「ツイートにTwitterWebAppと表示されているけどなんだろう……」と思ったことはありませんか? 今回は「TwitterWebApp」がどんなものなのかをご紹介します。記事を読めば疑問が解決することができるのでぜひ読んでみてください。
TwitterWebAppとは?
TwitterWebAppとは?ブラウザ版Twitterのことで、ブラウザを利用してツイートをすると表示されます。TwitterWebAppと表示される理由は、「ツイートソースラベル」というTwitterの機能によるものです。どのようにツイートをしたかでも表示される文字が異なってくるようです。
TwitterWebAppとは、ツイートソースラベルというTwitterの機能で表示されるもので、ツイートを詳細表示することで確認することができます。
元々はTwitterWebClientと表示されていた
昔はブラウザからツイートするとTwitterWebAppではなく「TwitterWebClient」と表示されていました。TwitterのアップデートによりUI(表示画面)が新しくなり、現在は公式TwitterブラウザからのツイートはTwitterWebAppと表示されるようになりました。
Androidの場合はTwitterForAndroidと表示される
ツイートソースラベルは冒頭で述べた通り、TwitterWebAppの他にも種類が存在します。AndroidでTwitterアプリからツイートをすると「TwitterForAndroid」と表示されます。iPhoneでTwitterアプリからツイートをすると「TwitterForiPhone」となります。また、TweetDeckなどのTwitterアプリ以外でツイートをした場合は独自の名称が表示されることもあります。このようにどのデバイスからどのようにツイートするかでツイートソースラベルの文字が変わります。
TwitterWebAppの表示を消す方法はない
TwitterWebAppなどのツイートソースラベルは現在のところ非表示にすることができません。プライバシーのために非表示にしたい人もいると思いますが、セキュリティの観点から消すことが無理なようです。
非表示にできないのは乗っ取り対策
ツイートソースラベルを非表示にすることができない具体的な理由は乗っ取り対策のためです。急に友達が広告や怪しいURLなどのツイートを投稿しだしたときにツイートソースラベルを確認することで、普段とは異なるデバイスや方法でツイートをしていた場合アカウントが乗っ取りにあっているかどうかの判断材料になります。
TwitterWebAppは業者なのか?
TwitterWebAppはツイートをブラウザのTwitterからした場合に表示されるツイートソースラベルです。ブラウザからツイートしただけでは業者とは言い切れません。業者のアカウントには特徴があり、その特徴を確認することで判断をすることが可能です。
業者の特徴として
・同じツイートを何度も投稿
・リプライを返さない
・他サイトの誘導
・Twitter暦が短い
・プロフィール写真がネット上でよく使われているもの
以上、5つが業者の特徴になります。それぞれ詳しく紹介していきますので、業者と思ったら一つずつ確認してみましょう。
【業者の特徴】①同じツイートを何度も投稿
同じ内容のツイートを何度も投稿している場合は業者の可能性が高いです。決まったツイートを定期的にすることで他の人の目に留まるよう何度も同じ内容のツイートを繰り返し投稿しています。過去のツイートを確認してみて同一の内容を繰り返し投稿している場合は業者ですので気をつけましょう。
また、業者は複数のアカウントで同じ内容のツイートを投稿しているケースも多いです。別のアカウントで同じ内容のツイートが投稿されていないか検索してみることも業者を見分ける方法のひとつになります。
【業者の特徴】②リプライを返さない
業者は基本的にリプライを返しません。リプライを返しているか一度確認してみましょう。確認方法は相手のアカウントの「ツイートと返信」から確かめることができます。もし、いくつかリプライをもらっているのに一度も返していない場合は業者の可能性が高くなります。
【業者の特徴】③プロフィール写真を画像検索してみる
業者かなと感じたらプロフィール写真を画像検索してみるのも見分け方の一つです。業者はネット上にある画像を無断で使用しているケースがあります。また、別のアカウントでも同じ写真を使っている場合も多いので気になったらプロフィール写真をGoogleなどで画像検索をしてみることをおすすめします。
もし、複数のアカウントで使われている場合やいろいろなサイトで使用されているような画像のときは業者の可能性があります。
【業者の特徴】④他のサイトに誘導
他のサイトに誘導しているアカウントも業者の割合が多いです。他サイトに誘導をして個人情報やクレジットカードの番号などの情報を盗もうとしていることが大半です。怪しいと感じたツイートに載っているURLはクリックしないように気をつけましょう。
【業者の特徴】⑤Twitter暦が短い
業者のアカウントはTwitter暦が短い傾向があります。業者は通報をよくされるのでアカウント停止を食らいやすいのです。その結果、新しいアカウントをまたすぐに作成しているのでTwitter暦が短いことが多いです。
Twitter暦はプロフィールページに記載されるようになっているのでいつ作られたアカウントなのか確認してみてください。最近作られたばかりのアカウントで怪しいツイートをしている場合は業者の確率が高いので要注意です。
Twitterアプリとブラウザの違い
Twitterにはアプリ版とブラウザ版があります。さまざまな点が異なり、たとえば以下の
・通信量の違い
・ダウンロードの有無
・機能面
などの違いがありますのでアプリ版とブラウザ版の違いを詳しく紹介していきます。
【アプリとブラウザの違い】①通信量
Twitterブラウザ版では「TwitterLite」と呼ばれる軽量版があります。起動時や読み込み速度やアプリ版と比べると最大30%アップすることが可能。TwitterLiteを利用すれば少ないデータ量でTwitterを使うことができます。
アプリ版では通信量を抑える方法として「データセーブ 」という機能があります。データセーブを利用することで最大70%のデータ量を軽減することが可能になります。しかしデメリットとして
・動画の自動再生停止
・画像を低画質で表示
があります。これらのデメリットはすべてのアカウントで適用されるので注意しましょう。
通信量を抑えたい人や通信制限がかかってしまって通信速度が遅くなっている方は一度ブラウザ版Twitterやアプリ版でデータセーブ機能を利用してみて通信量を節約してみてはいかがでしょうか。
【アプリとブラウザの違い】②ダウンロードの有無
ブラウザ版ではTwitterを利用する際に何かダウンロードをする必要はありません。インターネットに接続できていればすぐに使い始めることが可能です。しかし、アプリ版ではGooglePlayやAppStoreからアプリを一度ダウンロードする必要があります。また、ダウンロードする際は通信をするのでモバイルデータ通信量に気をつけて行いましょう。
【アプリとブラウザの違い】③機能面
アプリ版とブラウザ版では使える機能が異なります。ブラウザ版だけの機能として
・予約投稿=指定の日時に自動でツイートをしてくれる機能
・今までの全ツイートの履歴取得=過去のツイートをダウンロードすることが可能
・アカウントの削除=不要になったTwitterアカウントを削除ができる
・センシティブの設定変更=センティブな内容を含むツイートを表示・非表示するか変更が可能
・アプリ連携の解除=Twitterのアカウントと連携しているアプリの解除することができる
などさまざまな機能をアプリ版では使うことができません。必要に応じてアプリとブラウザを使い分けましょう。