Zenlyでは位置情報を共有させることで、新たなコミュニケーションを生み出すことができるアプリでした。
ベストフレンドという機能も搭載されており、若い世代を中心に人気だったのですが、2023年2月3日にサービス終了となっています。
今回はZenlyのベストフレンドがどのような仕組みだったのかという解説に加えて、サービス終了後の代替人気アプリを紹介します。
目次
Zenlyとはどんなアプリだったのか(現在はサービス終了)
まだ位置情報を共有するというサービスがなかった当時、Zenlyは位置情報共有アプリを浸透させたといってもいい画期的なアプリでした。
友達や家族との待ち合わせはもちろん、スマホを紛失した場合や災害の安否確認など、様々な使い方ができるZenlyは、若い世代を中心に人気を博したのです。
しかし2023年2月3日、Zenlyはサービス終了となりました。
多機能コミュニケーションツールとして4,000万人ものユーザー数を誇っており、サービス終了前はGooglePlayでのダウンロード数は1億を超えていたアプリです。
若い世代は友達の位置情報を知る目的で、また親世代のユーザーはお子さんの居場所を確認するために利用する方が多かったようです。
人気が高かったZenlyのユーザーは今、どのような位置情報アプリを利用しているのでしょうか。
後ほど、Zenlyのユーザーだった方々が利用している、代替アプリについて紹介します。
Zenly(ゼンリー)でベストフレンドのなり方は?
Zenlyにはベストフレンドという機能があります。
やり取りが多い友達、一緒にいることが多い友達を選出できる機能です。
ベストフレンドのなり方は、下記の3つにより自動的に決定される仕組みになっています。
- チャット
- バンプ
- 一緒に過ごした時間
手動で自分が好きな人をベストフレンドに設定することはできず、あくまでもZenlyが選出するという機能でした。
Zenlyのベストフレンドは相互ではない可能性もある
Zenlyでのベストフレンドは相思相愛ではありません。
あなたが過ごした時間よりも過ごした時間が長いユーザーが別にいれば、そのユーザーがベストフレンドです。
そのため「ベストフレンド」という名前が付いていますが、お互いがベストフレンドであるということではない可能性があります。
Zenlyを3Dtouchした際にベストフレンドが表示される場所
実はZenlyで3Dtouchした際に出てくるポップアップにはハートマークがついているものがありました。
普通のZenlyユーザーではハートマークだけが表示され、名前が表示されません。
しかしベストフレンドがいるとそこに「ベストフレンド」と表示されていました。
3Dtouchでベストフレンドが表示されるように、利用されていた方は、Zenlyでの活動を活発化させるなどしていたようです。
Zenlyの登録方法
登録は以下のように行っていました。
- Zenlyをインストールする
- 「登録&承諾」をタップしてニックネームを入力
- 誕生日・電話番号を入力
- SMSで送信されてくる認証コードを入力
- パスコードを設定し「現在地」をタップ
- 位置情報許可のポップアップが表示されるので「常に許可」をタップ
- 連絡先へのアクセスがポップアップで表示されるので「OK」をタップ
現在はサービス終了となっていますので、登録はできません。
Zenlyの主な機能
Zenlyにはベストフレンド以外の機能がたくさん搭載されています。
- 位置情報の共有
Zenlyでは位置情報を共有することによって、新しい友達を発見することも可能 - 友達追加
Zenly上では友達追加ができ、「電話帳への登録」「Zenlyの利用」が条件 - プライバシー
プライベートモード 知らない相手からの友達申請は不可
ゴーストモード 位置情報の共有を制限できる