目次
エポスカードのメリット
0120999443からのエポスカードの勧誘電話については、基本的に対処しなくても問題ないことを説明しました。
では、このエポスカード自体にはどんなメリットがあり、どんな特徴があるのでしょうか。
営業電話をきっかけに、エポスカードのメリットとデメリットにも触れていきましょう。
メリット①入会金や年会費が0円
メリットとして第一に挙げられるのは、入会費・年会費が永年無料であり、年会費無料継続の条件も無いので気軽に作成できることでしょう。
また、エポスATMに限って言えばATM手数料は原則無料であり、ETCカード発行手数料が無料で維持費も無料というようにサービスが充実しています。
キャッシングについてはかつて、30日間キャッシング利息無料というキャンペーンがあったのですが、残念ながら現在は廃止となりました。
ただし、通常のクレジットカードと同じように、カード発行のための与信審査はありますのでご注意ください。
メリット②海外旅行時の保険が付帯している
エポスカードは一般VISAカードの場合ですと、その海外旅行の費用をカード払いにした際には、旅行傷害保険が付帯されます。
ランク上位の「ゴールド」「プラチナ」の種別によって、保険の付帯条件や保険金額などは変わってきます。
かつてはカードの利用有無は条件に問われなかったようですが、現状は旅行費用を同カードで支払うことが原則です。
下記は一般VISAカードの場合での、保証額の一例ですので、詳細については「エポスカードの保険」のサイトをご覧ください。
海外旅行保険の種類 | 補償額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故限度) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病限度) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 |
メリット③クレカ積立に対応している
エポスカードはクレカ積立にも対応しており、tsumiki証券で投資信託を実施しています。
クレカ積立で使用した分もポイントに反映される上に、そのポイントでも投資信託できるので、貯蓄したい人に向いたクレジットカードとも言えるでしょう。
メリット④ポイントの交換先が比較的多くある
エポスカードは家賃・公共料金の支払いにも対応していますから、ポイントを貯めるための支払い用途が幅広い点で、ポイントは貯めやすいとも言えます。
カード利用からのポイント還元率は、200円に1ポイントと他社に比べ低めですが、ECサイトのキャンペーンでは高い還元率になる場合も一部あるようです。
ポイントの利用については、ポイント交換先が比較的多くありますので、使い道がなくて困るということはあまりないかと思われます。
クレジットカードは各社とも競争が激化しており、よりお得なカードが次々に誕生しつつあるので、エポスカードだけの優位性はやや低くなってきました。
ですが下記のような相互ポイント交換可能や、景品・ギフト券などがありますので、チェックしておきましょう。
ポイント交換 | JALマイル(1,000ポイント→500マイル) ANAマイル(1,000ポイント→通常500マイル) dポイント(1,000ポイント→1,000dポイント) au(1000ポイント→1000pontaポイント) |
---|---|
景品・ギフトカード交換 | 家電、日用品、食料品、VJAギフトカード etc... |
その他 | VJAギフトカード・全国共通商品券(1000ポイント→1000円) ユニセフなどへの寄付(500ポイント以上~500ポイント単位にて) |
メリット⑤ゴールドカードを無料で手に入れられる可能性がある
またいくつかの条件のクリアと、あとは偶然・運任せの要素が強い内容ですが、ゴールドカードを実質無料で手に入れられる可能性もあります。
本来ゴールドカードは、年会費に5000円が必要なのですが、「インビテーション」というシステムでカードの無料グレードアップが受けられることがあるのです。
インビテーションの条件は明確にされていませんが、下記の3つの条件のクリアは必須ではないかと噂されています。
- 1年間でエポスカードを50万円以上利用している
- エポスカードに入会してから期間が1年以上経過
- 延滞トラブルがない
もちろん上記の3条件を満たせば、全員がインビテーションを受けられるわけではないですから、過剰な期待はしないようにしてください。
エポスカードのデメリット
次に、エポスカードについてのデメリットを紹介しましょう。
デメリットを知ることで、自分に必要ない・合わないといった事態にも備えることが出来るので一読しておくことをおすすめします。
デメリット①家族カードを発行できない
エポスカードには家族カードという位置付けのカードが存在しておらず、他社のように家族カードを発行できない点はデメリットの1つです。
家族カードサービスに似ている「エポスファミリーゴールド」を、エポスゴールドカード・エポスプラチナカードから、発行することはできます。
しかしこの方法は条件としてはハードルが高く、家族カードを持ちたいと考えている方には、エポスカードは向いていないと言えるでしょう。
デメリット②ポイントの還元率が低い
メリットとしてポイント交換先が比較的多いという点を述べましたが、エポスカードでのポイント還元率は0.5%であり、他社カードと比べて低めな点はデメリットでしょう。
キャンペーンなどでポイントが2~30倍ということがあるせいなのか、ポイント還元率は低め設定されているとも言われています。
丸井系の店舗などに限れば利便性があっても、汎用的に使うクレカとしては、ポイント還元率の低さはマイナス面かもしれません。
まとめ
0120999443からの電話はエポスカードの保険勧誘の営業電話であり、基本的には出る必要がないことについて解説しました。
エポスカードと関連する用件の可能性があるとすれば、滞納や重要なお知らせの場合には郵便が先にあるはずで、電話ならば「03」始まりの代表番号などからかかってくることが多いと思われます。
0120999443のような勧誘の営業電話への対処法については、本記事で上述したような段階的な対処法で、ほぼ解決できることでしょう。
営業電話だとわかっている場合には、しっかり断りを述べるか、あるいはすぐにでも着信拒否にしてしまってもほとんどの場合問題ありません。