選択すると、アバターはオフラインでも公開を継続してくれます。お宝ゲットの可能性hが高くなります。
遊び方②今の気分を投稿する方法
Bondeeでは、現在、自分がどんな気持ちなのか、どんな状態なのかなどをつぶやいたりすることができます。投稿するという使い方は以下のとおりです。
ホーム画面を開く→アバターを選択→ステータスを選択→吹出しを選択→メッセージを入力
なお、アバターの姿勢を変更するには、アバター下のステータス(気持ち・日常・趣味・休憩・仕事・勉強)を選択し、表示されるアイコンから好きなアイコンを選択し、変更ボタンを選択すれば、アバターに反映されます。
遊び方③チャットをする方法
Bondeesでは、複数の友だちともチャットも可能です。チャットするという使い方は以下のとおりです。
トップ画面を開く→画面下部の吹き出しアイコンを選択→新規開始の+アイコンを選択→メッセージを入力→スマイルアイコンからアバターの状態を変更も可能
遊び方④24時間で消える投稿の方法
写真や動画を投稿する手順は以下のとおりです。なお、端末に保存している写真や動画のうち投稿可能なのは、24時間以内に撮影したものに限られ、Bondeeがチェックして一覧表示してくれます。投稿するという使い方は以下のとおりです。
トップ画面を開く→画面下部のプラスアイコンを選択→丸い撮影アイコンを選択→カメラで撮影
または、
トップ画面を開く→画面下部のプラスアイコンを選択→画面下部の端末アルバムアイコンを選択→投稿する写真・動画を選択→テキスト追加などの加工→チェックアイコンを選択
遊び方⑤「やっほー」の返し方
Bondeeでは友だちに写真を送ってほしい時は、わざわざメッセージを送るまでもなく、「やっほー!」を使うことができます。「やっほー!」を送ると、相手は返信に写真を返してくれます。「やっほー!」の使い方は以下のとおりです。
友だちとのチャット画面を開く→「やっほー!」を選択
写真が必要ない場合は、「ねえねえ」を使うとよいでしょう。「ねえねえ」は相手に通知が届くのみで返信は要求しません。
「ねえねえ」の使い方は以下のとおりです。
友だちとのチャット画面を開く→友だちのアバターをダブルクリック
【Bondee】危険性は?危ないと噂されている3つの理由
Bondeeは無料で遊べるSNSアプリですが、危険性を危惧する投稿も見受けられます。以下では、Bondeeの危険性について説明します。
危険性①クレジットカード情報の漏洩の噂
危険性その1はクレジットカード情報の漏洩です。台湾での話ですが、Bondeeを使っていてクレジットカード情報を抜き取られてしまったという投稿が複数流れています。
Bondeeで遊ぶのにはクレジットカードは使わないので、奇異な感じもしますが、本当のところはどうなのか真相は不明のままです。
危険性②利用規約にユーザー情報を収集すると書かれている
危険性その2はユーザー情報の漏洩です。利用規約を見ると、Bondeeを利用している場合は、端末に保存されている以下のようなユーザーやデバイスに関する情報を収集・利用する可能性があると記載されています。
- IPアドレス
- 電話番号
- 連絡先
- デバイス情報
- デバイスのバージョン など
利用規約に了解したうえで遊んでいるわけですから、Bondeeの運営サイドにこれらのデータを収集されても、文句は言えないのです。
危険性③過去に似ているアプリで問題になっている
危険性その3はアプリの構造です。Bondeeはゼロから開発されたアプリではなく、TLUE.LYという中国製のアプリを買収して利用しています。しかし、このTLUE.LYが買収されたきっかけは、情報漏洩を疑われてサービス停止に陥ったからと言われています。
BondeeがTLUE.LYを流用しているようであれば、個人情報の漏洩が心配になります。
まとめ
今注目を集め始めているBondeeについて、サービスの概要、はじめ方や遊び方の基本的な手順を説明してきました。危険性にも触れました。Bondeeはメタバースを使ったアプリです。本記事が、Bondeeで遊んでみてメタバースの雰囲気を感じる参考になれば幸いです。