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【APEX】エンジンエラーの原因と対処法!グラフィックドライバの更新手順など

対処法⑥グラフィックボードの設定を調整する

APEXでは、ゲーム画面がスムーズに動くようにVSyncが考慮されています。また、AMDのVRR機能やNVIDIAのAdaptive VSyncなど、グラフィックボードにも様々な垂直同期の機能が採用されています。

これらの機能が不整合を起こしている場合はエンジンエラーの原因になるので、グラボのVSyncに関する設定は無効化すると良いでしょう。

対処法⑦電源の設定を調整する

APEXで遊んでいる最中は、CPUもGPUもフル稼働状態になります。これではCPUとGPUで電源の取り合いとなってPCの処理が不安定になることもあるでしょう。

そのため、APEXでエンジンエラーが起こる場合は、電源の設定を見直してみるのも有効です。

やり方は以下を参考にしてください。

①スタートメニューを右クリックして「電源オプション」を選択する
②「電源の追加設定」を選択する
③「プラン設定の変更」を選択する
④「詳細なして電源設定の変更」を選択する
⑤「プロセッサの電源管理」を選択する
⑥「最大のプロセッサの状態」の設定を100%以外に変更する

対処法⑧CPUクーラーを変える

APEXで遊んでいる最中はCPUの使用率が100%になる時間も多く、かなり熱を持ちます。

熱を持った状態が続くとPCの動作も不安定になり、エンジンエラーを起こす原因になるので、CPUクーラーを大型のものに取り換えてみるのも手です。

対処法⑧推奨スペック以上のゲーミングPCを購入する

ゲーミングPCのスペックがAPEXの推奨スペックに足りていない場合は、エンジンエラーを起こしてもおかしくありません。

APEXのエンジンエラーが解消できない場合は、使用しているゲーミングPCの性能を見直したり、ハイスペックのゲーミングPCに買い替えることも検討しましょう。

以下では、APEXの推奨スペックおよび必要スペックを記載しています。

APEXの推奨スペック

OSWindows 7 64ビット版
CPUIntel i5 3570Tおよび同等品
CPUのメモリ8GB
GPUNvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
GPUのメモリ8GB
ストレージ22GB以上の空き容量

APEXの必要スペック

OSWindows 7 64ビット版
CPUIntel Core i3-6300 3.8GHz / AMD FX-4350 4.2GHz
CPUのメモリ6GB
GPUNVIDIA GeForce GT 640 / Radeon HD 7730
GPUのメモリ1GB
ストレージ22GB以上の空き容量

必要スペックは、APEXが動作する最低ラインを示します。60fpsのフレームレートの滑らかな動きで遊ぶには、推奨スペック以上のゲーミングPCを選ぶと良いでしょう。

エンジンエラー以外で起こるエラーの種類と対処法

APEXでは、エンジンエラー以外にも様々なエラーがあります。

1. 接続エラー

2. クラッシュやフリーズ

3. ログインエラー

5. パフォーマンスの問題(低FPS、ラグ)

6. アップデートやダウンロード中のエラー

他にも以下のようなエラーがあります。それぞれの対処法について解説しますので、参考にしてください。

  • PCのスペックがAPEXに合っていない
  • ファイルが破損している
  • グラフィックドライバの不具合
  • Windowsの機能や設定に問題がある
  • VRR機能が競合している
  • オーバーレイ機能の悪影響
  • Visual C++ランタイムが破損している

対処法①APEXの全画面表示の最適化を無効にする

PCの全画面最適化機能が原因となって、APEXがクラッシュしたりフリーズしたりすることがあります。この場合は、APEXの実行ファイルを開いて、全画面表示の最適化を無効にしてみてください。

やり方としては、APEX実行ファイルを右クリック→プロパティ→互換性タブ→「全画面表示の最適化を無効にする」をオンにすればOKです。あとはOKを選択して保存しましょう。

対処法②APEXを管理者として実行する

APEXを管理者モードで実行してみるのも有効です。

Origin版やSteam版のアイコンを右クリックした後に、「管理者として実行」をクリックしてください。これでクラッシュやフリーズのエラーが解消する場合があります。

対処法③APEXのゲームファイルを修復する

APEXの実行ファイルが破損している可能性もあります。

エンジンエラーの時と同じように、APEXのゲームファイルを修復するとエラーが解決するかもしれません。

対処法④フレームレート/FPSの制限

APEXのフレームレートは60fpsがデフォルトですが、Steam版やOrigin版やAPEXではフレームレートの最大値が設定できるようになっています。フリーズやクラッシュが起こってプレイできない時は、フレームレートを制限してみましょう。

Steam版の場合は、Library→Apex Legendsを右クリック→プロパティ→一般タブ→起動設定→FPSを制限するためのコマンド「+fps_max 100」を追加して保存してください。

Origin版の場合は、ゲームライブラリ→Apex Legends→歯車アイコン→ゲームのプロパティ→高度な起動オプションタブ→「+FPS_MAX 100」を追加して保存すればOKです。

対処法⑤テクスチャストリーミング割り当てを調整する

APEXのビデオ設定ではテクスチャの解像度が変更可能です。

解像度をよくするには多くのメモリを割り当てる必要があるので、APEXでフリーズやクラッシュが頻発する時は割り当てるメモリを減らしてみてください。

APEXの設定→ビデオタブから「Texture Streaming Assignment(テクスチャストリーミング割り当て)」をLow(低)もしくはMidium(中)に変更しましょう。

対処法⑥オーバーレイの無効化

SteamやOriginに搭載されているオーバーレイ機能によってAPEXがクラッシュしている可能性もあります。

オーバーレイが有効になっていると、PCに負荷がかかりAPEXが重くなりがちです。そのため、プラットフォームの設定画面からオーバーレイを無効化してみてください。

対処法⑦グラフィックドライバのアップデート

APEXがクラッシュしたりフリーズしたりする場合は、グラフィックドライバーを更新してみましょう。

NVIDIA

NVIDIAの場合は、公式サイトの「ドライバーダウンロードページ」から使用しているグラボの製品タイプやシリーズを指定して検索をかけましょう。検索結果が表示されたら、該当のドライバをインストールしてください。

AMD

AMDの場合も、まずは公式サイトの「ドライバーダウンロードページ」から使用しているグラボの製品名を指定して検索します。検索結果が表示されたら、Windows10 - 64bit版のツリーを展開して最新版ドライバーをインストールしてください。

対処法⑧グラフィックドライバのクリーンインストール

グラフィックドライバーのファイルが古いことが原因で、APEXがクラッシュ・フリーズしていることもあります。この場合は、ドライバーのクリーンインストールを試みると良いでしょう。

なお、グラフィックドライバーをクリーンインストールする際は、エンジンエラーの時と同様に、フリーソフトのDisplay Driver Uninstaller(DDU)を利用します。古いドライバーを完全に削除した上で最新のドライバーをインストールしてください。

対処法⑨グラフィックボードのVRR機能を無効化

APEX自体のV-SYNC機能とグラフィックボードのVRR機能が競合してAPEXがクラッシュしているのかもしれません。以下の手順を参考に、グラフィックボードのVRR機能を無効化してみてください。

NVIDIA G-SYNC

NVIDIA G-SYNCの場合は、Windowsアイコン→NVIDIAコントロールパネル→ディスプレイ→G-SYNCの設定→「G-SYNCの有効化」のチェックを外して適用を選択します。

AMD FreeSync

AMD FreeSyncの場合は、Windowsアイコン→AMD Radeon Settings→ディスプレイ→AMD FreeSyncをオフに切り替えます。

対処法⑩Windows10のゲームバーをオフにする

Windows10には、ゲーム画面をキャプチャーするためのゲームバー(GameDVR機能)が搭載されています。これがAPEXでエラーが起きる原因になることもあるので、一旦ゲームバーを無効にしてみてください。

Windowsアイコン→設定→ゲーム⇒Xbox Game Bar→「Xbox Game Barを有効にします」をオフに切り替えればOKです。

対処法⑪実行ファイルを互換モードで実行

APEXを互換モードで実行することで、ゲーム中のエラーやクラッシュが回避できる場合があります。

やり方としては、まずAPEX実行ファイルを右クリックして、プロパティ→互換性→互換性モードでこのプログラムを実行する→Windows8もしくはWindows7を選択してください。最後にOKをクリックしてプロパティのウィンドウを閉じればOKです。

対処法⑫Visual C++ランタイムをアンインストールして修復

PC内のVisual C++ランタイムに何らかの問題があってAPEXがエラーを起こしている可能性も考えられます。

この場合は、まずVisual C++ランタイムを全てアンインストールすることをおすすめします。その後、APEXの修復を行ってみてください。

対処法⑬別クライアントのApexに移行する

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