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コマンドラインでの7zipの使い方
ファイルを右クリックしたメニューから以外でもコマンドラインで7zipを使用することができます。
コマンドラインを使うメリットは多くのファイルを圧縮・解凍できることです。ここからはコマンドラインで行う7zipの使い方を紹介します。
1.ファイルの圧縮を行うコマンド
以下のコマンドでファイルの圧縮が可能です。
「7z a "圧縮ファイル名" "元のファイル名"」
たとえば「example.jpg」というファイルを「example2.zip」という名前で圧縮したい場合、「7z a example2.zip example.jpg」とコマンド入力します。
2.ファイルの解凍を行うコマンド
以下のコマンドでファイルの解凍が可能です。
「7z e "解凍するファイル名"」
たとえば「example2.zip」というファイルを解凍したい場合、「7z e example2.zip」とコマンド入力します。
3.複数のファイルの圧縮・解凍を行うコマンド
2つ以上のファイルを圧縮または解凍するにはファイル名を続けてコマンド入力します。
たとえば「7z a example1.zip example2.jpg example3.jpg」とコマンド入力すると「example1.jpg」、「example2.jpg」、「example3.jpg」がすべて圧縮されます。
7zipで解凍できないファイルの対処法
7zipのファイルを解凍しようとした場合、使い方次第ではエラーが発生して解凍できない場合があります。そのときの対処方法を紹介します。
1.「書庫として開くことができません」
Explzhソフトで圧縮したファイルを解凍しようとすると「書庫として開くことができません」というエラーメッセージが出る場合があります。
Explzhは必要なDLLが初期段階ではインストールされていないため、デフォルトでは7zファイルの解凍はできません。
そのためExplzhを起動し、F9ボタンを押して各種書庫DLLをダウンロードしてください。その後「オプション」の「シェルエクステンション」から「関連付け設定」で、7zファイルをExplzhに関連付けすると解凍ができるようになります。
2.ウイルスチェックもしくはダウンロードし直す
ウイルスが原因でファイルが開けない場合があります。そのためウイルスソフトでチェックし、ウイルスがいないか確認してみましょう。
それでも開けない場合は、7zipを再びダウンロードし、インストーラーから再インストールを行うとよいかもしれません。