YouTube動画をmp3変換する方法！おすすめサイトも解説

2021年9月27日

複製権は、著作権法の21条で規定されています。

複製とは、簡単に言えばコピーすることです。著作物の複写、録画や録音、印刷や撮影、模写（書き写し）、スキャナーで読み取り電子化・保管することは全て複写にあたります。

そして、著作者の許可なく著作物を複写することを禁止しています。ダウンロードは、サイトにあるデータを自分の機器に（著作者に無断で）コピーしてくることですから、複製権に違反してしまいます。

YouTubeには、TV番組、アニメ、音楽コンテンツ、漫画コミックス、映画コミックスなどの動画がアップされています。これらの中には、公式にアップされたもの以外に、非合法的にアップされたものが多数含まれています。すなわち、著作権に違反した動画が多数含まれているのです。

そして、違法にアップされた動画をダウンロードすることは、著作権に違反するのみならず、刑事罰の対象となっているのです。もちろん、違法にアップロードするのは、ダウンロードするよりも重い刑事罰の対象です。

YouTube動画をダウンロードすることは、利用規約では原則禁止されていると説明しました。原則というのは、ダウンロードが認められているケースがあるからです。以下で詳しく説明します。

YouTubeの公式チャネルで公開されている動画は、自由にダウンロードできます。

公式チャネルにアップされている動画は、多数の人に視聴されることを目的としており、視聴を促すためにダウンロードも許可されているのです。

そして、公式チャネルにアップされている動画には、動画のアカウント名の後ろにチェックマークが付与されており、YouTubeもダウンロードを認めているのです。

YouTubeにアップされている動画のうち、クリエイティブ・コモンズが表記されている動画もダウンローが認められています。

クリエイティブ・コモンズとは、著作者の指定する条件を満たす範囲で自由に利用できるという仕組みです。

条件は、「BY（表示）」「NY（非営利）」「ND（改変禁止）」「SA（継承）」の4種の組合せとなります。この条件を満たしていれば動画をダウンロードして視聴しても問題ありません。

YouTube動画の違法アップロード/ダウンロードに対する刑罰

YouTubeでは、動画のアップロードやダウンロードが自由に行なえます。しかし、違法なアップロードや違法にアップロードされた動画をダウンロードしたりすると、刑事罰に問われますので絶対にやめましょう。以下でわかりやすく説明します。

他人の著作物を著作者に無断で勝手にアップロードすることは、著作権の侵害にあたり、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金を科せられます。

著作権には公衆送信権、送信可能化権という権利を著作者に与えています。公衆送信権はTV放送などのように公衆向けにコンテンツを送信する権利、送信可能化権はサーバーにコンテンツをアップロードして公衆に送信できる状態にする権利です。違法アップロードはこの権利の侵害にあたります。

違法にアップロードされているコンテンツをダウンロードすることも著作権侵害にあたり、2年以下の懲役または200万円以下の罰金を科せられます。音楽やコミックに関する、いわゆる海賊版サイトからダウンロードすることなどがこれに該当します。

なお、アップロードされた動画などをオンラインで視聴するだけであれば罪にはなりません。

これまで、YouTube動画をmp3変換するフリーのサイトについて説明してきました。ルールを守ってmp3変換をうまく利用することで、YouTube画像や音楽を楽しみましょう。参考になれば幸いです。