Setappは、MacやiOS向けアプリの定額制の配信サービスです。所謂、月額制のサブスクリプションになっています。Setappに登録されているAppのサービスを利用することが可能となっており、これにBetterTouchToolも含まれています。
価格的には、ライセンス購入、BetterSnapToolの購入のどちらよりも割高な設定です。ですが、ほかのAppに魅力的なものがあれば、月ごとに契約を考えられる、という点からも十分選択肢になり得ます。
以下、Setappの公式サイトからアプリケーションを見ていただいて、使いたいものが多ければ、こちらのサービスも検討してみて下さい。
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プランとして、一ヵ月分のライセンス($9.99)、一年分のまとめ買いプラン(月額換算$8.99の割安設定)、4台まで利用可能なファミリープラン($19.44)があります。以下のリンクからサイトに行き、ご自身に見合ったものを選んで、「Get Started」をクリックして、Google、Facebookなどからサインインして、プランを購入してください。
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目次
BetterTouchToolの使い方・機能
ここからは、使い方についてご説明していきます。今回は三つの設定をご紹介します。
①PC立ち上げ時に自動で起動するようにする
まず、PC起動時に、毎回BetterTouchToolを立ち上げる必要が無いように、自動で起動してくれるような設定にしていきます。
環境設定を開き、「Configuration」を選択し、右上の歯車をクリックしてBasic設定に進みます。一番上にある、「PCの立ち上げ時にBetterTouchToolを起動する」にチェックをいれてください。これで、次回以降、自動的にBetterTouchToolが立ちあがります。
②割り当ての登録
登録の手順としては、
①PCのどの部分でコマンド入力するかを指定
②どのアプリを使用中にトリガーを使うか指定
③どんなコマンドを入力するか指定
④どんなことをするか指定
という流れになります。
今回は、「あるアプリを起動中に、別のアプリを起動する」という設定を例にご説明します。
割り当ての登録をしていきます。BetterTouchToolを立ち上げ、トラックパッドやマウス、キーボードなどが選択できるバーがありますので、そこから機能割り当てさせたいものを選択します。
まず、左下の「+」マークをクリックして、機能を使いたいアプリを指定します。基本的に、どのアプリも設定可能です。
アプリを指定したら、中央の「+」を押してジェスチャー選択画面を開き、好きなジェスチャーを選択してください。トラックバッドのクリック位置などが細かく選べるようになっていますので、色々と試してみながら、使いやすいジェスチャーを探してみて下さい。
今度は、中央に表示される「Please select action」を選択し、「Controlling Other Applications」→「アプリケーションを起動/ファイルを開く/Apple Script 実行」の順に進み、起動させたいアプリをしてしてください。
これで、設定完了です。このように、「ジェスチャーを行う場所」→「起動したいアプリ」→「ジェスチャー」→「起動させたいアプリ」の順に設定していくことで、簡単な操作でアプリの起動が行えるようになります。
③HUDオーバレイで動作しているか確認
しっかり登録されていて、動作しているかを確認する方法をご紹介します。
BetterTouchToolの画面で、確認したいトリガーを選択しておきます。左下部にある「HUDオーバーレイ」の欄にある、「ジェスチャーがトリガーされたHUDタイトル」のところに、任意の名前を設定し、チェックを入れます。
これにより、トリガーが使われたときに、画面にその旨を伝える表示が出れば、動作確認完了です。もし出てこない場合、トリガーが動作していないときは、トラックパッドなどのハード側に問題があるか、設定が上手くいっていない可能性がありますので、確認してください。
おすすめの設定
ここからは、BetterTouchToolのおすすめの設定を紹介します。すごく便利なものばかりですので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
①ウィンドウスナップ
ウィンドウを画面端に移動させると、ウィンドウがリサイズされる「スナップ」機能の設定です。
BetterTouchToolの環境設定を開き、「ウィンドウスナップと移動」に進みます。まずは、中央上部にある「ウィンドウスナップを有効にする」という欄にチェックを入れて、この機能をONにします。
あとは、どの方向に移動させるかが任意に設定できますので、チェックを入れたり外したりして、設定しましょう。また、移動させる位置によっての細かい設定も可能ですので、調節してみて下さい。