まずAnyDroidはパソコンにインストールする有料ソフトです。
PCで移行作業をする方はAnyDroidを使うとより便利に一括で移動させることができます。
またAnyDroidではアプリとデータを別々に移す必要がありません。
さらに特別なアプリをインストールする必要もありません。
そのためPCを使える方であればAnyDroidを利用することでOSを気にせずスマホの管理をすることが可能です。
目次
AnyDroidで一括移行する方法
ではAnyDroidで一括移行する方法を見ていきます。
AnyDroidで一括移行する方法は
- AnyDroidをインストールし起動
- 2台のAndroidスマホをUSBケーブルなどでPCに接続
- 「Androidへ引越し」→「AndroidからAndroidへ」をクリック
- 移動できるコンテンツが表示されるので「アプリ」にチェックを入れる
- 「次へ」をクリック
でOK。
これでAnyDroidで一括移行することができました。
またアプリをPCへ移動する方法としては
- 「デバイスマネージャー」>「アプリ」
- 移動したいアプリを選択
- 「PCへ転送」や「デバイスへ転送」をクリック
でOK。
これで一括移動することができました。
また
- AnyDroidは2つの接続方法が提供されていますから、もしUSBケーブルがないや接続できない場合に、お使いのスマホにアプリ版「AnyDroid」をインストールしてWi-Fi経由で接続してみてください。
- 1つのスマホをパソコンに接続したら、左下でデバイスの名前をクリックして「ほかのデバイスを接続」を選択してください。すると、もう1つのスマホをUSBやWi-Fiでパソコンと接続できます。
という補足情報も提供されています。
データ一括移行ツールを使うメリット・デメリット
先ほど紹介した「AnyDroid」などのデータ一括移行ツールを使用すれば一気にデータ移行を行うことができます。
しかし、非常に便利なデータ一括移行ツールですが、使うデメリットも存在します。では、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
【データ一括移行】メリット
メリットとして、『時間を短縮することができる』ことがあげられます。
機種変更時のデータ移行はデータ量が多いとかなり時間がかかります。さらに一つ一つアプリを手動でデータ移行をしてしまうと相当な時間が必要となります。
【データ一括移行】デメリット
デメリットとして、データ一括移行ツールではアプリ内のデータ・アカウントを引き継ぐことができない場合があることです。
データ一括移行で前の機種で使用していたアプリ自体は引き継ぐことができますが、アプリの中身であるデータやアカウント情報まで引き継ぐことができないです。
データやアカウント情報を引き継ぐには、各アプリ内で引継ぎ設定を行わなければいけないので、機種変更する際は必ず引継ぎ設定をするようにしましょう。
データ移行時の注意点
データ移行時にいくつか注意しなければいけないことがあります。ここでは3点ほど紹介します。
【注意点】①引継ぎ後、メールアドレスが使えなくなる可能性あり
同じキャリアの場合は問題ありませんが、他キャリアや格安SIMに変更する時今までのメールアドレスが使えなくなります。
なので、アプリを引き継ぐ時にメールアドレスを使用して登録するものは引き継げなくなります。
対処法として、事前にGmailやYahooなどのフリーメールに変えて登録するといいでしょう。
【注意点】②スマホの契約期間を確認しておく
機種変更時にデータ引継ぎ以前に「スマホの契約期間」を確認するようにしましょう。
スマホを契約する際、◯年契約などと縛りがあります。この契約にすると月々を抑えられる代わりに解約月以外で解約してしまうと違約金が発生してしまいます。
ただし、2019年10月以降に契約したスマホは改正電気通信事業法により、違約金「9500円」から「1000円」に変更になりました。解約するデメリットは格段に減りましたが、余計に値段がかかるので契約期間はしっかりと確認するようにしましょう。
【注意点】③おサイフケータイ・ポイントアプリの残高をしっかり確認すること
おサイフケータイやポイントアプリの残高は事前に引継ぎが必要です。
機種変更後に引継ぎを行うと前のスマホに残っていたお金はなくなってしまいますので、忘れないようにしましょう。
また、前のスマホのオサイフケータイやポイントアプリを削除しないと新しいスマホに引き継ぐことができないのでしっかりと確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はandroid機種変更ではアプリ一括移行は可能かどうかを見ていきました。
android機種変更ではアプリ一括移行は可能ですが色々な一括移行作業があるので手順通り進めておきましょう。