「代引き」「コンビニ払い」「ATM決済やネットバンキングでの支払い」では、Amazonギフト券での返金処理か、銀行振込での返金のどちらかを選べます。
返金までにかかる日数は、返品の商品がAmazonで受領されてから1日から3日くらいです。
しかし、銀行振込での返金を選択した場合には、これにさらに数日間かかりますから、抵抗がなければギフト券による返金処理を選んだ方が早く返金処理されます。
目次
Amazonギフト・ポイント払い
Amazonギフト券、Amazonポイントを利用して商品を購入した場合には、それぞれへの残高に金額を戻すことで返金処理となります。
こちらのケースでも、返品の商品がAmazonで受領されてから、およそ1日から3日くらいで返金処理されます。
最近Amazonの発送が遅い?48時間以上かかることも
ここ数年で以前よりAmazonでの発送が遅くなった気がする、という声がかなり多く聞かれるようになってきました。「置き配」指定が守られないなどのトラブルもよくあるようです。
注文時にお届け日数の表示があって、以前ですと「48時間以内」に設定されていた箇所が、最近では注文日より4日前後になっていることも多々あります。それらの主な理由は、次のような事情が考えられます。
- 配送業者が変更になった
- デリバリープロバイダが酷い
- Amazonプライムお急ぎ便が優先
48時間以内の発送のはずなのに、これらは一体どういうことなのでしょう。1つずつ、詳しく見ていきましょう。
配送業者が変更になった
Amazonの配送業者では、2013年に佐川急便が撤退し、2017年にはヤマト運輸が提携解除を表明しました。Amazonの配送での48時間以内という驚異的な配達スピードは、大手運送会社の力量に支えられていました。
ここ数年では「デリバリープロバイダ」と呼ばれる、地域限定の宅配業者が配送を担っています。これにより、大手運送会社と比較すると、規模も質も下がり運送遅延が起こっていると言われています。
デリバリープロバイダは配送できる車両を有していれば、参入のハードルは低いです。配送が主にデリバリープロバイダに変更されたことで、遅延や配送ミスの発生率は高くなったと言われています。
デリバリープロバイダが酷い
デリバリープロバイダとは、ヤマト、佐川、日本郵便以外のAmazonが提携する配達業者を指し、特定の地域のみ配送を担当する業者の総称です。
ネットで検索すると「デリバリープロバイダー 酷い」、「デリバリープロバイダー 遅い」等の検索結果がいくつも確認されます。
- 午後配達にしていたのに午前中に届いた
- ずっと家にいたのに不在票だけ入っていた
- 宅配ボックス指定にしていたのにチャイムを鳴らされた
- 指定の日に配達されなかったのに何も言わず次の日届いた
上記のような口コミが多数寄せられ、評判は良くありません。デリバリプロバイダに関する詳細な記事がありますので、下記をぜひご覧下さい。
デリバリプロバイダは大手とは違い、小規模な運送会社だったり個人運営だったりすることもあり、「配達員の態度が悪い」などの声も聞かれます。
しかしAmazonでの配送では配達業者は選べないのが原則ですから、地域差と運はあるでしょう。目に余るほど対応が悪ければ、カスタマーセンターへ苦情を訴えキャンセル等を考える場合はあるでしょう。
Amazon社はネット通販、物流のプロですから、デリバリプロバイダに関しては今後改善されていくことを期待しましょう。
Amazonプライムお急ぎ便が優先
Amazonの配送では「通常配送」「お急ぎ便」「お届け日時指定便」から、配送方法を選ぶことが出来ます。Amazonプライム会員ならば「お急ぎ便」「お届け日時指定便」は無料で利用ができます。
有料プラン会員の「お急ぎ便」「お届け日時指定便」が優先されるのは当然で、通常配送にした場合には通常よりも発送から配達に時間がかかることがあります。
Amazonプライム会員になれば、購入金額が2000円以下でも送料無料です。それだけではなく、動画などコンテンツが楽しめるオプション満載ですので、試してみる価値はあるでしょう。
マーケットプレイスで発送されない場合は注意
Amazonには、Amazonが仕入れて直接発送する商品と、Amazon以外の出品者が販売・発送している商品(Amazonマーケットプレイス)があります。
Amazonが直接販売している商品では、Amazon倉庫で在庫を管理して、問い合わせも追跡サービスも整備されています。そのため何かのトラブルの際にはカスタマーセンターでワンストップとなります。
しかしマーケットプレイスから購入した商品に関する取引には、原則Amazonは介入しません。ですので「商品が発送されない」「配送でトラブルがあった」という場合には、注意が必要となります。
アカウント乗っ取りなど悪徳業者の場合も?
昨今は「アカウント乗っ取り」事件も発生していて、マーケットプレイスから購入した商品が発送されないケースがあります。
これらでは、販売元が何者かにアカウントを乗っ取られて、料金振込先が別の悪徳詐欺業者だったという事例もあります。
こうした悪徳業者による被害を回避するためには、下記のような点をよく確認し、信用できる業者かどうか見極めることが重要です。
- マーケットプレイスでの商品購入では、購入前に販売元の情報をよく確認する。
- レビューをよく読み、過去に配送遅延等のトラブルがなかったかどうかチェックする。
チェック項目①
商品情報の欄に、販売元がきっちり記載される場合には、ショップ情報とレビューをよく確認しておけば安心な取引ができます。
チェック項目②
「販売者名」をクリックしますと、その詳細を見ることができます。
マーケットプレイスで扱う商品では、レア物が相場よりも安く販売されていたりします。
しかし取引する前に、まずは信用のおける販売店であるか、チェックを確実に行いましょう。