マーケットプレイスへの出品者は、個人でも事業者でも、さまざまな販売業者が出品していて、中には悪質な業者が存在しています。
「代金を払ったが、商品が発送されない」「商品のお届けが極端に遅い」、などの被害にあう方は少なくありません。
また、ついでに買ったものや、複数商品で同時購入したものなどでは、配達の遅延には気が付きにくいです。
配送ステータスに注意して早めの対応を
配送ステータスが「出荷準備中」「配送中」からいつまで経っても変化しない、などの不審な点に気付いたら、出品者へ連絡を入れると良いでしょう。
早めに連絡しておかないと、後になってからでは対応してもらえないケースもあるので要注意です。
土日は発送してもらえない場合もある
マーケットプレイスからの発送では、出荷日は出品者によって異なります。出品者が企業の場合もあれば、個人の場合もあり、中には「土日」は発送しない出品者もいます。
店舗詳細欄に、「土日発送なし」などの内容を記載していれば良いのですが、何も記載せず発送を適当にする店舗もありますから、急ぎの場合には要注意です。
自分で「土日受取」を拒否設定していないかチェック
また、土日に荷物が届かない場合「受け取り可能日の設定」をよく見直し、土日の受け取りを「拒否」にしていないか確認しましょう。
「アカウントサービス」から「お客様のご住所」「住所を編集」と進み、下部の「配送指示を追加」で「週末の配達」に、土日のチェックが外れている場合には土日には配達されません。
普段から設定する項目でもないので、初期段階でチェックを外した可能性があります。「土日に限って」配送されないと感じる方は、ぜひ一度は確認しましょう。
マーケットプレイス保証の申請
マーケットプレイスにおける取引トラブルは、基本的には出品者へ直接問い合わせする必要があります。
しかし、連絡してみても納得いく対応でなかったり、返信も来ないという場合には「マーケットプレイス保証」が適用されることがあります。
マーケットプレイス保証とは
「マーケットプレイス保証」とは、Amazonマーケットプレイスの出品者と安心して取引できるように作られた保証プログラムです。
保証の範囲としては、下記の条件に該当する場合で、保全・保証の対象となります。
1.商品が届いておらず、お届け予定日の最終日または配送ステータスで配達完了の表示が確認できた時点から3日が経過した。
2.注文と違う商品が届き、返品リクエストを送信した。
3.商品を返品したが、出品者が返金に応じない。
申請方法
ユーザーが出品者に連絡をして、48時間が経過しても解決しない場合には、Amazonに対し「マーケットプレイス保証」の申請をします。その手順は、次の通りとなります。
「注文履歴」から該当商品の「注文に関する問題」をクリック、一覧から問題点を選択し、「返金リクエスト」を選択します
申請方法は簡単なのですが、返金されるには調査が入り、結果はメールで回答されてその期間は最長1週間です。
まとめ
Amazonで購入した商品が発送されない場合の、原因と対処法を紹介しました。土日に限って届かない場合には、マーケットプレイス側に問題があるか、ご自身の配送指示で土日が外れていることもあります。
Amazonでは48時間以内の発送が原則とされてきましたが、配送が遅延する場合などの問い合わせ方法は至って簡単です。ほとんどのトラブル対応を行うカスタマーセンターは24時間対応です。
また急ぎの商品が中々発送されないケースで、キャンセルや返金処理する方法も案内しました。セール時などは配送が混みあうこともありますので、Amazonの特徴を良く理解してお得に上手にお買い物をしましょう。