ポケット型Wi-Fiとは、外に持ち出すことのできるケーブル不要のルーターのことを指します。ポケット型Wi-Fi自体がネット回線に繋がっていない場合には、もちろんiPadやiPhoneもネットに繋がりません。
iPadやiPhoneの画面上に接続したいWi-Fi名(SSID)が表示されない時や、接続しようとしてもうまく繋がらない時にはポケット型Wi-Fi側に原因があるかもしれません。
ここからは、ポケット型Wi-Fi側に原因があってWi-Fi接続ができない時の解決方法を紹介していきます。
目次
①ポケット型Wi-Fiの再起動
まずはポケット型Wi-Fiの再起動を試してみましょう。一時的なエラーであれば、再起動で直ることがほとんどです。
再起動方法はポケット型Wi-Fiの機種によって異なりますので、説明書で確認してください。
②Wi-Fiの設置場所を変える
ポケット型Wi-Fiは、携帯電話やスマートフォンと同じように基地局からの電波をキャッチしています。そのため、携帯電話やスマートフォンの電波が届きにくい場所では、ポケット型Wi-Fiの電波も繋がりにくいことがあります。
接続が安定しない場合は設置場所を少し高くしたり、カバンの中ではなく外に出して使用したりしてみましょう。
またポケット型Wi-Fiの種類によっては、通信モードを切り替えてキャッチする電波を変えられるものもありますので説明書を確認してみるといいかもしれません。
③速度制限にかかっていないか確認
「通信が急に重くなった・・・」という場合は、通信速度制限にかかっている可能性があります。
ポケット型Wi-Fiには「1ヶ月◯GBまで」や「3日間◯GBまで」といった上限を設けている場合があり、その上限を超えると通信速度が極端に遅くなってしまいます。あらかじめ上限を確認しておくようにしましょう。
速度制限に引っかかっているかどうかは、利用しているプロバイダのマイページ等から確認できます。
④サーバーメンテナンスや不具合が発生していないか確認
まれではありますが、プロバイダの回線自体がメンテナンス中だったり、不具合が発生していたりして急に繋がらなくなることもあります。
その際はプロバイダから登録しているメールアドレス宛にお知らせが届くはずですし、メール以外にもプロバイダのマイページから確認できます。
この場合、プロバイダがメンテナンスを終えるか、不具合が改善されるまで待つ以外にありません。
サーバーそのものに不具合が発生している場合は、ユーザ全体に影響しているはずなので、X(旧:twitter)等のSNSで検索して同じ症状の人がいるかを調べてみてもいいかもしれません。
【公衆Wi-Fi】 に原因がある場合の解決方法
空港やホテル、カフェや市街地で使用できる公衆のフリーWi-Fiは、誰でも無料で使えてとても便利なサービスです。しかし、ここぞという時に繋がらなかったり、すぐに接続が切れてしまったりして困った経験はありませんでしょうか。
ここからは、公衆Wi-Fiにうまく接続できない場合の原因と解決方法について紹介します。