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対処法7.チェックディスクを実行する
ハードディスクにしろ、SSDにしろ、ディスク領域はWindows10が可能なようにフォーマットされています。長い期間ディスクを使用して、読み書きや削除を繰り返していると、ディスク表面の物理的な不具合やフォーマットされた論理的な領域の不具合が発生することがあり、これらの領域のファイルは使用できなくなります。
チェックディスクを実行することでこれらの不具合を解消して利用可能領域を増やせる可能性があります。
cドライブの容量不足となった場合は、ファイルなどの整理が一段落した時点でチェックディスクを実行してディスク領域をキレイにしておくとよいでしょう。
対処法8.ハードディスクを交換もしくは増設する
Windows10パソコンはディスク領域を使用しながら動作します。ディスクをこまめに整理して、あまり使わないデータはDVDやBDに焼くなどして領域を確保しても、すぐに、新しいデータなどで領域が使用されてしまいます。
こうした場合は、ハードディスクの換装や増設を検討することもよいでしょう。最近は、USB接続でテラバイト単に外付けディスクが比較的安価に入手できるので、そうしたものを利用すれば簡単に増設できます。
なお、cドライブの換装は、パソコンの専門知識を要しますので、自身のある方以外は増設の方がおすすめです。
対処法9.ストレージの一時ファイルを削除する
各種アプリケーションやWindows10が実行時に使用するファイルなどを一時ファイルとよびます。これらの一時ファイルは削除されずにcドライブにたまっていくものも多く、容量不足の原因にもなります。
スタートメニュー⇒設定⇒システム⇒記憶域とクリックし、記憶域の画面から一時ファイルの削除を選択します。
対処法10.デフラグしてファイルの断片化を解消する
Windows10パソコンを長く使っていると、cドライブの断片化(デフラグ)が進み、クセス効率が落ちてきます。デフラグも解消してOSアクセス効率を改善しましょう。
対処法11.OneDriveオンデマンドでディスク消費を減らす
現在のWindows10では、クラウド上のストレージであるOneDriveを5GBまでは無料で利用可能です。ちょっとしてデータであれば十分保存できますので、利用するとよいでしょう。
対処法12.ドライブを圧縮する
古いWindows10パソコンでは、cドライブが数百ギガバイト以下ということもあるでしょう。画像や映像、音楽、ゲームなどを利用する場合はすぐにディスク容量不足となりがちです。
ディスクの増設なども難し場合は、ディスクの圧縮を検討しましょう。cドライブを圧縮すると、大幅に使用可能領域も増えますが、、アクセススピードが遅くなる、Windows10のトラブル時はデータにアクセスできないなどのデメリットがありますので注意が必要です。