AI(人工知能)はいろんな分野で利用され始めています。この記事では、アート分野でのAI利用の例として、WOMBO Dreamhという絵を描くAIツールを紹介します。WOMBO Dreamは、スマホ・PCで使える無料ツールなので、試してみてください。
目次
WOMBO Dreamとは?
WOMBO Dreamは、絵画として表現したいイメージを示す100文字以内のキーワードと、アートスタイルを指定すれば、AIを使って抽象画を生成してくれるツールです。
いまや、AIは、絵画や音楽といったクリエイティブな分野にも利用され始めているのです。
このツールのキーポイントはAI。AIが利用者のイメージを表現する絵を描くのです。AIはさまざまなシーンで利用されています。あなたがスマホを使っている間にも、実はバックグラウンドでさまざまAIが動いているのです。
AIはこれまで、論理的・技術的なツールであり応用場面もそうしたシーンに限られていました。ところが、Dreamでは、絵画というクリエイティブな分野にAIが応用されているのです。
AIがアート・絵画を生成してくれる
Dreamでは、絵画というクリエイティブな分野にAIが応用されているのです。
Dreamが絵を描くやり方は人間とは異なっています。Dreamは利用者が入力した100文字以内のキーワードをAIで解析して、利用者の代わりに絵画を描くのです。人物画や風景画といった具体的なものを描くのではなく、入力されたキーワードにふさわしいイメージを抽象画にします。
TwitterにはDreamで生成した絵として以下のようなものがアップされています。
NovaureliaをAIに描かせたらすごいことになった
( ᷇࿀ ᷆ )#wombodream pic.twitter.com/6QNAqQXQR9— ミズハシアヤカ | Novaureliaの中の人🌕 (@nova_aurelia_) February 13, 2022
(出典:https://twitter.com/nova_aurelia_/status/1492809520199847939)
普通の人間では描けないようなインパクトのある絵が描かれています。抽象画ですが、決して意味のないものではなく、人の情感に訴えるものが絵画から感じられませんか。
無料で利用できる
WOMBO Dreamは、ブラウザやアプリとして提供されており、スマホなどにも無料でダウンロードしてインストールできます。そして、実際にDreamで絵を作成して画面に表示させるのは無料です。
16種類のアートスタイルから選択できる
AIが描く絵画のイメージをあらかじめ、16種類のアートスタイルとして用意されています。このアートスタイル選択することで、同じキーワードを入力しても、異なるスタイルの絵画が出来上がります。いわば、利用者のその時の気分を絵画に持ち込むようなものといえます。
AIが毎回異なる作品を生成
Dreamは、同じキーワードとアートスタイルを指定した場合でも、異なる絵画を作成します。逆に言えば、一回目にした絵は保存しない限り、二度とお目にかかれないのです。このため、少しでも気になる絵画に出会ったら、保存しておくのがよいでしょう。
日本語と英語でテキスト入力できる
Dreamがサポートする言語は英語です。したがって、キーワードも英語で入力するのが普通のお使い方です。
日本語でキーワードを入力したからといってエラーとなるわけではありません。ただし、同じ意味の単語を英語と日本語で入力した場合は、英語の方が正しく意味がDreamに伝わるようです。