LINE HERE(位置情報アプリ)の機能。終了した理由と、LINE HEREに代わるアプリ、【類似】代替後継アプリの紹介。位置情報がばれると困る場合の「バレない対策」も。
目次
【2017年終了】LINE HEREでできたこと
LINE HEREはiPhoneのGPS機能をLINEアカウントと連携したサービス。
2015年8月にサービス開始され、2017年12月15日にサービス・ダウンロード終了となっています。
(※現在利用不可)
LINE HEREの主な機能
LINE HEREでは、iPhone・AndroidなどのスマホGPS機能をLINEアカウント(facebookアカウントも可)と連携し、LINEユーザ間で位置情報の確認ができることが特徴となっていました。
LINEの友達を招待し、位置情報を共有する
- 「LINE HERE」アプリをダウンロード>ログイン
- 地図下のプラス(+)アイコンをタップ>LINEを選択
- コピーされたURLをLINEの友達に送信
- 相手が承認した時点から位置情報共有が開始
アプリから自分の位置情報をURL化してトークに送信するだけなので、とても簡単です。
位置情報は自分のアイコンで地図上に表示される仕組みになっていました。
時間限定「タイマー」で位置情報を共有する
- 地図上の「V」をタップ
- 共有設定>タイマーをタップ
1時間~24時間で「時間限定」で位置情報共有をすることが可能に。
ただしこの機能をOFFにしている場合×共有解除(シェアルーム退出)しなかった場合は時間リミットなしで共有され続けることになります。
相手が設定場所に到着した「通知」を受け取る
LINE HEREでは「地点を登録」することができるというユニークな機能があり、この地点にユーザが近づいた(到着した)らLINEに通知を届けることが可能となっていました。
- 最寄り駅などを登録して家族の帰宅タイミングをチェック
- 待ち合わせ場所を登録し相手が到着する時間をチェック
というような使い方をしていたユーザが多いようです。
LINE HEREがダウンロード終了した理由
LINE HEREが約2年でひっそりと姿を消した理由は、プライバシーの問題が関係しているようです。
そもそも、LINEを使っていても「LINE HEREの存在は知らない」というユーザが多かったため、「〇〇と位置情報をシェアしましょう」という招待メッセージを承認することで「自分の居場所が地図上に表示される」という事が分からず不本意に自分の居場所が表示されてしまった事例が多くあったようです。
【代替・後継アプリ】LINE HEREに代わる人気アプリとは
LINE HEREは終了しているものの、LINE HEREの代わりに使える高機能の位置情報共有アプリは続々登場しています。
①GPSアプリ:Google Map「現在地の共有」
- g-mailのあるユーザ同士で位置情報共有
- iPhone×Android間でも位置情報共有可能
- 1時間で自動シェア解除で安心
②GPSアプリ:「iPhoneを探す」
- Apple ID&パスワードで位置情報が確認できる
- Appleユーザ同士で利用が可能
- iPhone紛失時や家族の居場所共有用アプリ
iPhoneの公式アプリ(デフォルトアプリ)として使えるApple元祖の位置情報共有アプリ。
もともとは「自分のiPhoneの紛失時の対策」として開発されたものですが、家族や友人との位置情報共有にも使うことができます。
LINE HEREの代わりに信頼できる位置共有アプリを使いたいという場合は、こちらの本家アプリが良いでしょう。