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第五人格はDead by day lightパクリ?違いや疑惑について紹介

第五人格というアプリゲームが、実はDBDというゲームのパクリなのではないかという疑惑が出ています。

パクリなのではないかといわれている根拠や版権のことについて解説しますので、興味があるという人は参考にしてください。

第五人格はDBDのパクリ?

第五人格というアプリゲームをご存じでしょうか。
第五人格は、基本的に無料でプレイできるゲームで、第五人格を開発したのは、中国に本社があるNetEase Gamesです。

ハンターと呼ばれる1人のプレイヤーと、サバイバーと呼ばれる4人のプレイヤー合わせて5人で、鬼ごっこのような緊張感のあるゲームです。ちょっと不気味でとても面白いゲームなのですが、実は他のゲームの「パクリ」ではないのかという疑惑があります。

第五人格のゲームの内容や、他のゲームのパクリだという根拠などを詳しく解説していきます。

第五人格の魅力

第五人格の魅力はハラハラするゲームがプレイできるという他に、魅力的なキャラクターがいることが特徴です。
主要人物である探偵、サバイバーである幸運児、医師、弁護士、泥棒など、その他様々なキャラクターが登場します。

これらのキャラクターの作りはどことなくホラーチックで、第五人格のゲームの雰囲気とマッチしていて、魅力的な要素がたくさんあるゲームです。

あるゲームのパクリ?

魅力的なポイントがたくさんある第五人格ですが、第五人格はあるゲームのパクリではないかといわれています。

パクリ元のゲームといわれているのは、Dead by Daylight、通称「DBD」というゲームです。
第五人格はなぜDBDのパクリという疑惑が持たれているのか、DBDのパクリだといわれている根拠は何か、解説します。

DBDとは

第五人格のパクリ元と噂されているDBDはどのようなゲームなのでしょうか。

DBDは最大5人で遊ぶことができるゲームです。
キラーと呼ばれるキャラクターを1人のプレイヤーが操作し、サバイバーというキャラクターを、4人のプレイヤーが操作します。

第五人格とDBDの違いとは

第五人格はDBDのパクリといわれている要因は、ゲーム内容です。
DBDと第五人格のゲーム内容がよく似ているといわれています。

ゲームが発売されたのはDBDが2016年で第五人格が2018年です。
DBDの方が先に販売され、しかも内容が似通っていることで、パクリではないかと噂されるようになりました。

第五人格はポップ・DBDはリアル

ホラー・グロテスクな表現が印象的なDBDは、背景も殺人鬼もリアルに作られています。
しかし第五人格は不気味な印象があっても、目がボタンだったり、体にぬいぐるみのような縫い目があるなど「キャラクター化」されている印象です。

第五人格でもハンターはより不気味ですが、リアルさが少ないためDBDほどのインパクトはありません。

第五人格はチェイスに特化・DBDは隠密に特化

第五人格とDBDを比較すると画面表示にも差があります。

第五人格は画面が明るいのですが、DBDは画面が暗く何か隠されているような印象です。
またDBDの場合、草むらにしゃがむとハンターから見つかりにくく、第五人格はステルス性が弱いため攻撃を受けやすくできています。

第五人格は隠れるというよりもチェイスが主軸のゲームです。

アイテムを見ても、DBDはチェイス要素の強いアイテムが少なく、第五人格はチェイス要素の強いアイテムが多いという違いがあります。

能力や育成の違いがある

第五人格の場合、サバイバーたちは最初から固有の能力を持っています。
ただし、能力を変更することは不可です。

共通で利用できる「内在人格」は、人格レベルをあげることでポイントをゲットし、集めたポイントでゲットできる装備なので、能力の変更ではありません。
能力の変更はできませんが、必要な能力を複数持てるという特性があります。

DBDの場合、サバイバーそれぞれに固有の能力がありますが、それを他のサバイバーと共有できます。
保有できるスキルは4つまでと決まっているので、この点も第五人格との違いです。

【第五人格】が「DBD」から版権を得た?

第五人格はDBDのパクリといわれていますが、DBDから版権を得ているという話もあります。

版権を得ているのならパクリではないと思われますが、版権を得たのであればなぜパクリ疑惑が払しょくされないのでしょう。

版権とは?

版権とは作品を生み出した作者、または作者にその権利を与えられた人物がその作品をコピー、販売することができるという権利です。

著作物を複製し、それを販売する独占権のことで、著作者の権利を認め保護するためにあります。

元々明治時代に「版権条例」という法があり、これを版権と呼んでいました。これは「版」を使い印刷物を発行することに対し、政府が出版社に免許を与える制度で、出版社は出版物に「版権所有」の記載をし、その権利を主張したものです。

こうした経緯を踏まえて慣習的に著作権を「版権」といいます。版権所有と現在の独占権と意味合いが異なるため、契約などを交わす際には版権が何をさすことになるのか明確にする方が安心といわれています。

第五人格が版権を「得られなかった」経緯

第五人格はDBDのパクリではないのかと疑問に思ったユーザーが、第五人格とDBDの版権問題について調べ、その結果をSNSに投稿しました。

それにより第五人格はDBDから「版権を購入できなかった」事実が判明したのです。

第五人格とDBDはパクリではないかと噂されるようになり、その噂はやがてDBD開発者側にも伝わりました。第五人格側はこのままいけば訴訟を起こされるのではないかと危惧し、DBDに対し「版権購入」をお願いしたようです。

しかし「版権」の購入は実現しませんでした。
ただこの時、DBDの開発チームが第五人格の顧問となってゲームの開発に関わることになったため、版権は購入できなかったけど、ゲームは存続できるということになったのです。

【第五人格】が「DBD」のパクリではないという側の根拠

第五人格はDBDから版権の購入こそできませんでしたが、DBD側の開発チームが第五人格に携わることで、事実上、認めてもらったような形になりました。
ただ、ゲームができた時点でDBDと似通っていたわけですから、DBDの開発チームが関わる以前については「やっぱりパクリじゃないか」と考える人も多いです。

しかし元々第五人格はDBDのパクリではない!といっている人も存在します。
なぜパクリではないと主張できるのか、その根拠を調べてみました。

6つの根拠

第五人格はDBDのパクリではないという根拠は6つあります。

操作性の違い
第五人格はハンターの場合、3人称の視点でキャラクターを動かします。
しかしDBDのプレイヤー視点は「1人称」です。

ハンターの違い
第五人格のハンターは、サバイバーを様々な方法で捕えられるように工夫されています。
DBDではサバイバーを捕える手段が限定的です。

サバイバーの違い
第五人格の場合、サバイバーが傍にいるとすぐに見つけることができます。
DBDでは直接目で見ないとサバイバーを見つけることができず、第五人格のように強力や連携もできません。

キャラクターのシステムの違い
2つのゲームは最大プレイヤー人数と、1人が4人を追いかけるというシステムが同じです。
ただし第五人格はゲームをより楽しめるように作られた「外在特質」と「内在人格」が用意されています。

年齢制限の違い
第五人格は9歳からプレイ可能です。
DBDはグロテスクなシーンや残虐性を感じさせるシーンもあるため、18歳以上にならないとプレイできません。

開発会社の違い
第五人格のゲーム開発会社は中国にある会社で、DBDはカナダのゲーム会社です。
作成している「国」が違うので、パクリではないと主張する人がいます。

 

『第五人格』パクリ疑惑の例を紹介

第五人格は様々なところからキャラクターなどをパクっているといわれています。

どのようなところからパクっているといわれているのでしょうか。

【『第五人格』のパクリ疑惑】①コララインとボタンの魔女

第五人格のキャラクターの中には、映画のコララインとボタンの魔女の中に出てくるような、目がボタンになっているキャラクターがいます。

このキャラクターはコララインからとったのではないかと噂になっていました。

【『第五人格』のパクリ疑惑】②コープスブライド

第五人格のゲームの中には、コープスブライドという映画の男性主人公に似ているキャラクターが登場していると噂されています。

【『第五人格』のパクリ疑惑】③YOTL(開発中止)

残念ながら開発をするための資金が足りず、開発を断念してしまったホラーゲーム「YOTL」というゲームがあります。

このゲームの背景やマップによく似ている箇所が、第五人格にあると指摘されているようです。

『第五人格』の開発会社は差し止め請求をされたことがある

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