ではDigital TV Tuner Deviceの安全性をご紹介します。
結論、Digital TV Tuner Deviceは安全です。
セキュリティの観点で見てもDigital TV Tuner Deviceをわざわざ削除する必要はありません。
さらに、パフォーマンスの観点でもDigital TV Tuner Deviceを削除する必要はありません。
Windowsのシステムリソースを大幅に消費している場合は、Digital TV Tuner Deviceの削除が必要にはなってきます。
ただ、有名な話でDigital TV Tuner Deviceを削除してしまうとPCの起動時間に悪影響が出るかもしれないといわれています。
そういったことを見るにDigital TV Tuner Deviceを真っ先に削除してしまうのは利口ではないでしょう。
目次
Digital TV Tuner Deviceを削除する必要性
ではどういったときにDigital TV Tuner Deviceを削除すればいいのでしょうか。
実はDigital TV Tuner Deviceが作動していると
- SSD
- HHD
に大量の余分なファイルを作成して勝手に保存してしまう仕組みが搭載されています。
そのため、PCのパフォーマンスに大きな影響をきたすことも。
PCで大掛かりな作業をする場合はDigital TV Tuner Deviceが邪魔になってくる可能性はありますが、基本Digital TV Tuner Deviceが邪魔になることはありません。
Digital TV Tuner DeviceのCPU率を調べる方法
ではDigital TV Tuner DeviceのCPU率を調べる方法をご紹介します。
手順は
- Windowsアイコンをクリック
- タスクマネージャーを開く
- 「プロセス」で「ehPrivJob.exe」を探す
でOKです。
これで「ehPrivJob.exe」がどれくらいCPUを利用しているのかを見ることができます。
もし全体のCPUの10%を超える利用量だった場合はシステムパフォーマンスに悪影響をきたしていると判断してもいいでしょう。
Digital TV Tuner Deviceがavastで検出されることも
Windowsに標準搭載されているDigital TV Tuner Deviceですが、avastで検出されてしまうこともあるようです。
ネット上ではWindows 7を利用している方がavastでスキャンをしてみると「動作を遅くしている原因」の対象としてDigital TV Tuner Deviceが検出されていました。
しかし、これはれっきとした検出ミス。
そもそも「Digital TV Tuner Device registration application」というプログラムはavastにはありません。
そのため、検出されるはずがないのです。
また、Digital TV Tuner Deviceが検出されたからといって即座に停止してしまうこともNGです。
意味合い的には「PCでTVを見る」ためにDigital TV Tuner Deviceが必要であると汲み取る方が多いです。
「では、PCでTVを見ないので必要ないのでは?」となりDigital TV Tuner Deviceを削除してしまう事案が発生しています。
そもそもDigital TV Tuner Deviceを物理的に切り離すことができるのであれば、物理的に切り離してしまうのがいいでしょう。
まとめ
今回はDigital TV Tuner Deviceについてご紹介していきました。
Digital TV Tuner Deviceは基本的に悪影響を与えるようなものではなく、放置しておいても問題はありません。
しかし、CPU利用率が全体の10%を超える場合はDigital TV Tuner Deviceの削除を検討してもいいかもしれません。