Windows10の64bit版のメリットとして、メモリの増設が可能になる点も特徴です。上記でも紹介した通り、クリエイティブな作業をする際にメモリが足りないと感じることがあると思いますが、64bit版にすることでメモリを増設し問題を解消することができます。
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2TB以上のストレージ搭載可能
普段使いしている分には大きなストレージは必要ありませんが、クリエイティブな作業を行うとどうしてもデータが膨大になっていくので大容量のストレージが必要になります。64bit版にすることで2TB以上のストレージも対応できるようになるので、大きなメリットです。
64bit対応ソフトが使用可能
Windows10の32bit版とWindows10の64bit版では対応するアプリケーションにも違いがあります。2021年現在は64bitに対応するアプリケーションが増えてきているので、そこまで気にすることはないのでどちらか迷った時は64bit版を選んでおいた方が確実です。
32bit版に対応していないソフトも出てきているので、64bit版をインストールするメリットにもなります。
Windows10の64biy版にアップグレードするデメリット
では、Windows10の64bit版をアップグレードするデメリットの紹介もします。メリットがあればデメリットもあるのも当然です。メリットとデメリットを天秤にかけてアップグレードするか検討をして下さい。
アップグレードにはクリーンインストールが必要
Windows10を64bitにアップグレードするにはOSのクリーンインストールが必要です。簡単にいうと初期化です。初期化するのはデメリットです。当然今あるデータはなくなってしまうので、バックアップの作成とクリーンインストール後には元々使っていたアプリケーションの再設定などが必要です。
特にアップグレードする必要性を感じていないならバックアップの作成やアプリケーションの再インストールや再設定などの手間を考えるとわざわざする必要はありません。
パソコンが起動できなくなる可能性もある
クリーンインストールの手順はMicrosoftの手順書通りに行うのでそこまで難しいことではありませんが、失敗することもあります。失敗するとパソコンが起動できなくなることもあるので、あまり詳しくない方はデメリットの方が大きくなるのでアップグレードしなくても問題ありません。
Windows10の32bit版のメリットは旧型PCの利用が可能
では、次はWindows10の32bit版のメリットを紹介していきます。基本的には64bit版は32bit版の上位互換だということを理解しておきましょう。