アプリケーション お役立ち(情報)

Canvaでフォントを追加する方法とは?無料フォントサイトも紹介

Canvaは、無料版でも簡単に高品質なデザインが作成できます。Canvaでは、お気に入りのフォントを追加することは可能でしょうか。本記事では、Canvaでフォントを追加する条件や追加する手順を解説。また、無料フォントサイトも紹介するので参考にしてください。

Canvaにフォントを追加する方法とは?

Canvaでは数千種類のフォントをサポートしており、日本語フォントだけでも500種類以上を揃えています。

しかし、実際によく使っている好みのフォントが見つからない場合もあり得ま、その時は、フォントを追加したくなりますよね。

では、Canvaでは好きなフォントを自由に追加できるのでしょうか?

フォントを追加する方法は簡単でしょうか。

以下では、Canvaにフォントを追加するための条件を追加する手順を見ていきます。

Canvaにフォントを追加するための条件

Canvaでは好きなフォントを自由に追加できるわけではありません。

Canvaでフォントを追加するには、有料のCanvaProに加入することが必要で、無料Canvaではフォント追加できないことに注意してください。

また、追加するフォントの形式は以下の3種類となっていますので、確かめてみてください。

  • .ttf:TrueType Font
  • .otf:OpenType Font
  • .woff:Web Open Font Format

なお、Canvaで作成したデザインを個人的な目的に使う場合は気にする必要はないのですが、フリーのフォントであっても、商用利用を制限している場合もあります。

ビジネス目的に利用が想定される場合は、ライセンスにも注意が必要です。

さて、Canvaにフォントを追加する手順は以下の3ステップとなります。

  • フォントをダウンロード
  • 圧縮ファイル(ZIP)を解凍する
  • Canvaでフォントをアップロードする

順番に見ていきましょう。

①無料のフォントをダウンロード

まず、Canvaに追加したいフォントのフォントファイルを見つけることが必要です。

無料で使えるフォントをアップしているフリーフォントサイトが色々ありますので、そこからフォントファイルをダウンロードしてみてください。

なお、フリーフォントサイトしては、

  • フォントフリー(FONT FREE)
  • SANKOU!font
  • フォントダス(FONTDASU)

などが有名で、それぞれについては、後で詳しく説明します。

②圧縮ファイル(ZIP)を解凍する

フォントファイルは容量が大きいので、通常は圧縮されており、多くの場合は、zip形式のファイルになっています。

そこで、解凍することが必要で、その手順は以下のとおりです。

zipファイルを選択→右クリック→開く

③Canvaでフォントをアップロードする

Canvaにダウンロードしたフォントファイルをアップロードする手順は以下のとおりです。

Canvaを開く→左サイドメニューのブランドを選択→ブランドキットを選択→一覧からブランドキットを選択→新しく追加を選択→フォントをアップロードを選択→新しく追加を選択→ダウンロードファイルを選択(.ttf/.otf/.woff形式に限る)→開くを選択→はい、すぐにアップロードしますを選択

これで、追加は完了です。

なお、デザインで使用する際は、アップロード済みのフォントの中から選択します。

Canvaにフォントを追加できない?よくある質問

Canvaにフォントを追加しようとして失敗した時によくある質問を3つ紹介します。

フォントがアップロードできない

まず、フォントをアップロードできないという失敗の原因を説明します。

原因としては、以下のようなものが考えられますので、参考にして対処してください。

フォントファイル形式がCanvaでサポート外

フォントの形式は、OTF・TTF・WOFFの3つしかサポートされていませんので、この3つであるかご確認ください。

ライセンス未取得

無料のフリーフォントであれば、あまり問題になりませんが、有料フォントでがライセンス取得が必須です。

ファイル破損

ダウンロードしたファイルが何らかの原因で破損している場合は、フォントを読み込むことができません。再度ダウンロードするなりしてください。

Canvaで使用できないフォント

アップロードは成功しても、実際にはデザインに使用できないフォントでエラーとなる場合があります。

この場合は、別のフォントを使用するようにしてください。

Canva Pro(有料プラン)への登録は必要?解約後は?

Canvaにフォントを追加するには、CanvaProの契約が必要です。

また、CanvaProを解約すると、それまでに追加していたフォントも使えなくなります。

したがって、追加したフォントを使用しているデザインは、jpegやpngファイルとしてダウンロードしておくことが必要です。

アップロードして追加したフォントの商用利用はできる?

Canvaにアップロードして追加したフォントは、そのライセンス契約によって商用利用可能かは異なってきます。

ダウンロードする前に、ライセンスをよく確認しておいてください。

おすすめの無料フォントがダウンロードできるサイトは?

ここでは、おすすめの無料フォントがダウンロードできるサイトを3サイト紹介しますので、お気に入りのフォントを探す際の参考としてください。

なお、無料フォントだけではなく、高品質な有料フォントも掲載されているので、ビジネス利用のデザインの際には効果的です。

有名フォントサイト「フォントフリー」

フォントフリー(FONT FREE)は、無料で使える日本語のフリーフォント投稿サイト。

漢字・カタカナ・ひらがななど日本語の無料フォントを、明朝・ゴシック・手書きといったカテゴリーから検索可能です。

また、各フォントの紹介ページにはダウンロードリンクも掲載されており、簡単にダウンロードできます。

アップされているフィンとも豊富で、フリーフォントサイトとして人気のサイトです。

無料・有料で検索可能な「SANKOU!font」

SANKOU!fontは、日本語フォントで商用可能なものを有料・無料を含めて検索可能なサイトです。

「種類」「イメージ」「サービス」「価格帯」「おすすめ用途」といった細かなカテゴライズがされており、検索しやすいサイトになっています。

サイトには有料フォントも含みますが、「無料のみ」「有料のみ」「両方」で検索することができて便利です。

「見やすい」「かわいい」といったキーワードやフォント名でも検索できます。

例文で使用感が分かる「フォントダス」

フォントダス(FONTDAS)※はオリジナルフォントはもちろん投稿されたフォントも検索できるサイトです。

各フォントの紹介では、同じ例文が掲載されており、実際に使ったときにどんな雰囲気で表示されるのかがわかりやすいのが特徴。

「明朝体」「ゴシック体」「手書き風」など書体でジャンル分けされており、書体のイメージが決まっている場合は、簡単に検索できます。

ダウンロードして使いたいフォントの書体をある程度絞り込めている方は、FONTDASUを使ってみるのがよいでしょう。

まとめ

ここまで、Canvaでデザインを作る際、お気に入りのフォントがない場合、自分でフォントを追加できるか、追加する方法について説明してきました。

注意すべき点は、無料Canvaでがフォントの追加は不可で、有料のCanvaPro契約が必要なこと。

また、無料フォントサイトも紹介していますので、参考にしてみてください。