タイムツリーは、アカウント登録することなく利用できるというメリットもあります。アプリをインストールすればすぐに使えるようになっていて、手軽さとスピード感が人気の秘密です。
また、アカウント登録をする場合も、無料で簡単に行うことが可能です。アカウントを登録しておけば他のデバイスと連携して利用できたり、スマホの機種変更時にスムーズに引き継いだりできるため便利です。
目次
③広告が少なくて見やすい
通常、無料アプリではたくさんの広告が表示され操作時に不便を感じるケースが多いですが、タイムツリーはそうではありません。
タイムツリーでは広告は上部に小さく出るのみで、カレンダー表示の邪魔をしないのです。広告はカレンダーを隠すことなく表示されるので、ひと目で予定の確認ができて非常に見やすいのが特徴です。
④写真の投稿・保存ができる
タイムツリーでは、カレンダー内の予定に写真を投稿したり、投稿された写真を保存したりできます。つまり、写真を別のアプリで送り合う必要がなく、タイムツリー内で共有できるのです。
例えば、家族で共有するカレンダーにお子さんの学校行事の予定を入力し、そこに学校からのお知らせの手紙の写真を貼り付けます。家族全員が簡単に確認できるので、タスク忘れ防止にも役立つでしょう。
また、投稿した写真はアプリ内に1年間保存されるため、かなり先の予定にも写真を貼り付けておくことができて便利です。
ちなみに、有料会員(TimeTreeプレミアム)になれば、写真だけでなくPDFも添付できます。
⑤すでに使っているカレンダーアプリとの同期ができる
iPhoneやAndroidの標準カレンダーやGoogleカレンダーなどの外部カレンダーに入っている予定を、タイムツリー上に表示できます。
外部カレンダーに登録済みの予定を手入力する手間が省けるため、とても便利です。
表示させる手順は以下のとおりです。
- アプリを開いて左上の自分のアイコンをタップ
- 左上にある「すべてのカレンダー」をタップ
- 右下の「その他」をタップ
- 表示したい外部カレンダーをオンにする
⑥共有機能に優れている
タイムツリーは、他の人との共有機能に優れたカレンダーアプリで、家族や恋人、会社の同僚、部活の仲間など、さまざまなコミュニティで利用できます。予定の種類に応じて文字の色を変えたり、参加メンバーを選んだりできるため、カレンダーを開けばひと目で予定や参加者が確認でき、非常に便利です。
また、共有カレンダーに予定を追加すると、メンバーに自動的に通知が届き、予定の変更があった場合も同様に通知されるため、変更内容をわざわざ伝える必要がありません。さらに、カレンダーごとに通知のON/OFFを切り替えたり、自分が参加する予定だけを通知ONにしたりなど、自分の使い勝手が良いように自由に設定を変更できます。
このような優れた共有機能が、タイムツリーの大きな強みとなっています。
⑦複数のカレンダーが作れる
タイムツリーでは、複数のカレンダーを作成できます。家族や仲間との共有カレンダーはもちろん、自分だけのカレンダーを作ってプライベートな予定を入れるなど、タスク管理に使っている人も少なくありません。
表示するカレンダーはアプリ内で切り替えることができ、「すべてのカレンダー」を選べば全部のカレンダーがまとめて表示されるので、どれかを忘れたり取りこぼしたりする心配もなく、安心して使用できます。
タイムツリーを使う上でのデメリット
タイムツリーを使うことで得られるメリットについては理解できましたが、反対にデメリットはあるのでしょうか。
ここからは、タイムツリーを使う上でのデメリットについて解説していきます。
仕事で使うと不便な場合もある
タイムツリーを仕事で使用する場合、不便な場合があります。
共有範囲を誤って設定すると、意図しない人に予定が見られるリスクがあります。社外秘の内容であれば、大きなトラブルに発展するリスクがあるため、尚更慎重に予定を入力しなければいけません。
また、タスク管理機能が限定的で、詳細なプロジェクト管理や進捗追跡には不向きです。さらに、無料プランでは広告が表示されるため、集中が妨げられることもあるでしょう。
家族間のプライバシーがなくなるリスクもある
タイムツリーを家族で使用する場合、プライバシー管理には注意が必要です。
タイムツリーの使用が当たり前になり、全ての予定を入力することが求められると、知られたくない予定や活動も共有せざるを得なくなるため、プライバシーが失われるリスクが高まります。
そのため、家族や恋人同士でタイムツリーを使用する際は、共有範囲や設定には十分な配慮が必要です。
予定を打ち間違えてしまうこともある
タイムツリーを使う場合、予定を打ち間違えるリスクがあります。
特に、アプリ内の情報だけに頼ると、入力ミスがそのまま反映されるため、重要な予定を見逃してしまう可能性も。慎重に予定を入力し、定期的に確認することで、大事なスケジュールを管理する際のリスクを最小限に抑えることが可能です。
通知の多さが気になることもある
タイムツリーを使いはじめると、通知が頻繁に届くようになります。特に複数のカレンダーや共有グループがある場合、予定の変更や新規登録のたびに、通知がきます。
通知が煩わしく感じる場合は、通知の設定をカスタマイズし、自分にとって重要な情報のみを受け取るように調整することが必要です。
通知をオフにしたい場合は、以下の手順で設定を変更してください。
- アプリを開き、画面の右下にある「その他」をタップ
- 「その他」の中にある「通知をカスタマイズ」をタップ
- 好きな通知方法を選択
サポート体制は万全ではない
タイムツリーのサポートは主に問い合わせフォームを通じて行われ、電話対応は提供されていません。そのため、アプリに不具合が発生してアクセスできなくなった場合、迅速な解決が難しい可能性があります。
特にビジネス利用では、緊急の問題が発生した際に対応に時間がかかると、業務に深刻な影響を及ぼす恐れがあります。仕事でタイムツリーを使用する際は、この点を理解し、トラブルが起こった場合のリスクを考慮する必要があります。
Siriの音声読み上げに対応しておらず不便に感じることもある
タイムツリーは現在、Siriの音声読み上げには対応していません。そのため、音声アシスタントを利用して予定を確認したり、スケジュールを管理することができず、手動で操作する必要があります。
音声アシスタントの利用が多いユーザーには、手動での操作が必要となり、効率が落ちてしまうため、不便に感じられるかもしれません。音声による管理を希望する場合、iPhoneの標準カレンダーを利用した方が良いでしょう。
タイムツリーを上手に使いこなすコツを紹介!
無料で使えて、共有機能にも優れているタイムツリーには、さらに便利に使える活用術がたくさんあります。
ここからは、タイムツリーを上手く使いこなすコツをいくつか紹介します。予定の入力時に少し手を加えたり、チャット欄を活用したりすることで一層使いやすくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。