”USBデバイスが認識されません”はUSB側の故障でもエラー表示が出ることがあります。他のパソコンを持っているのであれば他のパソコンに繋いで認識するか確認をしてみましょう。他のパソコンでも同様のエラーの場合はUSBデバイスやケーブルに問題が起きている可能性が高くなります。
他のパソコンで”USBデバイスが認識されません”が表示されないのであれば、元々繋いでいたパソコンに原因があるので、設定の見直しなど引き続き行いましょう。
目次
対処法⑥USBセレクティブサスペンドの設定を無効にする
ここからは、”USBデバイスが認識されません”のエラーが表示されう時のWindowsの具体的な設定の見直しを行なっていきます。まずは、USBセレクティブサスペンドの設定を無効にしてみましょう。手順は以下の通りです。
- Windowsマークを右クリック>電源オプション>電源の追加設定>選択されたプラン>プラン設定の変更>詳細な電源設定の変更>USB設定>USBセレクティブサスペンド
対処法⑦USBコントローラーのドライバーを更新/再インストールする
次の”USBデバイスが認識されません”の対処法は、USBコントローラーのドライバーの更新と再インストールです。更新しても改善しない場合に再インストールしましょう。手順は以下の通りです。
- デバイスマネージャー>ユニバーサルシリアルバスコントローラー>更新もしくはアンインストール
USBコントローラーの更新や再インストールはUSBデバイスを繋いだ状態で行うようにしましょう。アンインストールが完了したらパソコンを再起動して改善しているか確認をしましょう。
対処法⑧USBデバイスのドライバーを更新/再インストールする
”USBデバイスが認識されません”のエラーはUSBコントローラーのドライバーの不具合も原因の1つですが、USBデバイスのドライバーも影響を及ぼすのでUSBデバイスドライバーも更新もしくは再インストールしましょう。
- デバイスマネージャー>ディスクドライブ>デバイスのアンインストール
USBコントローラーの時と同じように繋いだ状態で行なって、完了後にパソコンの再起動を行いましょう。
対処法⑨Windowsの高速スタートアップを無効にしてから再起動する
繋いでいるパソコンのOSがWindows10の場合、高速スタートアップという機能が備わっています。その高速スタートアップが”USBデバイスを認識されません”のエラーの原因になることがあります。高速スタートアップを無効にする手順は以下の通りです。
- Windowsマークを右クリック>電源オプション>電源の追加設定>電源ボタンの動作を設定する>高速スタートアップを有効にするのチェックを外す
対処法⑩”ハードウェアとデバイス”のトラブルシューティングツールを使う
ドライバーの更新/再インストールやWindowsの高速スタートアップを無効にしても”USBデバイスが認識されません”のエラーが改善されない場合はハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを使って修復を試みましょう。
Windows10にのみ搭載されている機能なのでWindows8や7では行えないので注意が必要です。手順は以下の通りです。
- Windowsマーク>設定>更新とセキュリティ>とラブルシューティングツール>ハードウェアとデバイス
対処法⑪エラー通知を無効化する
Windows10では”USBデバイスが認識されません”などを含めたUSB関連のエラーは通知を非表示にすることができます。ただ非表示に設定をしても根本的な対処にはならないので注意しましょう。手順は以下の通りです。
- Windowsマーク>設定>デバイス>USB>USBデバイスへの接続に問題がある場合は通知するのチェックを外す