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カカオトークとラインの違いとは?出会い目的で使う時の危険性も紹介

LINEもカカオトークも日常で使うSNSですが、この2つの違いは何なのでしょうか。カカオトークは主に韓国で人気があるもので、日本ではまだLINEが主流のようです。しかし、これだけの違いだけでなく機能にもさまざまな違いがあるので紹介していきましょう。

カカオトークとラインの違いがわかる早見表

カカオトークとラインを表で分かりやすいようにまとめてみました。

  LINE カカオトーク
カカオトークとラインの違い
運営会社
NHN Japan Kakao
カカオトークとラインの違い
サービスの開始時期
2011年6月 2010年3月
カカオトークとラインの違い
月間のアクティブユーザー
7000万人(日本のみ) 4519万人(2020年時点)
カカオトークとラインの違い
特徴
・アジア中心
・スタンプ販売などで収益がある
・韓国中心
・韓国国内のスマホユーザーがターゲット
カカオトークとラインの違い
対象国
日本や東南アジア 韓国
カカオトークとラインの違い
有益モデル
ゲーム、スタンプ、広告 ゲーム、広告

カカオトークとラインに違い〜機能面〜

機能面でいうとカカオトークとラインには違いがあり、それが以下の8つになります。
カカオトークとラインの違い①グループでの参加人数
カカオトークとラインの違い②既読が表示される場所
カカオトークとラインの違い③スタンプの送り方
カカオトークとラインの違い④SNSとの連携
カカオトークとラインの違い⑤タイムラインの有無
カカオトークとラインの違い⑥ボイスエフェクトの有無
カカオトークとラインの違い⑦スケジュール機能
カカオトークとラインの違い⑧連絡先の同期
(2023年1月調査)
この8つの機能を説明していきましょう。

違い①グループに参加できる人数

ラインはグループに入れる人数は100人なのですが、それに対しカカオトークは無制限となっています。

違い②「既読」の表示場所

ラインの場合には既読の表示は1対1の場合はトークの横に表示され、グループのときには読んだ人数が既読の横に表示されます。
ココアトークの場合には未読の人数が表示され、すべてが既読になると消えるという仕組みで(既読)はありません。

違い③スタンプ

カカオトークとラインの違いとしてスタンプがあります。
カカオトークのスタンプはラインに比べて小ぶりです。また、カカオトークは投稿ボタンを押さないとスタンプが送れないため、間違って送ってしまうことが少ないようです。
さらに、カカオトークには動いたり喋ったりするスタンプがあるのも特徴なので、スタンプを使うのであればカカオトークのほうが楽しいかもしれません。

違い④SNSとの連携

ラインにはフェイスブックとの連携があるのに対し、カカオトークにはほかのSNSとの連携がありません。シェアしたい人にはラインのほうがメリットがあります。

違い⑤タイムラインの有無

ラインにはタイムライン機能(LINE VOOM)がありますが、カカオトークには今のところありません。しかし、カカオトークにはマンガという機能があり、電子書籍が読めるようになっています。

違い⑥ボイスエフェクトの有無

これはカカオトークのみの機能ですが、自分の声を加工し会話をすることができます。
知っている人と思って話してみたら違う声が聞こえてきたらびっくりしてしまいますよね。そういう面白い機能がカカオトークにあるのです。

違い⑦スケジュール機能の有無

ラインにはなくカカオトークのみの機能として(スケジュール共有機能)というものがあります。
どういうものかというと、トーク画面にスケジュール(カレンダー)を共有し、そこで予定を登録するのです。
トーク画面はどんどん流れてしまい重要な約束をしたのに忘れてしまわないようにするための機能なので、ラインにもこのような機能が追加するといいですね。

違い⑧連絡先との同期の有無

ラインの場合は始めるときにはまずアプリをインストールし、連絡先を知っている人を登録していくことで始めることができます。
しかし、カカオトークの場合には連絡先を同期しなければ始めることができません。
自動で同期されるので便利といえば便利ですが、連絡先がある人すべてが登録されてしまうのが嫌だと思う人もいるでしょう。
カカオトークを始めるときには連絡先を確認しておいたほうがいいかもしれません。

ほかにもカカオトークには多くの連動サービスがあり、紹介しきれないほどです。
ひとつ紹介すると、「カカオストーリー」というインスタ、Twitterがひとつになったようなものがあります。
こちらは画像中心になっており、若者に人気のSNSになっています。カカオトークを使用してラインとの違いを比べてみるのもいいかもしれません。

こんな用途でおすすめ!カカオトークとラインの使い分け方

画像:https://www.kakaotalk.jp/

結局、カカオトークとラインはどちらがいいのかは使ってみなければ分からないようです。
ただ、カカオトークとラインを2つインストールしておけば使い分けができるので便利といえるでしょう。

ビジネス用とプライベート用

まず、使い分けのおすすめとしてはビジネスとプライベートとの分け方です。
ただし、どちらにしても相手もそのアプリをインストールしていなければ使用することができないので、アプリをインストールするのが嫌だと言われてしまったら使うことができません。
ただ、ラインは最近ではさまざまな店舗のアカウントがあるので、ビジネス用としてラインを使用するのは抵抗がないのではないでしょうか。
ラインはビジネス用として使用し、カカオトークをプライベートにするのもいいでしょう。

メインでの連絡用とサブでの連絡用

もうひとつの使い分けのおすすめとしてはメインとサブとしての使い方です。
ラインをメインで使用しているとき、あまりないかもしれませんが、ラインが何らかの都合で使えないとき、カカオトークをサブにしておけば連絡ができないということはなくなるでしょう。
親しい友人同士、身内にはラインとカカオトークの両方をインストールしておいてもらえば、どちらかが使用できないとき役に立つのではないでしょうか。

カカオトークを浮気用として使う3つの理由

ラインを使用していて、本命と浮気相手を間違えて送ってしまったことはないでしょうか。
そういう間違いがないように浮気用としてカカオトークを使用している人が多いようです。
カカオトークが浮気用として使用される理由として以下の3つがあります。
浮気用に使用される理由①マッチング用掲示板がある
浮気用に使用される理由②セキュリティが優れている
浮気用に使用される理由③ラインでの誤送信を防ぐため

理由①マッチング用の掲示板が設置されている

浮気用に使用される理由のひとつとしてカカオトークにはマッチング専用の掲示板があります。
しかし、この掲示板はカカオトーク側が設置しているものではありません。しかし、利用者が多いので黙認されているのでしょう。
カカオトークの掲示板で浮気相手を探す人もいるのかもしれません。

理由②セキュリティに優れている(通知オフ・パスワードロック)

浮気するために使用されている理由の2つ目にセキュリティに優れているということがあります。
ラインでも適応されていますが、通知をオフにできたり、パスワードロックをかけておくことによりカカオトークを見ることができず、浮気を疑いづらい状況になるのです。
しかし、スマホをしょっちゅういじっているときには浮気を疑ったほうがいいかもしれません。

理由③LINEはメインで使っていて誤送信の可能性がある

理由の3つ目はメインではなく、サブとしてカカオトークを使用できることでしょう。
ラインで浮気をしていると誤送信のときに言い逃れができませんが、カカオトークを浮気用に使用していることにより誤送信を防ぐことができるのです。

出会い目的でカカオトークを始める際に理解しておきたい3つの危険性

浮気用、マッチング用に使用されることも多いカカオトークですが、そういう理由で始める前に危険性があることを承知していなければなりません。
どんな危険性があるかを説明していきましょう。
①未成年と出会う危険性
②詐欺などの危険性
③ストーカー被害の危険性

危険性①出会った相手が未成年

カカオトークには自分が成人であっても知り合った人が実は未成年であったという危険性が潜んでいます。
掲示板にはその人の個人情報がすべて載っているわけではなく、実年齢が書かれていないからです。
掲示板で知り合って実際に会うことは罪にはならないのですが、もし未成年と関係してしまうことは犯罪になってしまいます。
実際に会っても未成年かどうか分からない場合にはきちんと確認することも必要です。

危険性②美人局や詐欺の被害

特に男性の場合になりますが、危険性のひとつとして美人局(つつもたせ)があります。
きれいな女性と浮気できると喜んでついていったら怖い男性が出てきて・・・などという可能性があるので十分に気をつけましょう。
また、女性と付き合っていたら身内が病気だけどお金がないから貸してと言われた、などのドラマで見るようなものでも実際に出会うと本当のことに感じてしまうことがあります。
ほかにも詐欺には十分注意しましょう。

危険性③ストーカー被害に遭う

カカオトークを通じて知り合った人と付き合いが始まっても、しつこくされたから嫌いになったなどの理由で別れてしまうことがあるでしょう。
そうなったとき相手がストーカーになってしまう危険性があります。ストーカーから被害を受けるケースは減少傾向にありますが(警察庁データによる)被害は圧倒的に女性が多いです。
女性はハッキリと断れないため、男性がストーカー化してしまうのでしょう。
このような被害に遭わないようにするには、嫌なときにはハッキリと断ることが大切です。

まとめ

カカオトークとラインの違いを解説してきましたが韓国のSNS文化は多様で、ドラマなどでもSNSの画像が出てくるのがあり、大変興味深いです。
ラインを主に使用している人にとっては使いにくいかもしれませんが、さまざまな機能があるので試してみるのもいいでしょう。