セーフモードとは必要最小限のドライバだけを起動させることで、PCに問題が起きたときによく使用させるものです。セーフモードで起動し、削除できないファイルを削除できるかを確認してみてください。
目次
⑥コマンドプロンプトから削除する
コマンドプロンプトとは文字入力だけで行うものです。そのため入力の際にミスしてしまうと予期しない不具合が起きる可能性があるため、データをバックアップするなどして自己責任で行ってください。やり方を説明します。
①Windows+Rキーを同時に押下→ファイルを指定して実行
②cmdと入力→「OK」
③コマンドプロンプトに(del \\?\)と入力(この際delと\\?\の間に半角スペースが必要)
④削除できないファイルをコマンドプロンプトにドラッグandドロップ
⑤ファイル名が(”)に囲まれているのを確認しエンターを押下
⑦ファイルシステムを修復する
該当のファイルを削除できるようにするためにはファイルシステムの修復が必要になってきます。修復についてはWindowsが起動するかしないかによって修復の仕方は変わってきます。それについては後ほど詳しく説明します。
⑧強制削除ソフトを使用する
どうしても削除できないというときにはソフトを利用するという手があります。不必要なファイルを完全に消去することができます。
EaseUS Partition Mastert
このソフトはWindowsと互換性があり、また、無料でダウンロードできます。このソフトを利用することでPC自体の容量を確保することもできるのでおすすめです。
壊れたファイルシステムを修復する方法
壊れているファイルをどうすれば修復できるのかは、なかなか難題です。しかし、いくつかのやり方で修復できるので、それらを実行してみることをおすすめします。
エラーチェックで修復する
Windows10に搭載されているツール、(ディスクのチェック)で壊れているファイルを修復できるかを試してみてください。やり方を説明します。
①ファイルシステムがあるドライブを右クリック→(メニュー)「プロパティ」から「ツール」→「チェック」という順序で選択
②「ディスクのチェック」で「不良セクターをスキャンし回復する」と「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」各々にチェックし「開始」
この操作によってファイルシステムが修復されます。
Windows8では少し操作が異なるのでやり方を説明します。
①ファイルシステムがあるドライブを右クリック→(メニュー)「プロパティ」から「ツール」→「チェック」という順序で選択
②「エラーチェック」から「ドライブの修復」→再起動時に修復するを選択
コマンドプロンプトで修復する
Windowsが正常に起動できない場合でも、コマンドプロンプトを使用して壊れたファイルシステムを修復する方法があります。やり方を説明します。
①Windows+Rを同時に押下→「ファイル名を指定して実行」を選択
②ボックスが出てくるので(cmd)と入力しOK
③管理者としてコマンドプロンプトを起動させる
④「chkdsk c:(対象のファイルシステムがあるドライブ) /f」入力し、エンターキーを押下