目次
未読状態のLINEを削除したい場合
次に、未読状態のトークメッセージを消去する方法を紹介しましょう。
ここでは、削除ボタンから消す方法と、ブロックによって消す方法の2種類を説明します。
【未読のままトークを削除する方法】①削除ボタンを押す
LINEの未読トークメッセージを、既読をつけないまま削除する方法として、トークルームをスワイプして「削除ボタン」を押す方法が挙げられます。
トークルームを左方向へスワイプさせると、いくつかのメニューが表示されますので、この中の「削除」をタップすることで未読のままトークを消すことができるのです。
詳しい方法は、当メディアの別の記事でも紹介していますので、下記の記事もぜひご覧ください。
【未読のままトークを削除する方法】②ブロックする
もう1つ、未読のままトークを削除する方法としては、相手をブロックしてしまうという方法があります。
友達リスト上で、削除したいトークの相手をタップしてメニュー表示すると、その中に「ブロック」が出てくるのでそれをタップしてブロックを行います。
この方法によっても、既読を付けずに未読のままトークを削除することができます。
LINEで「送信取り消し」する方法とその条件とは?
LINEで一度既読になったメッセージは、未読に戻せないことを確認しましたが、送信したメッセージを「送信取り消し」として消すことが可能な場合があります。
送信取り消しとよく似たものとして、単なる「削除」がありますが、その違いは相手のトークルームからもメッセージを消せるかどうかです。
送信したメッセージが既読でも未読でも、基本的に24時間以内のメッセージは送信取り消しでますので、以下にやり方とその注意点を解説します。
未読には出来ないが24時間以内なら送信取り消しできるトークもある
「送信取り消し」機能を使えば、仮に相手へ送信したメッセージが未読ならば、内容を読まれる前に消すことは可能です。
ただし自分と相手両方のトークルーム内に、「メッセージの送信を取り消しました」という文面が残り、何かを送信してきたことはバレてしまいます。
この空白はかなり不自然な印象を与えかねない余白になりますから、逆に相手からどんなメッセージを送信したのか、聞き返されてしまうかもしれません。
この送信取り消し機能では、24時間以内に送信したメッセージは未読でも既読でも可能ですが、下記に示す条件では出来ないことに注意してください。
送信取り消しが出来ない条件とは?
上述した通り、原則24時間以内の送信メッセージは、送信取り消しをすることによって消すことが可能です。
しかし次のようなケースでは、送信取り消しが出来ませんから、その条件をよく確認しておいてください。
- 投票、日程調整、通話の履歴など
- アルバムやノートの作成履歴サムネイル
- LINE Payの送金、スタンプのプレゼント、LINEギフトなど
- 公式アカウント内で送ったメッセージ
- 送信相手のLINEアプリのバージョンが古い場合
- その他LINEの不具合・障害、通信環境の問題など
LINEを未読のままにすることの意味・意義とは何か?
メッセージアプリの代表格であるLINEが、メール等と最も異なる特徴とは、相手へのメッセージが読まれたのかどうか送信側で把握できることにあります。
つまり受け手側はどんな内容であれ、そのメッセージを読んだことが、既読として伝わってしまうことに大きな問題が存在するのです。
メッセージを送信した側にとっては非常にありがたい機能ですが、受け手側にはこれまでのメッセージアプリにはなかったプレッシャーがかかる可能性が考えられます。
以下にその意味と意義を説明していきます。
LINEの返信がストレスの原因になっている人には大きな意味がある!
LINEは多くの人の生活において、なくてはならない存在になりつつありますが、その反面でLINEがストレスの原因となっているケースも見られるようです。
それは相手から送られてきたメッセージを読み、既読状態が伝わっているのに何も応答しないことが、「既読スルー」という一種の無視行為とされる慣習に起因します。
既読スルーが相手に失礼だと感じながらも、返答に困ったり時間に追われたりして、時間が過ぎていくことを苦痛に感じてしまうプレッシャーになるのです。
未読のままにしてさえおけば、相手はまだ読んでいないと思いますから、意図的に未読のまま内容だけ確認したいというニーズが発生します。
「既読スルー」で相手を無視しているというある種の罪悪感?
既読スルーをしたために、親しい間柄のグループ内で嫌がらせやいじめがあったり、知らぬ間にグループから外されるなどのニュースがよく聞かれるようになりました。
それは学校の友達同士であったり、近所のママ友さん同士であったり、LINEが浸透する以前にはなかった現象です。
LINEは新しい利便性を実現した一方で、リリース以来ずっと、「既読スルーは無視である」という慣習が問題視され続けています。
親しい人には返信が遅くなることを伝えることも大事
親しい人とのやり取りであれば、相互に返信が遅いことがあると確認しあっておくことで、未読・既読はそれほど気にしなくても済むことでしょう。
そうでない間柄の場合でも、急用が出来た場合には先にその旨をメッセージしておくことで、既読スルーで無視しているのではないことを伝えられます。
送信する側としては、本当に急ぎの用件だったり重要度が高い場合には、LINEへ過度に依存しないようにする必要があるでしょう。
一言専用のスタンプを返すだけでもかなり有効!
LINEの利便性の1つとして見逃せないのは、「スタンプ」の存在です。
スタンプは無料で使えるものにも種類は多くあり、課金しないでもLINEポイントを貯めることで入手できる凝ったものもあります。
そしてスタンプの中には、伝えたい内容がそのまま含まれるような、説明的なものが増えてきました。
時間がない時などには、そうしたスタンプを予め入手しておくことで、返答をタップ1回で済ませることが可能になります。
文字打ちが面倒・苦手・遅いなどでLINEが苦痛になりがちな人にとっては、スタンプは活用の幅が広くあるでしょう。
まとめ
LINEでは既読を未読に戻すことは不可能なため、未読のままメッセージを見る方法をいくつか紹介しました。
未読を維持するための注意点、また未読状態のまま削除する方法、そして送信取り消しが可能な条件などについて細かく確認することが出来ました。
LINEの未読・既読機能は非常に便利な反面、無用な誤解を生むことも多いので、スタンプなど使い方を工夫してストレスにならないようにしましょう。